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2010/11/26

『わたし出すわ』  映画道

『わたし出すわ』

2009年日本映画 110分
脚本・監督:森田芳光
撮影:沖村志宏   美術:山崎秀満  編集:川島章正
音楽:大島ミチル  主題歌:辻詩音「ほしいもの」
出演:小雪(山吹摩耶)、黒谷友香(魚住サキ)、井坂俊哉(道上保)、山中崇(川上孝)、小澤征悦(保利満)、小池栄子(平場さくら)、仲村トオル(溝口雅也)、藤田弓子(川上たみ)、小山田サユリ(道上かえで)、ピエール瀧(平場まさる)、加藤治子(元会長・神林多恵)、袴田吉彦(天草大二郎)、永島敏行(クラブの住職)、天光眞弓(摩耶の母)、原隆仁(サキの夫・魚住豪)、佐藤恒治(交通局課長)、富川一人(引越屋の布田)、鈴木亮平(引越屋の大国)、吉増裕士(陸上部・木下コーチ)、入江雅人(大野医師)、武田義晴(山東刑事)、小川岳男(草笛刑事)、一太郎(マックス)、林剛史(ジョー)、珠木ゆかり(ジムの記者)、北川景子(場をわきまえない記者)、趙淳(中国人の女)、陳有崎(中国人の調査官)、太田誠一(通訳)、野間口徹(天草の付き添い)、小村祐次郎(同)、富田正夫(ホスト)、佐藤雄一(同)、宮谷卓也(同)、中山美緒(ホステス)、原田玲(同)、佐藤瑞紀(同)、新立美香(同)、山崎文雄(クラブの客)、竹内伸治(レストランの支配人)、広部卓也(デパートの営業担当)、永江智明(葬儀の僧侶)


   


民家の郵便受けに1キロの金塊が投げ込まれたことを、テレビのニュースが伝えている。東京から故郷に戻ってきた山吹摩耶は、引越しの終わった新しいアパートで、引越し業者にポチ袋を渡す。だが、その中身は10万円の現金。慌てる業者に、摩耶は“そのお金を使って、いい思い出を作ってください”と告げる。街で市電に乗った摩耶は、運転手の道上保と再会。道上は高校の同級生だった。思いがけない再会に驚く道上。高校時代から世界中の路面電車めぐりが夢だったという彼に、摩耶は告げる。“そのお金、私が出してあげようか”。後日、道上に摩耶から大金が届く。高校の同級生、魚住サキの夫が急死し、その通夜で顔を合わせる同級生たち。帰り道、川上孝の家を訪れる摩耶。故障で将来を絶たれたマラソンランナーの川上に、海外での治療費を提供する。さらに、平場さくらと出会った摩耶。さくらの希望に応じて冷蔵庫と、夫のまさるが箱庭協会会長に就任するための資金を提供する。次に、摩耶は養魚試験場で働く保利満の元を訪れる。漁業の研究を続ける保利は、摩耶に資金提供を求める。だが、保利が中国系美女を伴って高級ホテルの一室へ入ろうとすると、摩耶が現れ、女を追い返してしまう。そんな摩耶に、保利のために女を手配した溝口という男が、邪魔をするなと警告する。摩耶には、病院で寝たきりのまま、意識のない母がいた。その見舞いに向かう途中、尾行してきたサキに大金の出所を問い詰められる。自分のアパートへ向かった摩耶は、押入れからバケツを取り出して、彼女に差し出す。そこに入っていたのは、5個の金塊。“もう私の全財産、サキに残しておいたの”果たして、摩耶のお金の出所は? 大金を差し出す彼女の意図とは? 摩耶からお金を受け取った友人たちの夢や希望の結末は……?【「キネマ旬報映画データベース」より】

公開から1年以上経ってもなぜかDVD化されない森田芳光監督作品。

予告篇での絵があまりにも平板でつまらなかったのと、あまりにもセンスのないタイトルのためにスルーしたが、勘は当たっていた。
ここのところの森田芳光作品はロクなものがないが、110分見終わっても一体何がやりたかったのかさっぱり分からなかった。
まず、第一の欠点はお金をテーマにしていると言っている割には、主人公・山吹摩耶のお金に対する価値観なり、考えなりが見えてこないこと。
第二に摩耶とその友人たちの関係がとてつもなく不自然に見えること。
簡単に言えば、高校時代の友人にはとてもじゃないが思えない。これはキャストの責任も大きいが、大体、小雪さんと小池栄子さんが友人になれるはずがない(笑)。これほど小池栄子さんが無駄使いされている作品も珍しい。
そして第三に極めて不自然な台詞回し。
タイトルからして一昔どころかふた昔前の言葉遣いだが、全篇にわたって古臭い。
高校時代の友人たちの台詞がいちいち表示されるのも…。

というわけで、この作品にお金を出さなかった私は正しいお金の使い方をしたと言えそうだ(笑)。

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