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2006/9/28

『純情きらり』最終週「いのち、輝いて」(154)  『純情きらり』道

脚本:浅野妙子   原案:津島佑子「火の山─山猿記」
音楽:大島ミチル  テーマ曲チェロ演奏:長谷川陽子
語り:竹下景子
タイトル映像:伊藤有壱  劇中作画・指導:松田一聡
ピアノ指導:吉井一摩   看護指導:佐藤エキ子

出演:宮崎あおい(有森桜子)、寺島しのぶ(杉笛子)、西島秀俊(杉冬吾)、井川遥(鈴村杏子)、福士誠治(松井達彦)、相島一之(花岡八州治)、原千晶(野上八重)、荒川優(鮎川和之)、阿美朝子(看護婦)、志村武宣(松井輝一)、高仁和絵、セントラル子供タレント、劇団ひまわり、平田満(小林医師)、室井滋(鮎川磯)

桜子に冬吾たちの展覧会に行く許可が下りる。
達彦が車椅子を押して来る。小林医師は達彦に「これが最後になるかもしれんよ」と言う。
小林医師にお辞儀をする達彦。
「五人展」会場。達彦の押す車椅子に乗る桜子の周りに集まる和之、八州治、八重、笛子。
桜子は「自由」と題された和之の絵を見て、「明るくて元気で和之さんらしいね、見とって楽しくなる」と感想を言い、和之が礼を言う。
八重は八州治の絵を桜子に案内する。新聞の批評でも褒められていた「靴磨きをの少年」を見て、「いい絵だねぇ」と桜子。八州治も一時は筆を折ろうかとも思っていたが、諦めないで描き続けることにしたと言う。
瓦礫に咲いた花を描いた「一輪の命」という八重の絵を見て、東京や岡崎での空襲を思い出す桜子。八重はどんなに売れなくなってもこういう絵を描き続けたいと言う。
達彦は冬吾の絵を指差し、桜子をその絵の前に連れて行く。
それは「創造」と題された桜子の肖像画で、この絵の前にはいつも人が集まっていると笛子が桜子に教える。
そこへ冬吾がやってくる。心配する笛子たち。
何かあったんですかと尋ねる達彦に、笛子は冬吾が酔っ払って川に落ちて死にかけたという話をする。
おかしな夢を見たという冬吾。真っ暗な川を泳いでいたら、笛子と加寿子と亨の顔が浮かんできたという。「とろいんだから」と冬吾に体当たりする笛子。
笑う一同。
「よかったね。お姉ちゃん、冬吾さん」と二人に言う桜子。目を潤ませて「なんだか嬉しくなっちゃって。元気で頑張ってるみんな見てたら、私ももっともっと元気になれるような気がしてきた」と言う桜子に、八重、八州治、和之が励ましの声をかける。

冬吾、回復早いなぁ(笑)。
達彦は驚いてましたが、桜子はすべて知っていたかのような表情でしたね。
後半、桜子の声がちょっとかすれていたのは演技なんでしょうか、地なんでしょうか。



昭和23年3月。
桜子の病室に小林医師がやってくる。
ベッドの横の椅子に座り、「いよいよ出産だね」と声をかけ、産んだら子供はすぐに別室で様子を見るため、抱いたりはできないことと確認する小林医師。
「あんたはとにかく安心して元気な赤ちゃんを産むことだ。ね」と言う小林医師に「はい」と答える桜子。
病室を出て、小さく溜め息をついて廊下を行く小林医師。

あっと言う間に出産ですな。


ベッドに座り、ノートを広げている桜子。
窓からは桜の花びらが舞い込む。
桜子はノートに何かを書き始める。
桜子の出産の日。
ストレッチャーで運ばれていく桜子。「大丈夫だからな。俺がついとるから」と声をかける達彦に、桜子は「そんなに心配しんで。産むの私なんだよ」と言う。
杏子と笛子も桜子を励ます。
そこへ磯が東京から駆けつけ、安産のお守りを枕の下に入れる。
桜子を運ぶ看護婦たち。

「俺がついとるから」と言っても何ができるわけじゃありませんからねぇ。
「いいですか、もう」と冷静な看護婦さんが素敵(笑)。



赤ちゃんは帝王切開で取り出されることになっていた。
手術室前の廊下で待ちわびている笛子、杏子、達彦。
磯は長椅子に座って「大丈夫だわ。桜ちゃんは大丈夫」と頷く。
達彦は誰もいない病室に戻って、ベッドの上に置かれたノートと楽譜に目を留める。椅子に座り、ノートを見る達彦。最初のページには赤ん坊の名前らしきものがいくつも書かれている。
ページをめくると「まだ見ぬあなたへ」と題された文章が記されている。
「お母さんは今、とても元気だけれどもしかするとあなたを自分の手で育てることができないかも知れません。その時のためにお母さんの人生をあなたに知っておいてもらいたいと思うようになりました」
次のページからは桜子の生い立ちが記されている。目に涙を溜めながらノートを読み進める達彦。ノートを読み終え、手に取った楽譜には、「まだ見ぬ子へ」「彼方へ」「あなたの微笑」「輝ける日々」といったタイトルが並ぶ。
杏子がやってきて達彦に声をかける。
病室に入り、ノートを見る杏子。達彦は楽譜の束を杏子に見せ、「あいつ、何もかも覚悟しとったんです」と涙をこぼす。

桜子は大正9年生まれ。と言うことは、この時、27歳ぐらいということですか。
まぁ見えなくはないですかね。



手術中の赤ランプが消える。
扉が開き、桜子が運ばれてくる。桜子の名前を呼ぶ達彦に、看護婦は「麻酔で眠っとるだけですよ、安心してください」と言う。
桜子を見送る一同。
笛子が思い出したように「赤ちゃんは?」と言い、手術室の入り口を見る一同。
看護婦が赤ん坊を抱いて男の子だと告げる。
看護婦から赤ん坊を受け取り、「いい子だ。お父さんだよ」と話しかける達彦。
笛子たちも「よく頑張ったねぇ」と声をかける。
磯は桜子が目を覚ましたら赤ちゃんを見せに行こうと言うが、達彦がそれはできないと言う。子供は抵抗力が弱いため、桜子と一緒にすることはできず、それは桜子も承知していると説明する達彦。

いやぁ、遂に生まれましたねぇ。
よく考えてみると、宮崎あおいさんが母親を演じるのって初めてではないでしょうか。
しかし自分の手で抱くこともできないわけですからつらいですよねぇ。



ベッドで目を覚ます桜子。
達彦は「おめでとう。よく頑張ったな」と声をかける。
「赤ちゃんは?」「元気だよ。男ん子だ」
「可愛い顔しとった?」「うん」
「髪の毛は生えとった?」「結構ちゃんとしとるよ」
「達彦さんに似とったでしょう? 見なくても分かるんだ」と微笑む桜子に「名前、輝一にしよう」とノートの最後に書かれていた名前を提案する達彦。「いいね、輝一」と賛成する桜子。

その昔、横山輝一さんという歌手がいましたねえ。
って誰も知らないですね、多分(笑)。



輝一は有森家に引き取られ、笛子は輝一の世話をするため冬吾とともに岡崎に残ることになった。
達彦の献身的な看病にもかかわらず、桜子の病状は一進一退を繰り返していた。
有森家の書斎。笛子に抱かれた輝一に、「お母さんがお前のために作った曲だ」と言って「まだ見ぬ子へ」をピアノで演奏する達彦。
病室。微かな笑みを浮かべ眠る桜子。
我が子を我が胸にかき抱く夢を見ていた。

輝一くん、熟睡してましたね(笑)。


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