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2013/2/20

『みなさん、さようなら』  映画道

『みなさん、さようなら』

2012年日本映画 120分
脚本・監督:中村義洋
脚本:林民夫  原作:久保寺健彦
撮影:小林元  美術:高橋泰代  編集:松竹利郎
音楽:安川午朗  主題歌:エレファントカシマシ「sweet memory」
出演:濱田岳(渡会悟)、倉科カナ(緒方早紀)、大塚寧々(渡会日奈)、永山絢斗(薗田憲明)、波瑠(松島有里)、ベンガル(ケーキ屋の師匠・山田泰二郎)、ナオミ・オルテガ(マリア)、田中圭(マリアの義父・堀田)、安藤玉恵(横田先生)、水木薫(薗田の母)、山野海(ケーキ屋の主婦)、志保(商店街の主婦ミドリ)、川村亮介(加賀やん・加賀田亮)、北本哲也(キューちゃん)、野口翔馬(啓太やん・佐久間啓太)、西原信裕(モーちゃん・森健)、チョロ松(中学校のケンカ仲間・イワキ)、サマエ・パンタ(マリアの妹エルザ)、マリアナ・ファリア(マリアの母)、結城洋平(同窓会・遅れてくる男子)、村上雄太(同窓会・受付の男子)、横山涼(中学校のケンカ相手・リーゼント)、宮里駿(同・坊主頭)、林遼威(小学生の悟)、西山潤(中学生)、ひとし(昼ドラの医者)、中田翠(昼ドラの車椅子の少女)


   


1981年―渡会悟が通っていた芙六小学校の子供たち=107人も、かつては全員団地暮らし。小学校を卒業した12歳の悟は、担任の必死の説得も虚しく高らかに宣言する。「俺は決めたんだよ。団地の中だけで生きていく!」そんな生活を送ろうとする息子に、母親のヒーさんは告げる。「団地の中だけでも、生きていけるわよ」外出するのは団地の敷地内だけ。同窓会もタイマンの喧嘩も就職活動も、もちろんデートも(!)団地内ですべてすませてしまう悟。そんな風変わりな悟だったが、となりに住む幼馴染の松島とあわや童貞を捨てそうになったり、オカマだけど、親友の薗田だってできるし、団地のマドンナ、早紀とはゆくゆくは婚約までも。だが時が経つにつれ“ヨーロッパの街並みみたい!”と持ち上げられ、何でも揃う独立した街が売りだったはずの団地から、1人また1人と子供たちは姿を消していく…。【公式サイトより】

久保寺健彦さんの同名小説を中村義洋監督が映画化。
2003年のカナダ映画とは関係なし(笑)。

団地だけで暮らしていくと決心した少年が主人公という設定自体は面白い。
物語の展開としては、必然的に主人公がどのようにして団地から出て行くのかという点に注目が集まるが、母親が倒れたという報せを受けて病院に駆けつけるというもので意外性も何もない。
悟が団地を出られなくなった理由としては、小学校の卒業間際、中学生が侵入してきて同級生を刺した現場に遭遇したことがトラウマとなっているというもの。それを察して、母親も同級生も優しく見守ってはくれるのだが、この母親の存在感も今ひとつ感じられない。亡くなった後に読まれる日記ぐらいではちょっと物足りない。
また、団地というのは言わば、高度経済成長の象徴ともいうべき存在。その団地が寂れ、商店街が今ではシャッターを閉じている店ばかりという状態になっているのは、あたかも疲弊した日本経済そのもの。こういった現状について、悟は何をするわけでもないというのも少々不満が残った。

役者では濱田岳さんはまさにハマり役(ハマダだけに……)。
倉科カナさんと波瑠さんもよかった。
と言うか、この2人がいるなら確かに団地だけで暮らしていけるよ(笑)。
ちなみに同窓会のシーンに出てきた結城洋平さんと村上雄太さんは、ともに濱田岳さんとは3年B組の同級生で、担任は坂本金八先生だったとか(第7シリーズ)。


★★1/2

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