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2011/5/27

『少女たちの羅針盤』  映画道

『少女たちの羅針盤』

2010年日本映画 113分
監督:長崎俊一
脚本:矢沢由美[水島かおり]、谷口純一郎  原作:水生大海
撮影:柳島克己  美術:部谷京子、中山慎  編集:阿部亙英
音楽:佐藤直紀  主題歌:矢沢洋子「羅針盤」
出演:成海璃子(楠田瑠美)、忽那汐里(江嶋蘭)、森田彩華(北畠梨里子)、草刈麻有(来栖かなめ)、黒川智花(広瀬なつめ)、戸田菜穂(渡見恵子)、清水美沙(江嶋千代子)、石黒賢[特別出演](御蔵総一郎)、石井正則(舞利亜のマネジャー芽咲吾朗)、前田健(監督・平良弘明)、塩谷瞬(主演男優・倭駆)、金山一彦(審査員・武本正弘)、水本諭(ストリートミュージシャン瀬川雄介)、池口十兵衛、諏訪太朗(通りがかりのおじさん)、島居香奈(同級生)


  


ネットシネマのヒロインを演じることになった新進女優・舞利亜は、廃墟となったホテルでの撮影のため、地元・広島県福山市にやってくる。監督から「劇団羅針盤にいたんでしょ」と言われて戸惑う舞利亜を残し、マネジャーは別の現場へと去ってしまう。いつの間にか台詞や役柄が書き換えられたシナリオ、壁に書かれた不気味な落書き、衣裳に差し込まれた脅迫状……誰かに自分を陥れようとしているのを感じ、不安に怯える舞利亜。そんな彼女には封印しなければならない過去があった。4年前。高校2年生の楠田瑠美は先輩や顧問・渡見先生に反発して演劇部を飛び出し、北畠梨里子(バタ)、来栖かなめと劇団を立ち上げることを決意し、別の高校に通う江嶋蘭を誘う。それぞれの名前に“東西南北”が入っていることから劇団羅針盤としてスタートを切った4人は、ストリートでのライブを始めるが、芝居の喧嘩を本当の喧嘩だと思われて邪魔をされてしまう。すぐさま改善してライブを続けるうち、劇団羅針盤は評判を呼ぶ。蘭がかつて住んでいた空き家の団地で練習を続ける4人を、かなめの姉で女優の広瀬なつめも応援する。やがて若手演劇集団の登竜門となる演劇フェスに出場することになった羅針盤だったが、バタが寝ていた瑠美にキスをしたことから2人の間がぎくしゃくとする。また、蘭も母親が実の父・御蔵総一郎と結婚しようとしていることに頭を悩ませていた。それでもバタが書いた脚本を上演することにした4人は練習を積み重ねて本番を迎える。客からの反応は上々だったが優勝は逃したことに腹を立てた瑠美は、審査員控え室に乗り込んで大暴れする。その後、蘭は映画のオーディションを受けるために上京。ところが、付き添いで行ったかなめがスカウトされる。かなめは映画に出演することを決心するが、何者かにスタンガンで襲われる。気丈に学校にやってくるかなめだったが、突然姿が見えなくなり、瑠美たちのもとに自殺をほのめかすメールが送られてくる。必死にかなめの行方を探す瑠美たちだったが、練習部屋から飛び降りたかなめの遺体が発見される。

ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作を長崎俊一監督が映画化。

青春モノ、部活(風)モノ、ガールズムービーとしてはそれほど悪くない。
ただ惜しむらくは本作がミステリーであるという点。ミステリーと名のつく文学新人賞を受賞した小説が原作なのだから、それを言っちゃあおしまいよ、なのだけど。

冒頭の舞利亜が誰なのかは顔がはっきり映らず、声も変えられていて分からないようになっている。監督の発言により、舞利亜が劇団羅針盤にいたことがほのめかされるが、実際は……(監督自身も仕込みというわけね)。
舞利亜=真犯人の正体については想定の範囲内ではあったが、その動機が弱すぎる。まぁ芸能人といいながら、福山にたびたび帰ってきていたし、落ち目だったんだろうなと推測できるが(あ、微妙にネタバレ)。
また、ネットムービー自体にも真犯人を追い詰めるような展開を盛り込んでおいて欲しかったところ。結局、撮影が終了した後で真相追求という形になっているし。

瑠美やバタの家族が一切出てこないというのも不自然。
普通、演劇フェスに出場するとなったら、誰かが観に来るでしょ。
あんな演劇フェスでスタンディング・オベーションというのもねぇ…。
そもそも全然面白そうに見えなかったのが致命的。

劇団名を決めるときに瑠美が「東南西北(トンナンシャーペー)!」と言うのは広島県出身のバンド「THE東南西北」へのリスペクト?(笑)


★★

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