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2011/12/22

連続テレビ小説『カーネーション』第12週「薄れゆく希望」(70)  『カーネーション』道

作:渡辺あや
音楽:佐藤直紀  演奏:フェイスミュージック
主題歌:「カーネーション」椎名林檎

出演:尾野真千子(小原糸子)、正司照枝(小原ハル)、甲本雅裕(木之元栄作)、上杉祥三(木岡保男)、柳生みゆ(小原静子)、坂口あずさ(小原清子)、杉岡詩織(小原光子)、玄覺悠子(縫い子・昌子)、花田優里音(小原優子)、心花(小原直子)、大谷澪(縫い子・りん)、高田真衣(同・幸子)、吉沢紗那(同・トメ)、奥深山新(アカの男)、野々村仁(警官)、山城良夏(花子)、高瀬穂乃歌(ミヨ)、NAC、クリアファースト、グレース、劇団東俳、劇団ひまわり、テアトルアカデミー、日本芸能センター、放映新社、小林薫(小原善作・写真)


   


昭和18年(1943)9月。糸子たちがいつものように働いていると、坊主を先頭に戦死した夫の遺影を抱えた妻や家族の列が店の前を通っていく。糸子たちは表に出て手を合わせる。善作が亡くなったことを戦地の勝に知らせたくて何度も葉書を送るものの、勝からの手紙には相変わらず善作はお達者ですかなどとのんきなことが書いてあった。優子は国民学校の熱心な戦争教育のおかげで、軍国少女の真似が大好きになっていた。帰るなり糸子に敬礼して挨拶すると、2階に上がって鉢巻を巻き、外で友達と軍事教練に向かう。藁人形を竹槍で刺しながら、掛け声をかける優子たち。優子が死ぬ振りをして、花子とミヨが最後の一人まで戦い抜くという約束をしつつ涙を流す。優子は直子の視線が気になって追い払う。この頃は商店街はほとんど閉まり、配給もどんどん減ってきていた。食べ物はどうにかして自分たちで手に入れなければならず、庭に野菜を植えたり、肌着や靴下を作って百姓を回って直接食べ物と交換してもらうようになっていた。糸子は、自分の名前が一生糸で食べていけるようにと神戸の祖父がつけてくれたと縫い子たちに話し、幸子とトメを使いに出す。ハルはお粥を食べながら、早く天から迎えが来ないかとぼやく。役に立たないのに長生きして迷惑な年寄りだと言うハルに、善作の僻み根性はおばあちゃん譲りだったと言う糸子。世の中戦争ばかりで死んだ方がましだと言いながらお粥を食べ続けるハルに、糸子は「食べてんがな」とあきれる。優子が走って帰宅し、映画を観に行きたいと言い出す。明日、集会所で上映されるのは『勇ましき決戦』という戦争映画。糸子は忙しいからダメだと断るが、直子と一緒になってしつこく言われて連れて行ってやることにする。♪おててつないでと「靴が鳴る」を歌いながら、集会所に向かう3人。映画が始まる前、「面白いに決まってる、絶対絶対」と言っていた優子だったが、兵隊が戦ってばかりで面白くなかった。やがて直子が外に行きたいと言い出し、糸子が連れて出る。外に出るなり、糸子と直子が伸びをしていると、優子も出てくる。帰り道、もっと楽しいのが観たい、きれいな映画が観たいと言う優子。直子に綺麗な映画とはどういうのかと聞かれ、綺麗なお姫様が綺麗なドレス着て、綺麗なお城に綺麗な花が咲いていると説明する優子と糸子。よく考えたら、直子は生まれてこの方ずっと戦争だから、綺麗なものを見たことがなかった。そこへ警官に追いかけられたアカの男が逃げてくる。泣いて怯える優子と「アカって何?」と尋ねる直子を抱きかかえながら、糸子は「赤に白を混ぜたら何色?」と尋ねて気を紛らせる。赤に白を混ぜたら桃色、もっと足したら桜色、ちょっと青色を足したら…。その場は答えられなかった優子だったが、買ってもらった色鉛筆で紫色になると発見する。どうして色鉛筆を買ってきてくれたのかと聞かれた糸子は、優子は絵が上手だから、綺麗なものを描いて直子と聡子に見せてやるように言う。昌子から10円はしたでしょと聞かれるが、糸子は声を出してごまかす。岸和田ではもうすぐだんじり。祭りの寄り合いに向かう木之元と木岡に頑張ってと声をかける糸子。若い男はみんな戦地に行って曳き手はみんな年寄りになってしまったが、だんじりは何があっても曳かなければならないと思いつつ、糸子は空を見上げる。

国民服を作るようになって約4ヶ月が経過。
優子は結局、おかっぱのままなのね(笑)。
その優子は軍国少女の真似事に夢中な訳ですが、軍国少女と言うと『芋たこなんきん』でも描かれた田辺聖子さんを思い出します。田辺聖子さんの場合は完全なる軍国少女だったようですが、戦争映画を観に行ったはいいものの、面白くなくて途中で出てくる優子は所詮、真似事という感じでしょうか。年齢的にもまだ幼すぎたのかも知れません。
帰り道、アカが連行される現場に出くわした優子ですが、色鉛筆を買ってもらって上機嫌。ここで才能を伸ばしていくわけですね。直子が生まれてこの方、戦争ばかりで綺麗なものを見たことがないというのにもハッとさせられました。

あ、そうそう。
死にたいと言いつつ、お粥を食べ続けるハルが今日のツボでした。

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