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2011/9/23

『パレルモ・シューティング』  映画道

『パレルモ・シューティング』
PALERMO SHOOTING

2008年ドイツ・フランス・イタリア映画 108分
脚本・監督・製作:ヴィム・ヴェンダース
共同脚本:ノーマン・オーラー
撮影:フランツ・ルスティヒ
編集:ペーター・プルツィゴッダ、オリ・ヴァイス
音楽:イルミン・シュミット
出演:カンピーノ(フィン)、ジョヴァンナ・メッツォジョルノ(フラヴィア)、デニス・ホッパー(フランク)、ミラ・ジョヴォヴィッチ[クレジットなし](本人)、ルー・リード(本人)、インガ・ブッシュ(カーラ)、アクセル・シクロフスキ(ハンス)、ゲルハルト・グートベルレット(ゲルハルト)、ゼバスティアン・ブロンベルク(ジュリアン)、ヤナ・パラスケ(学生)、アンア・オルソ(母親)、ウド・ザメル(銀行員)、アレッサンドロ・ディエリ(医師)、ジョヴァンニ・ソッリマ[クレジットなし](本人)


  


フィンはアート写真からモード写真まで手がける世界的に成功した写真家だ。彼の写真はデジタル処理によって「現実」を組み替えることでまったく新しい世界を作り出す。活動の拠点とするデュッセルドルフでは、常に人に注目される生活。どこへ行くにも携帯電話が手放せず、イヤホンから聴こえる音楽だけが、フィンにとっては唯一心を落ち着かせる存在だった。そして彼はほとんど眠ることができず、いつも「死」にまつわる短い夢の始まりで目を覚ます。あるときフィンが車を運転しながら風景を撮影していると、ある男の姿を偶然写真に収めてしまう。同時に彼の車はコントロールを失い危うく大事故を引き起こすところ。フラフラと車から抜け出し、パブに立ち寄ると、そこでも彼はまた不思議な体験をすることになる……そしてフィンは旅に出る決意をした。行き先は偶然ライン川で見かけた船に書かれていた地名、パレルモである。その旅はデュッセルドルフでの撮影に満足しなかったミラのためでもあった。妊娠中の姿を収めるファッション撮影を、彼女は現実の風景の中で再度やり直したいと申し出たのだ。撮影後もひとりパレルモに残ることにしたフィン。しかしそこでは執拗に彼を追い、矢で付け狙うミステリアスな男に悩まされることになる。そしてもうひとり、この街で魅力的な人物と出会う。街の美術館にある巨大な壁画『死の勝利』の修復を行うフラヴィアだ。彼女ははじめてフィンが矢に狙われた話を聞いたとき、彼は彼女の抱えてきた疑問を埋める存在であることを理解する。彼女もまた過去の出来事から「死」に取り憑かれた人物だった。フィンの身に危険が迫っていることを心配したフラヴィアは、祖母との思い出の地、ガンジに彼を連れ出す。そこは彼女にとって唯一安心できる、本当の幸せを思い出させてくれる場所だった。フラヴィアの祖母の家で眠りにつくふたり。だがフィンはそこでついに、その男=「死」と対面することになる……【公式サイトより】

ヴィム・ヴェンダース監督が初めて故郷デュッセルドルフで撮影した作品。

パレルモはシチリア島にある都市の名前。
タイトルはそこでの撮影という意味だろうと思っていたが、妊婦姿のミラ・ジョヴォヴィッチさんの撮影を終えた後、写真家のフィンは矢で狙われるようになる(と思い込む)。つまり、これもシューティングなわけで…。なんだよ、シャレかよと思ってしまった時点でややテンションが下がってしまった。
『アメリカの友人』以来、30年ぶりにヴェンダース作品に出演したデニス・ホッパーさんは、2年後の死を予兆させるかのような痩せ方で存在感があったが。


★★

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