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2007/3/26

『モーツァルトとクジラ』  映画道

『モーツァルトとクジラ』
Mozart and the Whale

2005年アメリカ 94分
監督:ベッター・ネス  脚本・製作:ロン・バス(ロナルド・バス)
出演:ジョシュ・ハートネット(ドナルド・モートン)、ラダ・ミッチェル(イザベル・ソーレンソン)、ゲイリー・コール(上司ウォーレス)、アレン・エヴァンジェリスタ(スキーツ)、シーラ・ケリー(ジャニス)、エリカ・リーセン(ブロンウィン)、ジョン・キャロル・リンチ(グレゴリー)、ネイト・ムーニー(ロジャー)、ラスティ・シュウィマー(グレイシー)、ロバート・ウィズダム(ブルーム)、クリスタ・キャンベル(精神科医)




アスペルガー症候群を抱えるドナルドは、数字に異常な執着心を示し、タクシーの運転手をしても長続きしない。そんな彼が同じような障害を抱える仲間とともに開いている集会に、美容師のイザベルが初めて参加する。公園で男と女に別れてこれまでの人生を話していたところ、思ったことを何でも口にしてしまうイザベルがレイプされた話をして騒ぎを起こす。イザベルはドナルドと言い合ってその場を後にするが、お互いに惹かれあうものを感じていた。数日後、作家のグレゴリーに頼まれてドナルドは彼女にハロウィンに誘おうとするが、逆に翌日のランチの約束をさせられてしまう。そしてハロウィン当日。クジラに扮装したドナルドが、待ち合わせの場所に行くことができずにいたところ、モーツァルトに扮装したイザベラが彼の家を訪れる。特別な一夜を過ごした二人は、別れ際にキスをする。やがて一夜をともにした二人は仲間内でも公認の仲となる。ある日、イザベラはドナルドに大学病院での職を探してきて、一緒に暮らし始める。ドナルドは職場の上司ウォーレスを食事に招待するが、感じよく対応するようにというドナルドにイザベラが反発し、家を出て行くように言われる。その後、よりを戻したドナルドは、レストランにイザベラを呼び出してプロポーズをするが、彼女は怒って店を出てしまう。イザベラに電話をしたいドナルドだったが、彼女の精神科医からはもう会わないように言われてしまう。

『レインマン』でアカデミー脚本賞を受賞したロン・バスさんが、実在するアスペルガー症候群のカップルの話に着想を得て脚本を執筆。
イカの次はモーツァルトかよ!とクジラが言ったとか言わなかったとか(笑)。

アスペルガー症候群とは自閉症の一種ということだが、人によって症状は千差万別。
ドナルドなんかも一見普通の青年で、大学病院で普通に働くこともできるし(モデルとなった人物はタクシー運転手を20年勤めたとか)、イザベラなんてもっと普通で、金属音を聞くと固まってしまう以外はちょっとテンションの高いお姉さんという感じ(笑)。
なのでこれはアスベルガー症候群の患者すべてに当てはまるわけではないと思うが、内面は複雑ではあるものの、常人に比べれば感情表現は実にストレートで純粋。本音でぶつかりあえるからこそ、二人の結びつきがより固いものとなったのだろう。
監督はノルウェー出身の方ということだが、歌入りの楽曲をやたらとBGMに用いていてちょっと演出が古臭かった。

ジョシュ・ハーネットさんは、『ブラック・ダリア』『ラッキーナンバー7』ではコキおろしてきたが(笑)、今回はなかなかよかった。いわゆるハリウッド大作よりこういう小品の方が合っていると思う。
ラダ・ミッチェルさんもキュートで魅力的だった。


★★1/2
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