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2006/9/25

『純情きらり』最終週「いのち、輝いて」(151)  『純情きらり』道

脚本:浅野妙子   原案:津島佑子「火の山─山猿記」
音楽:大島ミチル  テーマ曲チェロ演奏:長谷川陽子
語り:竹下景子
時代考証:天野隆子   三河ことば指導:倉橋悦子
医事監修:青木正和   津軽ことば指導:佐藤文雄
タイトル映像:伊藤有壱  
所作指導:中村又蔵   医事指導:中村毅志夫

出演:宮崎あおい(有森桜子)、寺島しのぶ(杉笛子)、西島秀俊(杉冬吾)、井川遥(鈴村杏子)、福士誠治(松井達彦)、松澤傑(有森勇太郎)、徳井優(野木山与一)、藻田るりこ(おふみ)、福田らん(お清)、劇団ひまわり、平田満(小林医師)、塩見三省(浦辺仙吉)

制作統括:銭谷雅義
美術:荒井 敬   技術:大沼雄次   音響効果:小野寺茂樹
編集:久松伊織   記録:小林澄枝
撮影:杉山吉克   照明:牛尾裕一   音声:渡辺暁雄
映像技術:真弓敬司  美術進行:毛尾喜泰
演出:田中健二

桜子は達彦から結核にかかっていると告げられ、動揺する。
妊娠している桜子の体のことを考え、演奏会は中止にすると達彦。
桜子の演奏会に懸ける気持は分かるだけにこんなことを言うのはつらいという達彦に、「赤ちゃんのためだよね」と尋ねる桜子。達彦は「そうだ。俺たちの子供のためだ」と答え、涙を流す桜子を見つめる。

えらい、NHK。
遂にやってきた最終週、演出が田中健二さん。
分かってますねぇ。



帰ってきた桜子を迎える「山長」の面々。
野木山が奥に布団を用意させたと桜子に休むように言う。
桜子が座敷で横になっていると、お清に案内されて笛子、冬吾、杏子が来る。
演奏会のことを詫びる桜子に「そんなこと気にせんで」と赤ちゃんを気遣う杏子。
「この子のためにも頑張らんとね」とお腹に手を当て微笑む桜子を見つめる達彦。

あり? 西園寺先生はどこに行ったんでしょう。
ちゃんとそっちもフォローしておいて欲しいですねぇ。



達彦は居間に笛子たちを呼び、桜子の病状について話す。
達彦は子供はなるべくなら産まん方がいいと言われたと明かす。
演奏会が駄目になったこともお腹の子のためならと何とか受け容れようとしている桜子にはまだそのことは言っていないという達彦。
杏子はいくら自分のためとは言ってもいったん授かった命を諦めるのは女の人にとってはなかなかできることではないと言い、桜子の病気に気づかなかったことを悔やむ。
「とにかく桜子の体のことを第一に考えんと」という笛子に、「大事なのはこれ以上病気を悪くせんことですよね。俺、頑張ります」と真剣な眼差しで言う達彦。

まぁほとんど伏線らしい伏線もありませんでしたからね(笑)。
結核だったら咳が激しいとか症状が出そうなものですが。



数日後。
達彦が寝ている桜子のところへやってきて、良太たちからの手紙を渡す。
達彦に「何か音楽聴こうか」と聞かれ、桜子は「サニー・サイド・オブ・ザ・ストリート」を頼む。
蓄音機にレコードをかける達彦。
それからしばらく達彦はお粥を食べさせるなど桜子の看病を続けた。

今更ですが、結核なのに自宅療養でいいんですか?
達彦が感染したりせんでしょうな。



散歩する桜子と達彦。周りでは蝉の鳴き声がしている。
桜子は立ち止まり、目をつぶって空を見上げ、「輝いとる」とつぶやく。
今までずっと走り続けてきたが、こうやって立ち止まって見てみると周りのものはみんな輝いていると実感した桜子は「人生に無駄な時間なんてないんだよね」と言う。達彦も「そうだよ。焦らずゆっくり、今を楽しめばいい」と励ます。

おおっと更に外出まで。
大丈夫なんでしょうか、本当に。
どれぐらい症状が進行しているのかよく分かりませんが。



桜子が寝ていると、達彦が勇太郎を連れてやってくる。
お茶を取りに行く達彦に「お構いなく」と勇太郎。
桜子は勇太郎に大学の様子について尋ねる。
東京帝国大学から東京大学となって重しが取れたようだという勇太郎は、助手の仕事は実験実験でずっと泊り込みだと言う。
勇太郎は「見せたいものがあるんだ」といって冬吾たちの展覧会についての記事の切り抜きを見せる。そこには冬吾ばかりではなく、八州治についても書かれている。
勇太郎から展覧会が岡崎にも来ると聞いた桜子は「私、絶対行く!」と目を輝かせる。

東京大学に改称されたということはもう9月なんですね。
さっきの散歩のシーンから更に数日経過しているという感じでしょうか。



病院の診察室。
小林医師がレントゲン写真を見て、影が前よりも大きくなっていると言う。
達彦が理由を尋ねると、小林医師はやはり妊娠しているからかなぁと首を捻り、もう一度子供のことを考え直した方がいいと言う。
診察室を出た達彦は、廊下の長椅子で待っていた桜子には何も言わずに帰宅する。

出た! 平田満さん。
ジモティー(死語)ですからね、三河弁はお手のものです。



居間で思いつめたような表情で考え込む達彦。
達彦が座敷に行くと、布団の中に桜子の姿が見えない。
達彦は布団の傍らに置いてある編みかけのお包みを手に取って見つめる。
戻ってきた桜子に「駄目じゃんか。ちゃんと寝とらんと」と叱る達彦。
桜子は「お便所に行っとっただけだよ」と言い、布団の上に座る。
お包みを手に取り、できてから見せようと思っていたという桜子に、「子供のこと、考え直せんか」と切り出す達彦。病院で医師に言われたことを説明し、「俺はお前の体が大事だ」という達彦に「そんなことできんよ。そんなこと二度と言わんで」と桜子。
「この子は生きとるんだよ。私と達彦さんの赤ちゃんなんだよ」と続ける桜子に「お前か子供かどっちかと言われたら俺にとっては大事なのはお前なんだ」と達彦。
桜子は目に涙が浮かべ、お包みを握りしめる。
廊下に出る達彦。部屋から桜子が泣きじゃくる声が聞こえる。

杏姉ちゃんの言葉にもありましたが、女性にとっては簡単に諦められるものではないですよねぇ。
その一方で虐待して我が子を死に至らしめる母親なんてのもいるわけですが。





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