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2014/2/10

『鑑定士と顔のない依頼人』  映画道

『鑑定士と顔のない依頼人』
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2012年イタリア映画 131分
脚本・監督:ジュゼッペ・トルナトーレ
撮影:ファビオ・ザマリオン  編集:マッシモ・クアッリア
美術:マウリツィオ・サバティーニ  衣裳:マウリツィオ・ミレノッティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
出演:ジェフリー・ラッシュ(ヴァージル・オールドマン)、シルヴィア・ホークス(クレア・イベットソン)、ジム・スタージェス(ロバート)、ドナルド・サザーランド(ビリー・ホイッスラー)、フィリップ・ジャクソン(屋敷の元使用人フレッド)、ダーモット・クロウリー(ヴァージルの秘書ランバート)、キルナ・スタメル(バーの女性)、ライヤ・ケベデ(ロバートの恋人サラ)


   


物語の始まりは、ある鑑定依頼。引き受けたのは、天才的鑑定眼をもち、世界中の美術品を仕切る一流鑑定士にして、オークショニアのヴァージル・オールドマン。それは、資産家の両親が亡くなり、屋敷に遺された絵画や家具を査定してほしいという若い女性からの、ごくありふれた依頼のはずだった。ところが──依頼人は嘘の口実を重ねて決して姿を現さない。ヴァージルは不信感を抱くも、屋敷の床にもしそれが本物なら歴史的発見となる、ある美術品の“一部”を見つけ、手を引けなくなる。やがて、彼女が屋敷の隠し部屋で暮らしていることを突き止めたヴァージル。決して部屋から出てこない彼女と壁ごしのやり取りを重ね、我慢できずに姿を覗き見たヴァージルは、美しいその姿にどうしようもなく惹かれていく。ところが、ある日、彼女が忽然と姿を消す─。果たして奇妙な鑑定依頼の本当の目的とは? ヴァージルの鑑定眼は本物か、節穴か? 謎はまだ、入口に過ぎなかった──。【公式サイトより】

ダヴィッド・ディ・ドナテッロ賞にて作品賞、監督賞、音楽賞など6部門を制覇したジュゼッペ・トルナトーレ監督最新作。

主人公のヴァージルは鑑定士としては一流かも知れないが、オークションではビリーと組んで不正を働き、私生活では孤独に生きてきた偏屈な人物。棚に手袋がずらっと並んでいたり、隠し部屋に肖像画が壁一面に飾られたりしているのを見ても、この人物のこだわりが感じられる。
ほとんど人を愛したことも愛されたこともなさそうなヴァージルが顔を見せない依頼人クレアに惹かれていくわけだが、これらはすべてビリーやロバートたちが仕組んだ罠だと判明する。さすが彼らはヴァージルの人となりを知っていて、正攻法では引っかからないと思ってこのような手段に出たのだろう。
初めて愛を知ったかと思ったのも束の間、地獄に突き落とされるヴァージル。最後にプラハにある"DAY & NIGHT"というカフェ(店内はぜんまいだらけ)に入るシーンはやはり彼の幻想ということだろうか。


★★1/2

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