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2013/10/14

『情婦』  映画道

『情婦』
Witness For The Prosecution

1957年アメリカ映画 118分
脚本・監督:ビリー・ワイルダー
製作:アーサー・ホーンブロウ・Jr
原作:アガサ・クリスティ
脚本:ハリー・カーニッツ  脚色:ラリー・マーカス
撮影:ラッセル・ハーラン  助監督:エメット・エマーソン
衣裳(ディートリッヒ):イーディス・ヘッド  衣裳:ジョゼフ・キング
メイクアップ:レイ・セバスチャン、ハリー・レイ、グスタフ・ノーリン
結髪:ヘレン・パリッシュ、ネリー・マンリー
編集:ダニエル・マンデル  装飾:ハワード・ブリストル
小道具:スタンリー・デトリー  音響:フレッド・ラウ
劇中歌:"I May Never Go Home Anymore"
    作曲:ラルフ・アーサー・ロバーツ 作詞:ジャック・ブルックス
美術:アレクサンダー・トラウナー  音楽:マティ・マルネック
編曲:レオニド・ラーブ  指揮:アーネスト・ゴールド
製作補:ドアン・ハリソン  脚本監修:ジョン・フランコ
製作監修:ベン・ハーシュ
出演:タイロン・パワー(レナード・ヴォール)、マレーネ・ディートリッヒ(クリスチーネ・ヴォール)、チャールズ・ロートン(ウィルフリッド・ロバーツ卿)、エルザ・ランチェスター(看護婦プリムソル)、ジョン・ウィリアムズ(法廷弁護士ブローガン=ムーア)、ヘンリー・ダニエル(事務弁護士メイヒュー)、イアン・ウォルフ(執事カーター)、トリン・サッチャー(検察官メイヤー氏)、ノーマ・ヴァーデン(エミリー・ジェーン・フレンチ夫人)、ユーナ・オコナー(フレンチ家の家政婦ジャネット・マッケンジー)、フランシス・コンプトン(判事)、フィリップ・トーン(ハーン警部補)、ルタ・リー(ダイアナ)、【以下、クレジットなし】ジャック・レイン(医師)、モリー・ローデン(マクヒュー夫人)、オトーラー・ネスミス(ジョンソン夫人)、マージョリー・イートン(オブライエン夫人)


   


病癒えたロンドン法曹界の長老ウィルフリッド卿は、看護婦に付き添われて事務所に帰る。が、酒、煙草、そして得意の刑事事件もダメだといわれ、大いにクサっていた。そこへ弁護士仲間が依頼人を伴って現われ、弁護士の煙草ほしさに部屋に招じ入れ、話を聞くうちに卿は俄然興味がわいてきた。ヴォールという依頼人は、知り合いの富裕な未亡人が殺されたことから、嫌疑が自分にかかっていること。自分の潔白は妻クリスチーネが保証する、と述べて卿に弁護を頼む。だが円満な夫婦の間の証言など、法廷で取り上げられるわけがない。他にヴォールの無実を証す証人がないとすれば、殺す動機のない点を主張しなければならない。その点ヴォールは、自分の発明品に少し投資してもらいたいと思っていた、と述べる。ところがこの時、新聞で未亡人の全財産がヴォールに遺されていたことが判り、ヴォールの立場は不利になる。やがて事務所にスコットランド・ヤードの車が停まり、ヴォールは逮捕される。その後ヴォールの妻クリスチーネが来訪。ヴォールのアリバイを証言するが、その言葉はなぜか曖昧であった。この2人は、ヴォールが戦時中ドイツに進駐していた頃、彼女を助けたことから結ばれた仲である。ウィルフリッド卿は看護婦や周囲の心配をよそに、弁護に立つことになった。公判の日、中央刑事裁判所の傍聴席は、満員だった。検事の証人喚問、ウィルフリッドの反対訊問など、事態は黒白いずれとも定めかねる展開になる。その時検事側証人として、クリスチーネが出廷。自分には前夫があり、ヴォールとの結婚は正式のものではないと証言、しかも未亡人殺しを告白したという、驚くべき証言をする。ここにおいてヴォールの有罪は確定したかに見えた。その夜、ウィルフリッド卿は見知らぬ夜の女に呼び出され、クリスチーネが夫を陥れようとした証拠の手紙を買わされる。次の公判の日、ウィルフリッドはこの手紙を重大な証拠として出廷、クリスチーネの仮面を剥ぐ。一転、ヴォールは無罪になった。だが、何か納得のいかないウィルフリッドの前に、クリスチーネが現われた。……事件は落着したのではなかったのか? ウィルフリッド卿の予感は、不幸にも的中したようである。何故なら、クリスチーネは彼に意外な事実を語ったのだ。意外な事実? だが、それに引き続いて、彼女にとっても、意外な事実が明らかになったのだ。……ここで、この事件の種明しをすることは、差し控えることにする。その方がこれから御覧になる人には、かえって親切な紹介の仕方だと思うし、結末を洩らさないでくださいという製作者の要望に、添うことであるからだ。【「KINENOTE」より】

アガサ・クリスティさんが自らの短篇を基にした戯曲『検察側の証人』をビリー・ワイルダー監督が映画化。

アガサ・クリスティさんらしく、最後はどんでん返しに次ぐどんでん返し。
クリスチーネがレナードに不利になる発言をしたのはわざとで、その後、レナードに有利な証拠が発見されるに及んで無罪になるという筋書き。ウィルフリッド卿はまんまと真犯人のレナードとクリスチーネの共謀に騙された…と思いきや、クリスチーネ自身も利用されていたというオチ。
どんでん返し自体はそこそこ面白かったが、そこに至るまではどうということのない法廷劇で、ウィルフリッド卿のユーモラスなキャラクターでどうにか観られたという感じ。レナードが無罪になるのにしたって、ウィルフリッド卿自体は特に冴えた弁護をしたわけでもないしなぁ。

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