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2011/9/29

シティボーイズミックスPRESENTS『動かない蟻』  演劇道

シティボーイズミックスPRESENTS
『動かない蟻』

UGOKANAI ARI

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【名古屋公演】
2011年9月28日(水)・29日(木)
名鉄ホール
全席指定:7,000円

作・演出:天久聖一
音楽:坂ロ修 (株)O.S.T.  編曲:大井洋輔
映像:大見康裕  舞台監督:森下紀彦
照明:磯野眞也 (有)アイズ  音響:島猛 (株)ステージオフィス
舞台美術:黒川通利 (株)トランスフォーマー
スタイリスト:勝俣淳子
演出部:大川裕、松浦孝行、金子晴美、黒葛野繁之、神永結花
演出助手:山田真実
衣裳:今村あずさ、熊井絵理、大門美責子、村上利香
出演:大竹まこと、きたろう、斉木しげる[シティボーイズ]、中村有志、荒川良々、辺見えみり


作・演出に天久聖一(あまひさ・まさかず)さんを迎え、還暦を過ぎてなお新境地を切り開くシティボーイズのライブ。昨日知ったばかりだけど、天久さんは『バカドリル』を手がけている方で、舞台の作・演出の経験はほとんどなし。

シティボーイズのライブを観に行き始めて10年、私は初めて涙を流した。
もちろん、感動的なオチのコントがあったわけではない。
というか感動的なオチのコントってなんだ。

冒頭のコントで、シティボーイズの3人が中村有志さんの家の炬燵から足を1本ずつ外して集まってくる(役名も本人たちそのまま)。舞台下手には大きな金色の柱があり、その穴に炬燵の足を入れるとぴったり。そのまま3人は女王様(辺見えみり)の「働け!」の号令の下、奴隷よろしく柱を回し始める(ちなみに柱は地上の墓と繫がっている)。

そして最後のコント、再び姿を現した金色の柱は上部が溶けかかっている。
なぜ溶けているかはくどくどしく説明するまでもなかろう。
そこへ防護服を着た3人が現れ、再び柱を動かし始める……。
シティボーイズも福島第一原発の事故とは無縁ではいられなかった。
まず、そんなことが起きてしまった現実が何ともやりきれなかった。
と思ったその瞬間、上手高台からタキシード姿の3人が颯爽と登場。
この時ほど3人がカッコよく見えた瞬間はなかった。

今回のタイトル「動かない蟻」は、天久さんがタイトル候補の一つとして持ってきた「働かない蟻」を大竹さんが見間違えたという偶然から発生したもの。だが、この「動かない蟻」というのはまさに今の日本人そのもの。
「動けない」ではなく「動かない」。
行動に移すことなく、ただ言いなりに「働いている」だけ。
だが、そんな蟻どもにシティボーイズはこれからも笑いを提供してくれる。ケツを出して、靴代わりにティッシュの箱を履いて、左耳を切り落としながら。
改めてこの3人に敬意を抱いた一日だった。

本日はなんとアンコールあり。千秋楽ということもあるのかも知れないが、これまでのライブではちょっと記憶にない。
もっとも、舞台に戻ってきたら結構帰りかけの客もいたので、大竹さんなんかはちょっと恥ずかしそうにしていたけど(笑)。

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