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2011/11/27

ジャクソン・ポロック展  鑑賞道

生誕100年 ジャクソン・ポロック展
Jackson Pollock: A Centennial Retrospective

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【名古屋展】
2011年11月11日(金)〜2012年1月22日(日)
愛知県美術館
一般当日:1,400円  前売・団体:1,200円




ポロックの生誕100年を記念して開催する日本初の回顧展。
絵画を中心として約70点を展示。

ジャクソン・ポロックと言えば、エド・ハリスさんが監督も兼ねた映画『ポロック 2人だけのアトリエ』という映画があったが、作品はほとんど見たことがなかった。
今回は何と言っても、イランのテヘラン美術館から貸し出された評価額200億円の《インディアンレッドの地の壁画》が目玉。なのだが、正直、そこまでの評価に値する作品なのかどうかはよく分からず(笑)。

展覧会は全部で4つの章で構成。
第1章「1930-1941年:初期」では、1930年、18歳でニューヨークに出てきて絵画修行を始めたポロックが、地方主義の代表的画家トーマス・ハート・ベントンに師事し、次第にメキシコ絵画やネイティヴ・アメリカンのアートに影響されていくまで。
第2章「1942-1946年:形成期」では、ピカソやミロなどヨーロッパのモダンアートに感化され、評論家クレメント・グリーンバーグに見出されてモダンアートの画家として台頭していくまで。
第3章「1947-1950年:成熟期」にいたって、ポロックの代名詞とも言うべき「ポーリング(流し込み)」や画面を同じようなパターンで埋め尽くす「オールオーヴァー」の作品を展示。ここには1951年、第3回読売アンデパンダン展の折に日本で初めて展示された2点の作品もあり。
第4章「1951-1956年:後期・晩期」では、苦悩の中で新たな方向性を見出そうとする時期の作品を展示。色がなくなり、黒が中心となる。

ポーリングという技法は当時「カオス」と評されたこともあるようだが、決して偶然の産物ではない。その線は躍動感に満ち、一瞬の刹那を切り取っているような印象を受けた。
その技法で頂点を極めながら、そこに安住するのではなく、新たな試みを続けようとしたという点も興味深かった。

城内にはポロックのアトリエを再現したコーナーもあり、靴を脱いで上がることもできる。床は実際に使われていたもので、絵の具の跡がびっしりと残っていてそれ自体が芸術作品となっている。
再現と言えば、ポロックが交通事故(飲酒運転)のため44歳で亡くなった際の新聞記事に掲載されたポロックの片方の靴とタイヤのホイール、ビール缶が収められた写真まで再現していたのはちょっとやりすぎでは。しかも靴は本物だし…。


  
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