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2014/6/19

『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』  映画道

『WOOD JOB! 神去なあなあ日常』

2014年日本映画 116分
脚本・監督:矢口史靖
原作:三浦しをん『神去なあなあ日常』  脚本協力:矢口純子
撮影:芦澤明子  美術:花谷秀文  編集:宮島竜治
音楽:野村卓史  主題歌:マイア・ヒラサワ「Happiest Fool」
出演:染谷将太(平野勇気)、長澤まさみ(石井直紀)、伊藤英明(飯田与喜)、優香(飯田みき)、光石研(中村清一)、西田尚美(中村祐子)、柄本明(山根利郎)、近藤芳正(林業組合・専務)、マキタスポーツ(中村班・田辺巌)、有福正志(同・小山三郎)、田中要次(指導員B)、山中敦史、小野敦子(飯田しげ)、升水柚希(中村夫妻の息子・中村山太)、佐藤和太(利郎の孫・山根健二)、清野菜名(勇気の元彼女・高橋玲奈)、古川雄輝(玲奈の大学の同級生)、菅原大吉(勇気の父)、広岡由里子(勇気の母)、内村遥、坂本充広、青木健(内藤力)、永沼伊久也(山本翔)、工藤トシキ、柳喬之、真凛、風間亜季(馬場弘美)、川籠石駿平、森輝弥、村川裕樹、谷澤恵里香(ニューヨークの女)、安東弘樹[TBS](ふんどし男)、大吉洋平[MBS](同)、石井亮次[CBC](同)、服部義夫[RKB](同)、石崎輝明[HBC](同)、菅生翔平[TBC](同)、小嶋健太[SBS](同)、石橋真[RCC](同)


   


チャランポランな性格で毎日お気楽に過ごしていた勇気は大学受験に失敗。彼女にもフラれ、進路も決まらないという散々な状態で高校の卒業式を迎える。そんな時、ふと目にしたパンフレットの表紙で微笑む美女に釣られ、街から逃げ出すように1年間の林業研修プログラムに参加することを決意。だが、ローカル線を乗り継いで降り立った神去(=かむさり)村は、携帯電話の電波も届かない“超”が付くほどの田舎。鹿やら蛇やら虫だらけの山、同じ人間とは思えないほど凶暴で野生的な先輩のヨキ、命がいくつあっても足りない過酷な林業の現場……。耐えきれずに逃げ出そうとしていたところ、例の表紙の美女・直紀が村に住んでいることが判明。留まる事を決意するが……。休む間もなく訪れる新体験、野趣溢れる田舎暮らし、底なしに魅力的な村人に囲まれ、勇気は少しずつ変化してゆく。果たして、勇気と直紀の恋の行方は?そして、勇気は無事に生きて帰れるのか!?

矢口史靖監督、初の原作つき作品。

『ハッピーフライト』『ロボジー』とそこそこ面白いのだけど、少々物足りなさを感じる作品が続いた矢口監督だが、これには大満足。フジテレビと手を切ったのが功を奏したんだろうか(亀山Pが社長に就任したため?)。

まず素晴らしいのは、自然に対する畏敬の念が感じられる点。
ヨキと中村が森へと入っていく途中、トラックを停めて道端の地蔵に手を合わせたり、山の神様が木の本数を数えるから山に入ってはいけないという日があったり、日常生活にそうした信仰心が根づいている。
林業に従事している人たちの誇りもしっかり描かれる。自分たちの仕事が認められるのは100年先であるとしても、先人からの伝統を次世代へ繋げていくという使命感を強く感じる。

そして、何と言っても最後の祭りのシーン。
山道をバイクで乗りつけていいのかという疑問はさておき、大木を倒して男根を形作り、女陰を象った的へと突進する。これぞ日本映画と呼ぶにふさわしい一作。

勇気の成長も見どころで、樹齢105年の木を倒すヨキを見ているときの表情が実にいい。また、最初のうちは「あと335日」などと終わる日数を覚えていたのが、あと16日となった日にはパッとその数字が出てこなかったり、都会に戻ってから冒頭とは違って人を避けずに歩くことが出来なくなったり、確実に変化が見られる。

キャストはいずれもよし。特に伊藤英明さんがうまく使われていた。
マキタスポーツさんが出てきたときはいつ三河弁を喋り出すかと思ったけど(笑)。


★★★★

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