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2011/12/28

連続テレビ小説『カーネーション』第13週「生きる」(75)  『カーネーション』道

作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀  演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎

出演:尾野真千子(小原糸子)、麻生祐未(小原千代)、正司照枝(小原ハル)、甲本雅裕(木之元栄作)、栗山千明(吉田奈津)、三島ゆり子(澤田)、上杉祥三(木岡保男)、田丸麻紀(安岡八重子)、柳生みゆ(小原静子)、駿河太郎(小原勝・回想)、濱田マリ(安岡玉枝・回想)、須賀貴匡(安岡泰蔵・回想)、尾上寛之(安岡勘助・回想)、飯島順子(木岡美代)、坂口あずさ(小原清子)、杉岡詩織(小原光子)、玄覺悠子(縫い子・昌子)、大谷澪(同・りん)、西村亜矢子(木之元節子)、高田真衣(縫い子・幸子)、吉沢紗那(同・トメ)、花田優里音(小原優子)、心花(小原直子)、大原光太郎(安岡太郎)、小松健悦(奥中宗次郎・回想)、眞木めい(小原清子・回想)、吉田葵依(小原光子・回想)、那々實あぐり(近所の主婦)、櫻木誠(黒眼鏡の男)、永井貴也(中村・回想)、今村雄一(職人・回想)、小林薫(小原善作・回想)


   


糸子に届けられたのは、勝が戦病死したという死亡告知書だった。糸子が遺骨を引き取って帰って来るが、木岡はもううんざりだと見ることを拒否、美代は手を合わせる。遺骨を置き、拝む糸子。葬式行列の日。静子や千代が心配する中、糸子は無表情のまま、遺影を抱えて近所の人たちに見送られる。とにかく食べてないのと寝てないのと、暑いのとうるさいのとでものが考えられなくなっていた。言われるままに逃げて、言われるままに動いて、食べ物を届ける。寝れるときに寝る。でも寝てられないで起きる。そんな中、太郎が走ってきて、八重子を呼ぶ。太郎が持ってきた泰蔵の戦死公報を見て、声を上げて泣き崩れる八重子。それでも糸子はなぜか涙が出なかった。気持というものどこかへ行ってしまったようで、これはこれで楽だった。悲しいのはつらいし、つらいのはしんどい。山中町に向かった糸子は、昨日、正一から電話があり、みんな無事だが工場と屋敷が燃えたという話を千代にする。そこへ優子と直子がやってきて、赤い花びらを糸子の手に渡す。帰ってくると、どこからともなく祭囃子が聞こえ、善作、泰蔵、勘助、勝らの姿を思い浮かべる。いつしかだんじりの前に来ていた糸子は、自転車を倒してその場に泣き崩れる。夕刻。警報が鳴り、避難しようとしていると、木之元が山中町に爆弾が落ちたと知らせにくる。糸子がすぐさま駆けつけ、泣いている千代や娘たちを川に逃がせようとしていると、近くに爆弾が落ちる。糸子は外に出て、空に向かって「うちは死ねへんで。死ねへんで!」と叫ぶ。奈津を連れた黒眼鏡の男は、空襲など怖くない、燃やされて困るものは一つもないと言う。お前もそうだろと言われて頷く奈津の頬に一筋の涙。男は泣くなと言って肩に手を置く。8月15日。いよいよあかんちゃうかという暑い日の朝、木之元が正午に重大発表があるから、みんなでラジオを聞くように知らせに来る。正午になり、玉音放送が始まるが雑音が激しく、何を言っているのかよく分からない。途中で音声が途絶えてしまったため、静子たちは隣に聞きに行こうとするが、木岡がやってきて日本が負けたのだと叫んで去っていく。戦争が終わったことを確かめるため、外に出る一同。一人残った糸子はしばらくして立ち上がると、昼食の準備に取りかかる。

本日にて『カーネーション』、年内の放送は終了。
それに合わせて戦争も終結しましたね。
食べてないのと寝てないのと、暑いのとうるさいのとでものが考えられなくなっていた糸子、勝に続いて泰蔵の戦死が告げられても涙一つ出ないような状態に。それがだんじりの前に来て、色々な感情が蘇ってきたのでしょう、声を張り上げて泣く様は痛切でした。

玉音放送を聞いた後、おもむろに立ち上がって「さ、お昼にしようけ」という台詞も素晴らしいですね。この何気ない一言に糸子の複雑な心情がすべて込められている気がします。
戦争によって夫、幼馴染、その兄、直接戦死ではないものの父親を喪った糸子ですが、一家の大黒柱として、あるいは店主として悲しんでばかりはいられない。どんな状況であっても生きていく。そのためには食べていかなくてはいけない。
戦後、糸子がいかにたくましく生きていくか、後半も楽しみです。

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