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2011/9/24

SLoft『夕月〜あるハムレット考〜』  演劇道

SLoft 1st Work
『夕月−ゆうづき−〜あるハムレット考〜』


2011年9月17日・18日・23日〜25日
ナビロフト
2,000円

作・演出:北村想
美術:松本ひろし  照明:石原福雄  音楽・音響:ノノヤママナコ
衣装:大池かおり  振付:平山静乃  殺陣:杉山明朗
歌唱指導:折野純子  演出研修:渡山博崇
出演:鵜飼七菜子(女1・ホレーショ)、今枝千恵子(女2・ハムレット)、加東サユミ(女3・オフィーリア)、谷口暢子(女4・ガートルード/クローディアス/先王の亡霊を演じた役者)、火田詮子(魔女1)、金原祐三子(魔女2)、中島由紀子(魔女3)


   


とある屋上。『ハムレット』の稽古をしながら、ハムレット役の女優とホレーショ役の女優が桜の時間制や悲しみについて、ホームズとワトスンよろしく論じている。そこへオフィーリア役の女優がやってくるが、2人は他に適役はいなかったのかとがっくり。更に1人の女優がクローディアス王と妃ガートルードを演じていることから、乖離性同一障害の演技性について話は及び……。

北村想さんとナビロフトによる新ユニットSLoft第一回公演。

冒頭はメイン女優4人が競泳用水着を着てのダンス。
後で知ったが、バックにかかっていたのは黛ジュンさんの「夕月」。
その後、入れ替わるようにして魔女3人が登場。
いずれも北村想作品ではお馴染みの面々で、どこかの健康センターの風呂上りのオバ…女性たちのような格好で井戸端会議。このあたりは完全にアドリブだった模様。

その後、劇団員らしき4人による『ハムレット』が始まるわけだが、話題は桜からエジプトの王プサメニトス、釈尊、ニーチェ、フランソワ・オゾン(『まぼろし』)へと変わっていく。
乖離性同一障害の演技性に話が及んだ後は、ホレーショがガートルードとクローディアスの私生児(つまりはハムレットと異父兄弟)であることが判明し、両者によるフェンシングでの決闘が始まる。バックにかかるは「イムジン河」(笑)。

いつもながらに薀蓄をまぶした近年の北村想さんらしい作品。よくもまぁこれだけの引き出しがあるものだと思うけど、物語としての面白みにはやや欠けたように感じた。
メインの4人はほとんどキャリアのない人たちだが、そんな小難しい北村想さんの脚本の下、頑張っていたように思う。

それはそうと、序盤のホレーショとハムレットが会話をしているシーンで、ゴキブリが登場したのには驚いた。
女1役の鵜飼七菜子さんもパンフレットに「ゴキブリへの耐性ができた」と書いていたけど、まさか本番中に舞台を横切るとは。当の鵜飼さんも台詞の合間に近づいて追い払おうとしてたけど、こんな芝居、おら初めて観ただよ(笑)。

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タグ: SLoft 北村想 夕月



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