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2007/4/1

『アルゼンチンババア』  映画道

『アルゼンチンババア』

2007年日本映画 112分
脚本・監督:長尾直樹  脚本協力:金子ありさ
原作:よしもとばなな  絵:奈良美智
撮影:松島孝助  美術:池谷仙克  編集:高橋幸一
音楽:周防義和  主題歌:タテタカコ「ワスレナグサ」
出演:役所広司(涌井悟)、堀北真希(涌井みつこ)、鈴木京香(アルゼンチンババア/ユリ)、森下愛子(滝本早苗)、小林裕吉[新人](滝本信一)、手塚理美(涌井良子)、岸部一徳(うなぎ屋・白井順三)、きたろう(警察官・犬塚幸吉)、田中直樹(マッサージ師見習・向井守)、菅原大吉(テイラー・大木戸哲)、渡辺憲吉(酒屋・伊勢賢二)、桜井裕美(白井の愛人・みすず)、有坂来瞳(向井を訪ねる女)、唯野未歩子(看護師)、石垣光代、真下有紀、石井光三(建設作業員)、佐伯新(葬儀屋)、川屋せっちん、愛実、古田大虎(白井リョウ)、河口瑛将(リョウの弟)、橋本くるみ(少女時代のみつこ)、福士大貴(少年時代の信一)、玉山蒼、猪俣莉帆(少女時代のみつこの友人・細田静)、井上肇(産婦人科医)、澤山薫、天野れい子、丸山歩乃佳、高橋昌





高校生のみつこは小さな町で両親と暮らしていたが、入院していた母・良子が死んだ日、涌井石材を営む父・悟が姿を消す。みつこは通夜のための寿司桶を運ぶ途中、回生堂治療院に立ち寄り、見習の向井からマッサージを受けながら涙を流す。それから半年、回生堂の受付でアルバイトをしていたみつこの下に、うなぎ屋の白井から町のはじっこにあるアルゼンチンババアの屋敷で父の車を見つけたという連絡が入る。アルゼンチンババアはかつてはタンゴやスペイン語を教えていたが、今では頭がおかしくなったと噂されていた女性だった。みつこが屋敷を訪れると、アルゼンチンババアことユリは彼女をハグする。みつこはユリの臭いで気を失うが、目を覚ますと屋上から石を削る音が聞こえてくる。そこには変わり果てた姿の父・悟がいて、曼荼羅を作っていた。その話を聞いた悟の妹でスナック「楓」を営む早苗と息子の信一は、悟が曼荼羅の真ん中にユリを入れると聞いて連れ戻すことを諦め、ユリの作ったラーメンを食べ、蜂蜜を土産にもらって帰る。怒ったみつこは夜中、御影石を奪いに再度、信一のバイクで屋敷を訪れるが、屋上で父とユリがタンゴを踊っているのを目撃し、一目散に立ち去る。ところがみつこの運転するバイクは田んぼに突っ込み、首を負傷する。このままではいけないと焦った早苗は、良子の墓石を彫れば悟が正気に戻ると考え、御影石を持って屋敷を訪れるが、悟は聞く耳を持とうとはしなかった。その後、ユリが倒れ、妊娠4ヶ月であることが発覚する。悟は一緒に育てるというが、ユリに「あなたはまずみつこさんのお父さんになるの」と言われ、家に戻り、良子の墓石を彫り始める。

どだい逃げる人間を主人公にして面白い話になるはずがないのである。
父親が失踪するのはいいとして、そこに何かしら理由付けがなされるものだとばかり思っていたが、墓石を彫ったら妻の死を認めることになるからとは「一体、いくつだよおっさん」と思わずにはいられない。
そのくせアルゼンチンババアと恋仲になって妊娠までさせてるとは…。
みつこがこの出鱈目な父親の行動を理解してしまうのが理解できない(笑)。

これはもう方々で書かれているが、鈴木京香さんがどうにもアルゼンチンババア役にはそぐわない。妊娠したことが発覚したとき、早苗が「あの年で?」と驚くが、とてもじゃないが妊娠できない年には見えないし、その他の設定やら役割がよく分からない。
彼女特製の蜂蜜がうなぎ屋やら酒屋に性欲促進剤のような効果をもたらすわけだが、悟にもそれを使ったんだろうか。
みつこにしても最初こそ制服を着ていたが、その後は学校行ってたのか?というぐらい学校の描写が出てこないし、パン屋になりたいという夢も一体どこから出てきたのかよく分からなかった。
肝心のタンゴシーンも今ひとつ。そもそもなぜにアルゼンチン?(笑)

そうそう、少年時代の信一役を演じた子の名前をほとんどのところが“福土”としているが、正しくは“福士”。何も考えずによそから情報を丸写しにするから間違いがどんどん増殖してしまっている。可哀想に。


★★

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2019/1/5  21:57

投稿者:法水

>フクシさん
1年遅れのレスですみません。
こういう細かいことが気になる質なんです。笑
ネットの情報は疑ってかかるべきという教訓になりますね。

2018/1/9  19:39

投稿者:フクシ

初めまして。当時アルゼンチンババアに出演していた福士大貴本人です。
先ほど偶然この記事を発見しました笑
自分やその周りでも当時は「おいおい」と思いましたが、まさかご指摘してくれた方がいたとは驚きです。
ありがとうございました!

2007/4/4  23:46

投稿者:法水

>すっかりコメディーと勘違い
それはアミダババアの影響でしょうか(笑)。

>鈴木京香にババアというのは酷い
原作では50歳の設定らしいんですが、彼女がいくら薄汚れた格好をしても綺麗に見えちゃうんですよね(笑)。

2007/4/4  6:51

投稿者:ミミズク

アルゼンチンババアなどというタイトルだったので、すっかりコメディーと勘違いしてしまいました。<悔しい!>
タンゴというのはアルゼンチンから起こったからこんな名前つけたんでしょうが、それにしても鈴木京香にババアというのは酷いですね。(笑)

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