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2012/12/25

『水のないプール』  映画道

『水のないプール』
A pool without water

1982年日本映画 103分
監督・製作:若松孝二
製作:浅岡弘行、清水一夫  脚本:内田栄一
音楽:大野克夫  撮影:袴一喜  照明:磯貝一  美術:細石照美
録音:ニューメグロスタジオ  編集:中島照雄
撮影助手:田中一成、西川哲  照明助手:石垣圭三郎、本下省三、石川整
スチール:五海祐治、中島俊雄  監督助手:成田裕介、福岡芳穂、東山通
メーク:小沼みどり  小道具:部谷京子  製作主任:磯村一路
効果:秋山実  車輌:松崎光翁  衣裳:第一衣裳  タイトル:日映美術
キャメラ機材:KPNews  現像:東映化学工業
出演:内田裕也(男)、MIE(じゅん)、藤田弓子(妻・澄江)、中村れい子(ねりか)、浅岡朱美(じゅんの同居人みく)、紗貴めぐみ(木蔭の女)、安岡力也(子分)、殿山泰司(薬局店主)、常田富士男(刑事)、赤塚不二夫(警官)、タモリ(カメラ店主)、黒田征太郎(酔っ払い)、沢田研二(やくざ)、原田芳雄(社長)、今泉洋、下元史郎[史朗]、上野淳、宮田論、ジャンボ杉田、山口千枝、忍海よしこ、藤ひろ子、大小原繁[子役](息子)、上田絵美[子役](娘)、中沢青六(警備会社社員)、飯島大介、本間窓奈、高本暁、林ゆみ、美加里、あおい恵、竹村祐佳、松原アコ、五月マリア、織田倭歌、松本信子、横山昌代、宮本麻代、山地美貴、飯島洋一、土方鉄人


   

主人公の男は地下鉄の駅員。家に帰れば口やかましい女房、仕事は毎日喧噪の中で無気力になっていて何かを変えようとしながらうまく行かない。勤め帰りに酒場に立ち寄り、酔っ払いとやくざの小ぜりあいにまき込まれて右手を怪我し、駅前の噴水で血を流っているとき不思議な少女みくが近寄って来た。みくは男を水のないプールへ連れて来て裸になる。そのみくを置きざりにして、男はその足で数日前に暴漢から助けたじゅんの部屋へ忍び込もうとするが気付かれ、戸締りをするように注意して出てゆく。夏休みのある日、男は息子の昆虫採集で使う注射器を見ていて、女を昆虫のように薬で眠らせることを思いつく。男はわざわざ遠くの薬局から大量のクロロホルムを手に入れ、侵入に必要な道具を買い揃えた。男はまず、じゅんのアパートで実験してみる。窓の隙間から注射器でクロロホルムを注入し、じゅんを眠らせた。この成功に味をしめて、かねてから目をつけていたフルーツパーラの店員ねりかの部屋へ自分は昏倒しないように防塵マスクで身を堅めてねりかを犯す。犯した後で男は朝食の用意や洗濯までしてねりかの部屋を出た。男はポラロイドカメラを買い、犯した女を撮っていた。その写真を同僚に見られ、それをきっかけにして地下鉄をやめた。狂気のおもむくままに侵入と暴行をくり返し、男は生き生きとしていた。ねりかはうす気味悪い思いをしていたが男を待つようになる。ふと不安になり友だちに一緒に泊ってほしいと誘う。三人が寝ているねりかの部屋へ男はやはりクロロホルムを注入して侵入して来たが、そこにあったシャボン玉を吹こうとマスクをはずし、クロロホルムを吸って昏倒してしまう。目覚めた一人が男に気付いて警察へとどける。男の夢は終わったかに見えた。しかしねりかは告訴を取り下げ、男は再び水のないプールに立った。みくの吹くシャボン玉はふわふわと上っていった。【「KINENOTE」より】

若松孝二監督、中期の代表作。

本文作成中。

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2012/12/30  0:01

投稿者:日本インターネット映画大賞

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