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2014/1/15

直人と倉持の会 Vol.1『夜更かしの女たち』  演劇道

直人と倉持の会 Vol.1
『夜更かしの女たち』


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【名古屋公演】
2014年1月15日(水)
日本特殊陶業市民会館ビレッジホール
全席指定:8,000円

作・演出:倉持裕  企画:竹中直人
美術:中根聡子  照明:倉本泰史
音楽:田中馨(ショピン/Hei Tanaka)  音響:高塩顕
衣裳:兼子潤子  ヘアメイク:山内聖子
演出助手:松倉良子  舞台監督:菅野将機

出演:竹中直人(美術教師・羽座間)、中越典子(女優・十和子)、マイコ(十和子の妹・真尋)、風吹ジュン(作家・宮浦綾子)、馬渕英俚可(十和子の同級生かさね)、篠原ともえ(同・許子)、安藤玉恵(同・寿美)、浜野謙太(寿美の息子・車掌・栗崎至)


秋の夜。小さな駅の待合室。山間を走る単線の終着駅。トワコは15年ぶりに故郷に帰ってくる。当時高校生だった彼女は、同級生だったイヌカイという男子生徒の自殺をきっかけにこの土地を離れていた。駅前にあるレストランでは、トワコの高校時代の恩師であるハザマの送別会が行われている。ハザマはさほど人気のある教師ではなかったが、かなりの人数が集まっていた。送別会には、トワコの同級生のカサネとモトコ、そして妹のマヒロも出席していた。トワコの突然の帰郷に驚く一同。イヌカイの死には彼女たちも関わっている。レストランから聞こえてくる音楽や笑い声の馬鹿騒ぎと対照的な、待合室の気まずい空気。それとは全く無関係に存在する車掌のクリサキイタルと、彼の職場に入り浸ってまで彼の世話を焼く、子離れできない母親・スミ。スミもまたトワコたちとは同級生だが“わけあり”で少々年上。道理で息子はやけに年齢が上に見える。若くして子供を産んだのだろう。しばらくして、停車していた車両のシートで一人の女がむくりと起き上がる。二つ前の駅で降りるはずが寝過ごしてしまった女は実は人気作家の宮浦アヤコだった。レストランの喧噪と待合室の静寂を挟んで、15年前、トワコがこの土地を去ることになった事件と裏に隠れていた真相が徐々に明らかになっていく……。【公式サイトより】

竹中直人さんによる新たな演劇プロジェクト第1弾。
タイトルはエドワード・ホッパーの《夜更かしの人々》という絵から。

二幕構成で、一幕では駅の待合室が舞台。二幕ではその裏手にあるバス停の前で、一幕の文字通り裏側で何が行われていたかが描かれる。そうそうそ。これってばハイバイ『て』と同じ手法だが、さすがにこちらは金がかかっていて20分の休憩時間の間にセットがチェンジ。
話の中心となるのは、15年前に起きた高校生の自殺。その事件がきっかけで故郷を離れ、今では女優となっている十和子が帰郷する中でその真相が明らかとなっていく。舞台が表と裏で展開していくように、人と人との関係にも表と裏がある。いくら親しい人間でもその相手のことを全部知るなどということは不可能だし、知らないせいであらぬ誤解を生んでしまうこともある。
本作では様々なピースが合わさり、ある一つの仮説が立てられるが、その役割を果たすのがたまたま駅を乗り過ごしてしまった作家の綾子である点が面白い。

登場人物は8人だが、それぞれがバランスよく役割を果たしていく。
竹中直人さんの力によるところが大きいであろうキャスティングも適材適所で、ある程度あて書きされた部分もあるのではと思うほど。中ではバツ1でイヌカイとも付き合っていた女性に扮した馬渕英俚可さんがよかった。安藤玉恵さんがノーコンキッドこと浜野謙太さんの母親役というのもすごいよな(15歳で産んだという設定)。

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