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2014/2/27

MONO『のぞき穴、哀愁』  演劇道

MONO第41回公演『のぞき穴、哀愁』

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【名古屋公演】
2014年2月26日(水)
テレピアホール
指定席:3,800円

作・演出:土田英生
舞台美術:柴田隆弘  照明:吉本有輝子  音響:堂岡俊弘
衣裳:大野知英[iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA]
演出助手:磯村令子  舞台監督:青野守浩
イラスト:川崎タカオ
出演:古藤望[マゴノテ](諜報課・丸茂有卦)、水沼健(同・片山祐介)、金替康博(同・鮫島覚)、奥村泰彦(同・轟耕造)、森谷ふみ[ニッポンの河川](諜報課課長・本多優美)、尾方宣久(創業者の曾孫・森村哲也)、土田英生(広報課課長・湯河原流)、松永渚(広報課・別府泉)、高橋明日香[kitt](同・社長の娘・三田楓)


森村商事の本社。一見、何の変哲もないビルの天井裏には下の部屋をのぞき見る諜報課の面々がいた。社長の愛人である本多課長を除き、いずれも元社員である彼らは社長の命を受けて、創業者の曾孫である森村哲也の動きを監視していたのだった。会社をクビになったばかりの“丸もうけ”こと丸茂有卦も新たにその一員となる。そんな折、森村が出入りしている広報課の湯河原と別府がのぞき穴を発見。社長の娘・三田楓と森村の知るところとなる。森村から自分の微妙な立場について訴えられた諜報課の面々は、広報課と協力して社長退陣を画策する。

MONOの新作公演。

まずタイトルがいい。
のぞき穴から社員の動向を監視するという行為自体が哀愁を誘うものであるが、ほとんどが元社員だけあっていかにも使えそうにない。妻や子供にも家を出られたり家を追い出されたりしている。
そんな彼らが社員と結託して社長退陣を実現するも、最後には丸茂と別府を除いてほとんどのメンバーがお払い箱となってしまう。結局のところ、森村は飄々としているように見えて、それなりの野心があったということか。

土田英生さんが自分自身を含め、劇団員のことを知悉しているからこそのキャラクター造型やストーリー展開は相変わらず鉄板の面白さ。今回は4人の客演がいたが、後半、劇団員の5人だけになるシーンでは、それだけでほっこりしてしまった。
とりわけ、森村と別府がいい雰囲気となる中、完全に置いてけぼり状態の湯河原が放つ「本当の孤独というのはこういうことだ」には大笑い。いかにも何か言いそうだとこちらが待ち構えている中で、期待以上の台詞を繰り出してくるのだから流石。

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