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2011/9/26

『水曜日のエミリア』  映画道

『水曜日のエミリア』
LOVE AND OTHER IMPOSSIBLE PURSUITS

2009年アメリカ映画 102分
脚本・監督:ドン・ルース
製作総指揮:ナタリー・ポートマン、リサ・クドロー他
原作:アイアレット・ウォルドマン
撮影:スティーヴ・イェドリン  編集:デイヴィッド・コドロン
美術:マイケル・ショウ  衣裳:ペギー・シュニッツァー
音楽:ジョン・スウィハート
出演:ナタリー・ポートマン(エミリア・グリーンリーフ)、スコット・コーエン(ジャック・ウルフ)、チャーリー・タハン(ウィリアム・ウルフ)、リサ・クドロー(キャロリン・ソウル)、ローレン・アンブローズ(エミリアの友人ミンディ)、マイケル・クリストファー(父シェルドン・グリーンリーフ)、デブラ・モンク(母ローラ)、モナ・ラーチェ(ソニア)、アンソニー・ラップ(友人サイモン)、ケンドラ・カッセバウム(ウィリアムの担任シャーリーズ)、エリザベス・マーヴェル(同僚ピア)、デイジー・タハン(エマ)


   


新人弁護士のエミリアは、毎週水曜日が来るのが少し憂鬱だった。その理由は、8歳になる夫ジャックの息子ウィリアム。ウィリアムはジャックと前妻キャロリンの間の子どもで、別れた両親の家を行き来しており、毎週水曜日になると泊まりに来る。学校まで彼を迎えに行くのがエミリアの役目なのだが、両親の離婚の原因であるエミリアには、決して打ち解けようとしないのだ。さらには、小児科のエリート医師であるキャロリンが、育児のあれこれを事細かに指示してくることにもプレッシャーを感じていた。そして、ジャックが帰宅すれば、あれこれと彼女の行動に対するウィリアムの告げ口が始まる。ジャックは、エミリアが新人弁護士として勤め始めた事務所の上司だった。妻子あるジャックと恋に落ちたエミリアはやがて妊娠。ジャックの離婚成立を待って再婚したものの、“イザベル”と名付けた赤ん坊は生後3日で突然、亡くなってしまった。それ以後、エミリアの人生は、次から次へとトラブル続き。彼女を悩ませる問題は、ウィリアムやキャロリンに関することばかりではなかった。離婚した両親が復縁すると知って、エミリアは長年浮気を続けた父にも、そんな父を許す母にも、怒りをぶつけてしまう。あれほど愛し合っていたはずのジャックとも心は離れていくばかり。幸せな未来を見失ったエミリアは、イザベルの死にまつわる“ある秘密”をジャックに告白してしまう。傷ついた心を抱え、家を出るエミリア。ある日、独りで生きていくことを決意したエミリアに、1本の電話が。それは全く予期しない意外な人物からの呼び出しだった……。【「キネマ旬報映画データベース」より】

ナタリー・ポートマンさんが製作総指揮も兼ねた作品。
製作は2009年だが、本国アメリカでも彼女が『ブラック・スワン』でアカデミー主演女優賞にノミネートされてから公開されている。

物の見事にナタリー・ポートマンさん以外は知らない人ばかりだが、当の主演女優の仕事ぶりだけで元は取れようというもの。妊娠して職場の上司と略奪婚したはいいものの、生まれてきた子供は3日で死亡。夫の連れ子ともうまくいっていないという女性を好演。
その辺りの事情をくどくどしい説明もなく分からせる序盤はなかなかよかったが、その後で唐突に回想シーンが始まってしまう点はマイナス。また、もう少し弁護士という設定に必然性が欲しかった。

エミリアは乳製品がダメだというウィリアムにアイスクリームを食べさせたり、アイススケートをやらせるにもヘルメットを被らせなかったりと、やはり母親になるには何かが欠けているという感じ。
彼女の心の奥底にはイザベラを失ったという悲しみ以上のものがある。それは、イザベラの死因がSIDSではなく、自分が赤ん坊を抱いたまま眠って窒息させたのではないかという罪悪感。それを抱えている限り、彼女は母親としても妻としても一歩前に踏み出せず、浮気が原因で離婚したはずの両親の再婚も許すことができない。
そういった彼女のわだかまりを解消するのが、それまで何かと口出しをしてきた夫の前妻で小児科医のキャロリンだというのもなかなか面白い展開だった。


★★1/2

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