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2007/4/24

『檸檬のころ』  映画道

『檸檬のころ』
れもんのころ

2007年日本映画 113分
脚本・監督:岩田ユキ  原作:豊島ミホ
撮影:小松原茂  美術:仲前智治  衣装:青木茂  編集:日下部元孝
音楽:加羽沢美濃  主題歌:林直次郎(平川地一丁目)「hikari〜檸檬のころ〜」
出演:榮倉奈々(秋元加代子)、谷村美月(白田恵)、柄本佑(佐々木富蔵)、石田法嗣(西巧)、林直次郎[平川地一丁目](辻本一也)、浜崎貴司(担任・丹波先生)、石井正則 [アリtoキリギリス](金子晋平)、織本順吉(金子商店主人)、大地康雄[特別出演](白田恵の父)、中村麻美(保健室・咲子先生)、山田辰夫(秋元加代子の父)、伊藤さやか(秋元加代子の母)、田島ゆみか(大住志摩)、波瑠(吉井薫)、島田悟志(ドラムス・林尚弘)、嶋崎徹(ヴォーカル・藤山剛史)、小林百合子(白田恵の母)、仲村瑠璃亜(高塚のぞみ)、田村恵利(永井美香)、積田佳代子(柿谷真希子)、吉野憲輝(白田恵の弟)、新島成孝(佐々木章蔵)、吉田涼(佐々木海老蔵)、佐藤望[RADIO BERRY](ラジオの声)




とある地方の小さな町。高校3年生の秋元加代子と白田恵はそれぞれ進路の選択を迫られていた。吹奏楽部で指揮者を務める加代子は成績も優秀で、東京の大学への進学を希望していた。野球部の西巧は中学校の頃から加代子に想いを寄せていたが、加代子の気持は強引に迫ってくる野球部のエース・佐々木に傾いていた。夏の予選が終わり、加代子と佐々木は付き合い始めるが、東京の大学に行く余裕がないという佐々木と加代子との距離は開き始める。一方、音楽ライターを目指している恵は、ウォークマンを持ち込み、授業中も音楽雑誌を読んでいるため、教師たちから目をつけられていた。ある日、恵が立入禁止の屋上に登って音楽を聴きながらノートを書き留めていると、同じクラスの辻本一也がやってくる。恵は音楽に聴き入っている辻本のことが気になり始める。2学期に入り、同じ生物教室の掃除当番となった恵と辻本は、音楽談義で盛り上がる。そんな折、1つ下の従妹・大住志摩が書いた文章が音楽雑誌に載り、恵はショックを受ける。恵は、バンドを組んでいる辻本に文化祭で演奏するオリジナルの歌に詞をつけて欲しいと頼まれるが、思うように書けずにいた。辻本に誘われて高台からの夕焼けを観に行った恵は、自分の思いを伝えようとするが、辻本には彼女がいることが判ってしまう。それは同じバンドのメンバーで、志摩の友人でもある吉井薫だった。そして迎えた文化祭当日。辻本たちの演奏を聴いた加代子は、作詞をした恵に「すごくいい歌詞だった」と伝える。やがて大学に合格した加代子が東京に旅立つ日がやってくる。

谷村美月、谷村美月、谷村美月!
榮倉ちゃんには悪いが、もうそれに尽きる。
一応、ダブル主演という扱いなのだろうか。スチール写真などでも2人が写っているものがあったので、てっきり親友かなにかなんだと思っていたら、絡むシーンはごくわずか。冒頭と終盤に出てくる卒業式前日の校庭でのシーン(敬礼が可愛いんだ、また。笑)、進路指導を終えた加代子が、カーテンの向こうで音楽を聴いている恵に話しかけるシーン、文化祭で歌詞がよかったと伝えるシーン。
それ以外は2人それぞれの恋愛話略してコイバナが綴られていくが、どちらかと言うと恵の方に重点が置かれていたように感じたのは単なる贔屓だろうか(笑)。
笑ったり落ち込んだり表情も豊かで、自転車を漕いだり、文化祭の校内を走り回ったりする動きにも躍動感が漲っている。

榮倉ちゃんが損をしているのは、加代子というキャラクターに深みがない点。
まず、なぜ東京に行きたいのかという理由が明確ではない。
田舎が嫌い、というのは多少匂わせているが、佐々木と付き合い始めた後では、さほど東京に出る必然性が感じられない。音楽ライターになりたいという明確な目標を持っている恵とは、その点で大きく異なる。
西との関係もよく分からないが、佐々木が打席に立つときのテーマソングに、西が中学校のときに使っていた「ルパン三世」を選んだときに「何で?」と聞き返したということは、西に気持があったということではないのか。それなのに、その帰りの電車で西と出くわしたときには佐々木が好きだと伝えているため、彼女の真意がどこにあるのかつかみづらい。
これは相手が柄本ジュニアだというのも大きいよな。ラヴシーンが似合わなさ過ぎて、自転車の二人乗りをした後で「髪に触ってもいい?」と聞くシーンなんてかなりアブない感じで、榮倉ちゃんに思わず同情してしまった(笑)。
これがもう少し納得のできるカッコよさがあればなぁ…。


★★1/2
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