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2015/1/19

『欲動』  映画道

『欲動』
TAKSU

2014年日本映画 97分
監督・コ・プロデューサー:杉野希妃
脚本:和島香太郎
撮影:シディ・サレー  音楽:富森星元
出演:三津谷葉子(勢津ユリ)、斎藤工(勢津千紘)、コーネリオ・サニー(ワヤン)、杉野希妃(九美)、トム・メス(ルーク)、高嶋宏行(木村)、松崎颯(イキ)


   


勢津ユリとその夫・千紘は臨月を迎えた千紘の妹・九美の出産に立ち会うため、バリを訪れた。異国で出産する九美にとって兄がバリまで来てくれたことは嬉しく、また看護師であるユリの存在も心強かったが、その一方で心臓に重い病を抱える千紘にとってこの旅は危険を伴うものだった。九美の夫・ルークを含め4人でバリ観光を満喫していたが、立ち寄ったカフェで何気ない会話の中で発せられた千紘の「日本に帰りたくない」という一言をきっかけにユリと千紘の口論が始まり、看護師であるユリに対し千紘が吐いた「人の死に慣れたお前が嫌なんだ」という決定的な一言によってユリはその場を去ってしまう。バリの広大なライスフィールドをさまようユリだが歩き疲れて座り込むと先ほどのカフェにいた日本人男性の木村がユリの傍に車を停め、気分転換にクタに行こうと声を掛ける。誘いに応じ、クタのナイトクラブへ。ユリは大音量で鳴り響く音楽と周りの雰囲気に圧倒され気後れするものの、次第に開放感を感じ始め、その表情には明るさが戻ってくる。そんなユリに地元ビーチのジゴロ・ワヤンが熱い視線を送るが、危うさを感じたユリはワヤンを避ける。するとクラブの通路では木村が地元の青年・イキと激しく絡み合っていた。思いがけない光景を前に魅入るユリ。そのユリの背後からワヤンが強引に彼女の体を奪おうとする。必死の抵抗で逃げることが出来たユリだったが、その心には怯えと共に突き動く欲動の感覚がはっきりと残っていた。 そして、翌日、ユリは千紘とのわだかまりを未だ感じながらもワヤンは再び出会うことになる。【公式サイトより】

杉野希妃さんの長篇監督作品初公開。

死の間際にある兄と出産を控えた妹、嫌がおうにも生と死のイメージがつきまとう。バリという舞台もそれに打ってつけで、ガムランの音楽やケチャと呼ばれる踊りが物語を盛り立てる。
ユリの行動には少々疑問が残るが(死を間際にした夫をほったらかしにしてワヤンに再び会うあたりとか)、理屈では割り切れない、まさに「欲動」とでも呼ぶべきものに突き動かされていたのであろう。

濡れ場はじっくりねっとり。ここ数年の日本映画で一番まともな濡れ場だったかも。
これは斎藤工ファンが悲鳴を上げること間違いなし(笑)。


★★1/2

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