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2011/5/2

『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』  映画道

『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』

2011年日本映画 89分
脚本・監督・編集・プロデューサー:入江悠
撮影:三村和弘  美術:原尚子  衣裳:篠塚奈美
音楽:池永正二  主題歌・劇中歌:神聖かまってちゃん
出演:二階堂ふみ(成田美知子)、森下くるみ(飯島かおり)、劔樹人(ツルギ幹人)、宇治清高(美知子の彼氏)、三浦由衣(美知子の友人リサ)、坂本達哉(飯島涼太)、神聖かまってちゃん[の子、mono、ちばぎん、みさこ]、堀部圭亮(ツルギの上司・木村)、野間口徹(広告代理店・笹本)、中村育二(美知子の父)、大沼百合子(美知子の母)、大西信満(涼太の父)、佐野和宏(美知子の将棋相手)、坂井真紀[特別出演](かおりのマンションの住人)、内田慈、片山瞳、吉田ウーロン太、辻本耕志、宇野祥平(ショーパブ支配人)、中尾憲太郎(ツルギの先輩)、磯部涼(インタビュアー)、泉カイ(ショーパブダンサー)、駒木根隆介(棋士)、水澤紳吾、島井咲緒里(将棋大会記録係)、川屋せっちん(園長)、鈴木なつみ、いせゆみこ(保育士)、磯部泰宏


  


“神聖かまってちゃん”の大規模なライブまであと1週間───。女子高生の美知子は“プロの棋士になる”という夢と、周囲の今時の高校生とのギャップに悩んでいた。ある日、彼氏に“神聖かまってちゃん”のライブに誘われるが、その日は自力で登り詰めたアマ王座決定戦・決勝戦の日で…。昼は清掃業、夜はショーパブダンサーと朝から晩まで働くシングルマザー・かおりは、“神聖かまってちゃん”のネット配信に夢中な息子・涼太が保育園で問題を起こし、園長に呼び出されて厳重注意を受けていた。“神聖かまってちゃん”のマネージャー・ツルギは、メジャーデビューという華々しい状況下で奔走する中、新しい上司からバンドの売り出し方について不条理な難題を押し付けられていた。別々の場所で、様々な悩みを抱える彼らとその周囲の人々。そんな彼らのくすぶった心に、あらゆる形で“神聖かまってちゃん”の歌が着火し、それぞれの運命が一気に走り出す───! 遠くで、近くで、すぐ側で、彼らはそれぞれの「自分らしい生き方」を見つけることができるだろうか?【公式サイトより】

『SRサイタマノラッパー』シリーズの入江悠監督最新作。

この映画の製作が発表された時はてっきりドキュメンタリー映画でも作るのかと思っていたが、実際には神聖かまってちゃんの楽曲をモチーフとしたオリジナルストーリー。
棋士を目指し、彼氏や親とうまくいかない女子高生・美知子、ショーパブで踊りながら子供を育てるシングルマザーのかおり、そして神聖かまってちゃんの売り方をめぐってジレンマを抱えるマネージャー・ツルギ、それぞれの物語が並行して描かれる。
これまでの映画であれば、登場人物が最後のライブ会場で一堂に介するところだが、本作ではツルギはともかく、美知子もかおりもその場にはおらず、最後の最後まで何の接点も持たない。それでも神聖かまってちゃんの楽曲を通じてそれぞれの道を進んでいくラストは素晴らしく、「ロックンロールは鳴り止まないっ」を聴きながらなぜか涙が滲み出てくる。入江悠監督の編集の手腕も見事。ただし、将棋の駒からボワッと煙が出たり、涼太が見ているiPadが光ったりといったエフェクトは余分。
あと、ボーカルのの子と連絡がつかずにツルギたちがやきもきするという設定があったにもかかわらず、何事もなかったかのようにライブが始まるのは肩透かしを食らった感じ。くどくどしく連絡が取れなかった理由を説明しなくてもいいけど、せめての子がライブ会場に現れるくだりはシーンとして必要だったのでは。

神聖かまってちゃんについては名前だけは知っていたが、実際に歌を聞いたのはドラマ『モテキ』で「ロックンロールは鳴り止まないっ」が使われていたとき。
正直、本作で流れていた他の曲は特にいいとも思わなかったし、バンド名やアルバムのタイトルからして好んで聴きたいと思えるバンドではないが、この曲だけはぐぐっと惹きつけるものがある。
ツルギ役の劔樹人さんは実際にかまってちゃんのマネージャーだということだが、「10年続かなくてもいい。彼らには好きなことをやらせてあげたい」という台詞は彼の本心でもあるんだろうな。


★★★

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