芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2011/3/28

『トゥルー・グリット』  映画道

『トゥルー・グリット』
TRUE GRIT

2010年アメリカ映画 110分
脚本・監督・製作:ジョール&イーサン・コーエン
製作:スコット・ルーディン  製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ他
原作:チャールズ・ポーティス
撮影:ロジャー・ディーキンズ
編集:ロデリック・ジェインズ[ジョール&イーサン・コーエン]
美術:ジェス・ゴンコール  衣裳:メアリー・ゾフレス
音楽:カーター・バーウェル
出演:ジェフ・ブリッジズ(ルーベン・“ルースター”・コグバーン)、ヘイリー・スタインフェルド(マティ・ロス)、マット・デイモン(ラビーフ)、ジョシュ・ブローリン(トム・チェイニー)、バリー・ペッパー(ラッキー・ネッド・ペッパー)、ブルース・グリーン(ハロルド・パーマリー)、デイキン・マシューズ(ストーンヒル大佐)、ジャーラス・コンロイ(葬儀屋)、ポール・レイ(エメット・クインシー)、ドーナル・グリーソン(ムーン(キッド))、エリザベス・マーヴェル(40歳のマティ)、ロイ・リー・ジョーンズ(ヤーネル)、レオン・ラッサム(保安官)


   


マティ・ロスは、牧場主の娘として産まれながらも責任感が強く信念の強い14歳の少女。雪の降るある夜、父親が雇い人のトム・チェイニーに無残にも撃ち殺された。知らせを受けたマティは、遺体を引き取りにオクラホマ州境のフォートスミスへとやってくる。一方チェイニーは、わずか2枚の金貨のためにマティの父を殺した後、逃亡者となってインディアン領へ向かい、お尋ね者のネッド率いる悪党達の仲間入りをすることになる。フォートスミスで父親の形見の銃を譲り受けたマティは、犯人に罪を償わせることを心に誓う。彼女は父の仇を討つため、“トゥルー・グリット(真の勇気)”があると言われる大酒飲みのアイパッチをした連邦保安官ルースター・コグバーンに犯人追跡を依頼した。最初は子供扱いで相手にもされないマティだったが、決してあきらめない執念と報酬の魅力に負け、コグバーンはマティの依頼を引き受けることにする。そして別の容疑でチェイニーを追ってフォートスミスへ来ていた若きテキサス・レンジャーのラビーフも加わり、犯人追跡の過酷な旅が始まる。マティにとっては、人生で初めての旅でありながら、しかも、最も危険な領域に足を踏み入れることになる辛い経験だったが、彼女にはチェイニーを捕らえ、罪を償わせることしか考えられなかった。そして遂に、3人にとって各々の<真の勇気>が試される時が訪れるのだった…【公式サイトより】

アカデミー作品賞ほか10部門ノミネート作品。

ジョン・ウェインさん主演の『勇気ある追跡』のリメイクという紹介もされているが、脚本はコーエン兄弟自身が書いており、むしろ同一原作の再映画化と言った方が正確か。『勇気ある追跡』は未見なので相違点はよく分からないが…。

それはさておき、本作は前作『シリアスマス』とは打って代わってスタンダードな西部劇。
演出面においても、チェイニーに襲われたマティの危機をラビーフが救うシーンや、コグバーン対ネッド一味の戦い、マティが父親の形見の銃でチェイニーを撃つシーン等々、音の入れ方一つ取っても極めて分かりやすく観る者を惹きつける。アカデミー監督賞受賞以降、コーエン兄弟は今がまさに円熟期。
ストーリーとしても単なる勧善懲悪ではなく、復讐の果ての代償を背負うところが興味深かった。最後に40歳となったマティが登場するが、この25年間、あまり幸福な人生は送ってこなかったであろうことが察せられ、コグバーンと賑やかな旅をした時から時間が止まってしまったよう。もちろん、マティは復讐を遂げたことを後悔はしていないだろうけど…。

アカデミー主演男優賞に2年連続してノミネートされたジェフ・ブリッジズさんはもはや貫禄の名演技。助演女優賞ノミネートの新星ヘイリー・スタインフェルドちゃんもよかったが、今後この世界で生き残っていけるかどうかは現時点では微妙な感じがした。
正直言うと、ラビーフが最後までマット・デイモンさんだと気づかなかった私…(笑)。


★★★

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ