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2007/5/10

『この世の外へ クラブ進駐軍』  映画道

『この世の外へ クラブ進駐軍』

2003年日本映画 123分
脚本・監督:阪本順治
出演:萩原聖人(広岡健太郎)、オダギリジョー(池島昌三)、MITCH(浅川広行)、松岡俊介(平山一城・ジョーさん)、村上淳(大野明)、ピーター・ムラン(ジム)、シェー・ウィガム(ラッセル・リード)、前田亜季(依田涼子)、高橋かおり(英子)、哀川翔(ジェリー・ナカタ)、真木蔵人(ケリー・ツカモト)、池内万作(堅田常政)、大杉漣(広岡正吉)、田中哲司(平山一久)、根岸季衣(平山光江)、風間舞子(チェリーのママ)、田鍋謙一郎(チビ太・近田)、中沢青六(権藤)、徳井優(労働者)、小倉一郎(キンさん)、光石研(傷痍軍人)、デイヴィッド・ブラウン・Jr(ルーサー)、一ノ瀬蘭丸(明の弟・大野太郎)、ささの翔太(浮浪児)、ささの友間(浮浪児)、ささの堅太(浮浪児)、ささの貴斗(浮浪児)、長曽我部蓉子(ストリッパー・ヨウコ)、つぐみ(茂子)、阿部美寿穂(時子)、蜷川みほ(初子)、川屋せっちん(ヤジ馬)、三浦景虎(電柱の男)、伊藤聖夏(美空つばめ)




復員した楽器屋の息子・広岡健太郎は、軍楽隊の先輩・平山一城がジャズバンドで演奏していることに驚く。月日は流れ、1947年、春。健太郎はウッドベースの平山、ピアノの大野明とともにラッキーストライカーズというバンドを組み、テナーサックスを演奏していた。息子・ダニーを亡くしたばかりの軍人ジムが経営するEMクラブでの演奏日、ドラムの補充としてやってきた池島昌三が素人だと分かり、代わりに平山がドラムを叩くが、お粗末な演奏に途中で喧嘩騒ぎが起こり、ラッセルという軍人には馬鹿にされる始末。健太郎はクラブでトランペットを演奏していた浅川広行に目を留め、バンドにスカウトする。神戸から来たという浅川の演奏の腕は確かだったが、ヒロポン中毒を抱えていた。BARチェリーで飲んだ後、行き場のない池島は平山に着いて行く。平山は音楽に反対する兄・一久への当てつけのため、池島を部屋に連れ込む。一方、大野の行方が分からなくなっていた種違いの弟・太郎は、トンネルで寝ていたところを浮浪児たちに靴を取られ、片足を失った傷痍軍人・堅田に声をかけられる。後日、池島はクラブで歌う歌手・依田涼子と知り合って惹かれるが、彼女の不用意な発言に激怒し、クラブを飛び出してしまう。

決して悪い映画ではないんだけどなぁ。
ちょっとあれやこれや詰め込み過ぎて、一つ一つのエピソードが散漫になっている印象。
せめて、健太郎とラッセルが友情を育んでいくエピソードが一つの軸となってくれればよかったのだが、萩原聖人さんが主役にしてはちょっと弱い。そのために、タイトルにもなっている「この世の外へ(Out of This World)」の演奏シーンで盛り上がりに欠けた。

オダギリジョーさんは脇役ながらさすがの存在感。
自分の名前を説明するときに「不忍池の池に大島紬の島」と言うところや、ウッドベースを弾くフリをするときの表情も可笑しかったし、訳の分からないたとえで仲間の喧嘩を仲裁して飛び出したかと思えば、すぐに戻ってきて「ごめんなさい。言い過ぎました」と謝るところなども絶妙な間で笑わせる。
ちなみに本作の撮影は笠松則通さん。最新作『東京タワー オカンとボクと、時々、オトン』でも撮影を担当されている。
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