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2011/9/25

『モテキ』  映画道

『モテキ』

2011年日本映画 118分
脚本・監督:大根仁
原作:久保ミツロウ
撮影:宮本亘  美術:佐々木尚  編集:石田雄介
音楽:岩崎太整  オープニングテーマ:フジファブリック「夜明けのBEAT」
出演:森山未來(藤本幸世)、長澤まさみ(松尾みゆき)、麻生久美子(桝元るみ子)、仲里依紗(愛)、真木よう子(唐木素子)、リリー・フランキー(墨田卓也)、金子ノブアキ(山下ダイスケ)、新井浩文(島田雄一)、山田真歩(みゆきの友人・彩海)、伊達暁(三浦)、りりィ(愛の母)、内田慈(墨田の愛人・千華)、東加奈子(同・カオリン)、傳田うに(出入り業者)、上田遥(バイト・ミキちゃん)、信川清順(小宮山基樹)、赤堀雅秋(牛丼屋の店員)、丸尾丸一郎(フェスカップル)、祖父江唯(同)、野波麻帆(土井亜紀)、満島ひかり(中柴いつか)、松本莉緒(小宮山夏樹)、菊地凛子(林田尚子)
本人出演:Perfume、神聖かまってちゃん、山下敦弘、設楽統・日村勇紀[バナナマン]、在日ファンク、ジョニー大蔵大臣[水中、それは苦しい]、宇川直宏、川辺ヒロシ、吉田豪、杉作J太郎、掟ポルシェ、女王蜂、ナキミソ、ピエール瀧、TOKYO No.1 SOUL SET、U-zhaan、rei harakami、N'夙川BOYS、スチャダラパー


 


突然のモテキから1年。31歳になったセカンド童貞の藤本幸世は派遣社員を卒業し、ニュースサイト「ナタリー」の面接を受ける。なぜかCEOを務める墨さんに「童貞が社内を歩いているのを見るのが嫌だ」と言われながらも、ライターとして採用される幸世。野外フェスの取材に失敗し、先輩社員・唐木素子に叱られて落ち込む幸世は、初めてtwitterでリプライをもらった相手と意気投合し、飲みに行く約束をする。相手が男だとばかり思っていた幸世だったが、待ち合わせの場所に現れたのはキュートな雑誌編集者・松尾みゆき。その後、みゆきの友人も交えて飲み、終電がなくなって3人は幸世の家へ。友人が先に帰った後、みゆきとセックスできるかも知れないと意を決する幸世だったが、“ごっこ”止まり。みゆきに年上の彼氏がいると知りながらも、のめりこんでいく幸世を周囲は面白がり、親友の島田はあきれ返る。そんなある日、会社の飲み会にみゆきが友人のOL・桝元るみ子を連れてやってくる。みゆきは先に帰ってしまうが、るみ子が歌う「カムフラージュ」に感激する幸世。そんな折、みゆきの家に泊めてもらうことになった幸世は、みゆきが彼氏と同棲していることにショックを受けながらも、再びいいムードに。ところが突然の訪問客に彼氏が帰ってきたと勘違いして慌てふためいた幸世は、気まずくなってみゆきの家を飛び出す。そこへ通りかかった墨さんは幸世をガールズバーに連れて行く。金を払って女の子に優しくされたくないという幸世だったが、美人店員の愛の魅力に屈する。翌朝、目を覚ますと隣には愛の姿が。結局、何事もなかったと判明するが、シングルマザーでもある愛は幸世のような男には意外とニーズがあると励ます。みゆきと連絡を取らずに悶々とした日々を過ごす幸世は、一人カラオケをしていたるみ子に誘われ、2人でB'zを熱唱する。その帰り際、るみ子は幸世の後を追いかけて好きだと告白。みゆきのことが気にかかりながらも、幸世は人生二度目のセックスを体験する。その後、仕事を通じてみゆきの彼氏・山下ダイスケと知り合った幸世は、何もかも負けていると打ちのめされる。ところが、インタビューの仕事で山下が結婚していることを知った幸世は激怒し、土砂降りの中、みゆきの部屋へと向かう。

昨年、ドラマ化された久保ミツロウさんの同名コミックをオリジナルストーリーで映画化。

これはもうドンピシャリ。

2時間で4人の女性との関係をどう描くのだろうと思っていたが、さすがに平等というわけではなく、あくまで長澤まさみさんがメインで、そこに麻生久美子さんが絡んでくるという感じ。
その点がドラマ版よりも幸世の成長が感じられる点で、るみ子とセックスはするものの、みゆきへの一途な想いを持ち続ける。ま、るみ子とヤったことをみゆきに言ってしまうあたりは相変わらず恋愛スペックなさすぎだが(笑)。
仲里依紗さんはDVDでいうとチャプター1つ分。真木よう子さんも最初から出番はあるが、特に関係が発展するわけではない。少々もったいない気もするが、この2人に関しては『モテキ2』でその後が描かれると見た(ホンマかいな)。

『モテキ』と音楽は切り離せないというわけで、本作でも大江千里さんの「格好悪いふられ方」がドラマ版と同様の使われ方をして、Perfumeの「Baby cruising love」をバックにしてのダンスシーンでは本人たちも登場。
他に、橘いずみ(現・榊いずみ)さんの「失格」、TMネットワークの「Self Control」、竹内まりやさんの「カムフラージュ」、JUDY AND MARYの「LOVER SOUL」といった楽曲も懐かしい限り。先日ライブに行った岡村靖幸さんも「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」と「カルアミルク」の2曲が使われていて満足。
その他、いくつかのバンドやミュージシャンが本人出演をしているが、終盤の野外フェスのシーンでは7月に急逝したレイ・ハラカミさんも出演。

最近の日本映画の不満な点としては、オープニングやエンディングクレジットに1ミリの遊び心もないところが挙げられるが、その点、本作は言うことなし。
三島由紀夫、ボブ・ディラン、ゲーテ、尾崎豊らの愛に関する名言が道路や壁や天井などに書かれている冒頭部分もいいし、ドラマ版同様の美女神輿のオープニングがこれから映画が始まるという高揚感を与えてくる。エンディングはニュースサイト風の作りに「今夜はブギーバック」を歌うスチャダラパーwith藤本幸世の映像が組み込まれていて凝っていた。


★★★★


   


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