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2011/10/30

島田章三展  鑑賞道

島田章三展
Shozo Shimada: A Retrospective

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【名古屋展】
2011年9月16日(金)〜10月30日(日)
愛知県美術館
一般当日:1,000円  前売・団体:800円


具象画壇を代表する洋画家として活動を続ける島田章三さん(1933〜)の初期から現在までの仕事をたどる大回顧展。初期の作品から最新作まで絵画76点を含め、デッサン、版画、陶器などおよそ120点を展示。
名前には聞き覚えがあったが、愛知県立芸術大学の専任講師として長久手村(現・長久手町)に転居し、その後、学長まで務めるなどこの地にも馴染みのある方だとは知らなかった。

1967年、《母と子のスペース》で画壇の芥川賞とも言われる安井賞を受賞。その翌年にヨーロッパに留学した島田さんは、「キュビスムを日本人の言葉に翻訳」することを自らの課題とし、幾何学的に構成された日常の情景に組み込まれた独自の人間像「かたちびと」を追求するようになる。
初期は赤や黄、緑といった鮮やかな色使いだったのが、留学以降は暗い色調となり、題材も神話的なものからより日常的なものへと変わっていく。こういった画風の変遷が分かるのもこういった回顧展ならでは。
作品のいくつかには作者自身のコメントがつけられ、当時の心境や製作意図などが綴られていたのも興味深かった。

また、最後には最新作《東北に捧げた十字花》を展示。
3月10日、横須賀美術館の館長を退職した矢先に発生した東日本大震災に心を痛めた島田さんが、画家に出来ることは絵を描くことしかないと製作された作品。この作品はチャリティーオークションにかけられ、売上はすべて被災地の復興支援の義援金として寄付されるとのこと。最低落札価格は30万円だったが、結果は公表されるのかな。
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