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2007/3/31

『魚影の群れ』  映画道

『魚影の群れ』

1983年日本映画 140分
監督:相米慎二  脚本:田中陽造   原作:吉村昭
出演:緒形拳(小浜房次郎)、夏目雅子(小浜トキ子)、佐藤浩市(依田俊一)、十朱幸代(アヤ)、三遊亭円楽(エイスケ)、下川辰平(浅見)、矢崎滋(新一)、レオナルド熊[コントレオナルド](熊谷課長)、石倉三郎[コントレオナルド](水産業者・岸本)、工藤栄一(屋台のオヤジ)、寺田農(大間の警察官)、木之元亮(漁師)、伊勢将人(少年)、伊藤裕平、かわいのどか、石川慎二




下北半島の大間でマグロ漁の漁師をしている小浜房次郎は妻・アヤに出て行かれ、今では娘のトキ子と二人暮らし。ある日、トキ子が陸奥で喫茶店を営む青年・依田俊一と会って欲しいと言い出すが、房次郎はろくに話を聞こうともしない。後日、房次郎は俊一の喫茶店を訪れ、「漁師はロクな稼業でねぇ」と言い、トキ子と結婚するという俊一を殴りつける。それでも俊一は店を引き払って大間に移り住み、房次郎に船に乗せて欲しいと頼み続ける。ようやく第三登喜丸に乗せてもらう俊一だったが、連日の船酔いに苦しめられる。不漁の日が続いた後、遂にマグロの群れと遭遇するが、糸が俊一の頭に巻きつき、流血する惨事となる。トキ子は人の命よりマグロが大事なのかと父をなじり、俊一と町を出て行く。一年後、北海道の伊布港に上陸した房次郎は、20年ぶりにアヤに再会する。房次郎はアヤを迎えに来たヒモの新一を徹底的に打ちのめす。伊布で初めてテグスを切られた房次郎は、大間に戻ってからも船を出そうとはしなかった。そこへ船を買い、結婚したトキ子と俊一が大間に戻ってくる。そんな中、トキ子の元に沖に出て行った俊一が帰ってこないという報せが入る。一晩待ったトキ子は房次郎を訪れ、俊一を探して欲しいと頭を下げる。

相米慎二監督はお気に入りの監督さんだったが、観ている間はこれが相米作品であることを忘れてしまっていた。それほど他の作品とは色が異なり、こんな荒々しい作品も撮っていたのだとちょっと意外だった。
それでも得意の長回しによるマグロ漁のシーンは迫力に溢れ、本物の漁師の船に乗り込んだかのよう。緒形拳さん、佐藤浩市さんともに秀逸。
夏目雅子さんは『鬼龍院花子の生涯』に続いての体当たり演技。
この作品で初ヌードを披露した十朱幸代さんも含め、画面から生が横溢している。
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