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2006/8/17

『純情きらり』第20週「来ぬ春を待ちわびて」(118)  『純情きらり』道

脚本:浅野妙子   原案:津島佑子「火の山─山猿記」
音楽:大島ミチル  テーマ曲チェロ演奏:長谷川陽子
語り:竹下景子
タイトル映像:伊藤有壱  所作指導:中村又蔵

出演:宮崎あおい(有森桜子)、秋山菜津子(松浦タネ)、徳井優(野木山与一)、六角精児(松浦利雄)、藻田るりこ(おふみ)、福田らん(お清)、エンゼルプロ、八名信夫(沖田徳次郎)、塩見三省(浦辺仙吉)、戸田恵子(松井かね)、室井滋(有森磯)

徳次郎にこれからどうするつもりかと尋ねられた桜子は、かねの遺言通り、店に残って達彦を待つと言う。桜子の身の上を哀れむ徳次郎に、後悔はしていないと桜子。「私はこれからあの店でずっと生きていきます」と決意表明をする。

「山長」ではかねの葬儀の準備が続けられている。
かねの遺影を見つめる桜子。
そこへタネと利雄がやってきて、達彦と結婚していない桜子には喪主になる資格がないはずだと言う。タネは「喪主は私がやらせてもらいます」と宣言し、「山長」の女将の葬儀なら盛大にやらなければいけないからお金が必要だと、金庫の鍵を出すように言う。
「その前にきちんとお母さんにお別れをなさって下さい」という桜子に「初めっからうちの身代が目当てだったんじゃないの」と悪態をつくタネ。
桜子はタネに葬式の差配は任せるから存分になさって下さいと言うと、遺影に向かって深々と頭を下げ、部屋を出て行く。

かねよりタネの方が金に執着しとりますね(笑)。


桜子が家にいると、おふみがやってくる。
おふみによれば、タネと利雄が従業員に首切りを言い渡し、店の者を半分にしたという。
「山長」へ向かった桜子は、タネに直接事の真相を問い質す。
今まで一生懸命勤めてきてくれた人をいきなり放り出すようなことはやめて下さいという桜子に「あんた何の権利があって私に指図するだぁ」とタネ。
「店の差配は私の仕事です」というタネに「いいえ。お葬式の差配はお願いしましたが、店の差配までお願いしとりません」と桜子は反論し、かねの遺言で店を任され、店の人たちを守る義務があると述べる。
「法律上、この店の権利は私たち夫婦にあります。桜子さん、出るとこ出まいか」と息巻く利雄に対し、野木山はかねがタネに書かせた念書があると金庫の中を探そうとするが見当たらない。「野木山さん、あんた夢でも見とったんじゃないのか」と笑うタネと利雄。
腹に据えかねた仙吉が「いい加減にしてくれ」と割って入り、二人が店の当主になることを認めるわけにはいかないと言う。「わしは若女将についていきます」という仙吉に、野木山やおふみたち従業員も後に続く。
タネは桜子には後ろ盾も何にもないと言うが、仙吉に「後ろ盾はわしらです」と言われてしまう。仙吉たちがいなければ店が回っていかないため、タネたちは何も言い返せなくなって悔しがる。

塩見三省さん、やっぱりカッコいいなぁ。
「後ろ盾はわしらです」名台詞ですな。



それから数日、「山長」の営業は停止する。
桜子は野木山から、このままごたごたが続くようなら大豆の配給を差し止めると役人に通達されたという話を聞く。店の当主が誰なのかはっきりさせなければ、店が潰れてしまうと困惑する野木山。
桜子が廊下を歩いていると、タネと利雄が言い争いをしている声が聞こえる。
店がつぶれたって構わないという利雄に対し、タネは400年続いてきた暖簾を死んでも守り通すという。

一応、タネも店のことを大事には思っているんですな。
しかしいい年して「お父さんお母さん」なんて言いますかね?
その辺はお嬢様ということか(笑)。



家に帰り、徳次郎に相談する桜子。
女将として残り、みんなのために頑張りたいという桜子だったが、徳次郎に「お前、暖簾を守るちゅうことがどういうことか、本気で考えてみたことがあるのか。お前、『山長』の跡継ぎを産めるか」と言われ、答えに窮する。

養子をとりゃいいんです、養子をとりゃ。


桜子はタネに対面し、このまま成り行きに任せて店を潰すようなことだけはしたくないと告げる。
「もしかしたらタネさんも同じ気持じゃないですか。違いますか」と言われたタネは、黙って念書を桜子に差し出す。
笑顔を見せる桜子。

従業員を集め、一刻も早く事態を収拾しなければいけないと述べる桜子。
「私は、『山長』を出ます。経営はタネさんご夫婦にお任せします」という桜子の言葉に従業員たちの間に動揺が広がる。
「若女将、わしらを見捨てるんですか」と言う野木山に、桜子は向こう10年間、従業員の解雇はしないこと、店の舵取りは野木山さん、仙吉さんに任せることという2つをタネたちに営業再開の条件として飲んでもらうと説明する。
そんな条件は飲めないという利雄に対し、タネが書いた念書を見せる桜子。
桜子は従業員たちに向き直り、「仙吉さん、野木山さん、皆さん。私もこの店を私の力で支えられるものならと心の底から思っていました。女将さんを思い、達彦さんを思いながら、この『山長』で皆さんとずっと一緒に暮らしていきたかった。でも、達彦さんは死んだんです。『山長』の暖簾を守るため、皆さんの生活を守るために私は私なりに最善を尽くすことに決めました」と告げ、「申し訳ありません」と頭を下げる。

経営を任せると言ったり、口を出さないと約束させたりどっちやねん(笑)。
要は金はやるから名前だけ貸しておけということですな。
果たしてそれでタネたちは暖簾を守ることになるんでしょうか。



桜子が家に一人でいると、仙吉が見て貰いたいものがあると訪れる。
風呂敷を開けると、白無垢があり、かねが桜子に書いた手紙が入っている。
「桜子さん あなたは名前の通り生まれ変ってもう一花美しい人生の花を咲かせてください」と書かれたかねの手紙を握り締め、涙を流す桜子。

あーあー、そんなに強く握り締めたら大事な手紙がくしゃくしゃですがな(笑)。


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