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2011/11/27

『ハラがコレなんで』  映画道

『ハラがコレなんで』

2011年日本映画 109分
脚本・監督:石井裕也
撮影:沖村志宏  美術:丸尾知行  編集:相良直一郎
音楽:渡邊崇  主題歌:GOING UNDER GROUND「愛なんて」
出演:仲里依紗(原光子)、中村蒼(児玉陽一)、石橋凌(児玉次郎)、斉藤慶子(ママ)、稲川実代子(清)、並樹史朗(光子の父・原芳隆)、竹内都子(母・原早苗)、大野百花(小学生の光子)、鈴木励和(小学生の陽一)、斎藤水生(ママの息子・貴志)、近藤芳正(リストラされた男・斉藤)、螢雪次朗(内部告発した男・加藤)、大石吾朗(タクシー運転手)、瀧川鯉昇(産婦人科医)、戸次重幸(リサイクル業者)、森岡龍(同)、目黒真希


   


24歳の原光子は妊娠9ヶ月で、子供の父親のアメリカ人と別れ、所持金もなく、行く当てもないままアパートを引き払う。しかし、義理人情を大事にし、粋に生きることを最も重んじる光子は、昼寝すれば大丈夫と楽観的に考えている。光子は、子供のころ夜逃げして両親と暮らした時代遅れの長屋にたどり着く。毒舌だった大家のおばちゃん・清は寝たきりで、戦死した夫のもとに行きたがっている。光子は、清の世話をしながら長屋で出産する決意をする。賑やかだった長屋に残っていたのは、閑古鳥の鳴く食堂を経営する、光子の幼馴染の陽一とその叔父・次郎だけ。15年前の結婚の約束に責任を感じ光子を想い続けていた陽一は、再会を喜びながらも動揺する。両親に捨てられた自分を育ててくれた次郎に対し、自分だけが幸せになってはいけないと感じていた。一方次郎は、喫茶店“べる”のママに想いを寄せながら、世話になった清を残してママに想いを伝えることはできないと思っていた。陽一はいつものように清に夕食を届けると、光子に預金通帳を渡し、子供の面倒をみるとタンカを切る。しかし光子は通帳の残高を見て、自分が店の面倒をみると切り返す。翌日から、光子は客引きを始める。次第に光子の人柄を慕う客で食堂は繁盛し始める。そうするうち、ママが店を閉め、病気の母親がいる福島に帰ろうとする。しかし次郎は引き留めることもできない。じれったく思った光子は、みんなで福島へ行こうと提案する。そこに、また夜逃げした光子の両親がやって来る。混乱のなか、光子の号令で一同は昼寝をすることに。その数分後、思いもよらないことが起こる。【「キネマ旬報映画データベース」より】

石井裕也監督最新作。

ヒロインの行動基準は「粋か粋じゃないか」なのだが、そのヒロインの行動自体がまったく粋に見えないのがまずもって残念。破天荒なキャラクターにしたかったのだろうが、ただ単に行きあたりばったりなだけで共感も得られない。
隣に引っ越してきた人にたくあんを押しつけたり、タクシーを無賃乗車したり、15年ぶりに現れていきなり大家から金を借りたり(タクシー代金用?)、どれ一つとっても粋とは程遠い。
仲里依紗さんにもう少し映画全体を引っ張っていくパワーがあればなぁ…。

この作品、次郎と陽一の予定表から推測すると、2011年2月が舞台。
終盤、喫茶店のママが母親の介護のために実家に戻ることになるわけだが、それが福島県というのが何ともはや……。劇中では原発ならぬ不発弾が爆発していたが。


★1/2

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