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2010/9/28

『裸で御免なさい』  映画道

『裸で御免なさい』
En effeuillant la marguerite

1956年フランス映画 102分
脚色・監督:マルク・アレグレ
脚色・台詞:ロジェ・ヴァディム  原案:ウィリアム・ベンジャミン
撮影:ルイ・パージュ  音楽:ポール・ミスラキ
出演:ブリジット・バルドー(アニエス・デュモン)、ダニエル・ジェラン(ダニエル・ロイ)、ロベール・イルシュ(ロジェ・ヴィタル)、ジャック・デュメニル(アルベール・デュモン将軍)、ダリー・コール(ユベール・デュモン)、マドレーヌ・バルブレー(アメリ・デュモン夫人)、アンヌ・コレット(秘書)、ガブリエル・フォンタン、ルチアナ・パルッツィ(アニエスの友人ソフィア)、ナディーヌ・タリエ(ダニエルの恋人マガリ)、ジャック・ブイヨー、ジョルジュ・シャマラ、ジャック・フェルヴィル、ジャック・ジュアノー(ダニエルの友人エドゥアール)、モーリス(ヴァレンタン氏)、イヴ=マリー・モーラン(アニエスの弟トト)、フランソワーズ・アルヌール[クレジットなし](本人)


   


セクシー小説『野菊を摘みて(花占い)』はベストセラーになっても、作者の名は発表されなかった。この作者はアグネス・デュモンというヴィシーに住む良家の娘で、父のデュモン将軍は彼女の才能を認めなかった。怒ったアグネスは画家志望で父の無理解から家を出た兄ユベールを頼ってパリに家出した。車中で彼女は新聞記者のダニエルとロジェの二人と知り合った。兄の家についたが、彼は留守だった。豪壮な邸宅にアグネスは大感激。ところが、そこはバルザック博物館で兄はそこの守衛だった。何も知らぬ彼女は本棚から一冊の本を抜き取り、古本屋に売った。大金一八万フランで。それで衣裳を買い、ダニエルたちに世話になったお礼をした。兄が戻って大騒ぎ、例の古本は館長秘蔵のもので、バルザック自筆の註が入っている『谷間の百合』だった。弁償しなければならぬがお金がない。印税はもらっていないし、そこで目についたのが、賞金二〇万フランのストリップ・コンテスト。アグネスは恋人のダニエルとの約束をすっぽかしマスクをして友人のソフィアの名を借りて出場した。見事予選をパスしたが賞金までには決勝で一位にならねばダメ。マスクをかけた彼女をアグネスとは知らずに、ダニエルが夢中で追いかけた。彼女は正体を明かせずにヤキモキする。決選の日−−審査委員長はデュモン将軍、報道担当はダニエルと発表され、彼女はビックリ仰天。ちょうどその時、『野菊を摘みて』の原稿料がとどき、本を買戻し、コンテストの資格を次点者にゆずり、すべては丸くおさまった。アグネスにもどった彼女はダニエルの腕の中へ……。【「キネマ旬報映画データベース」より】

『素直な悪女』の1作前のブリジット・バルドーさん主演作。

本作のヒロインは小説家志望ということもあって、『素直な〜』の時とは違ってBBが知的に見える(笑)。モノクロということも功を奏しているのかも。
もっともそれも途中までで、金を工面するためになぜかストリップ・コンテストに出場することに。もちろん胸を出すくだりではカメラには映らないような演出がされているが、ここでのBBはさすがに魅力的。

原題の"En effeuillant la marguerite"は「雛菊占い」という意味で(タイトルバックではmargueriteの文字は表示されず、laの後に擬人化された雛菊の絵が配置される)、ヒロインがA.D.という変名で発表した小説のタイトル。ヒロインは恋仲となったダニエルが自分を好きなのか、それともストリップ大会に出場したソフィアが好きなのか――結局のところどちらもアニエスなのだが――花びらを1枚1枚ちぎるごとに思い悩むことになる。
ソフィアの正体を突き止めるあたりのドタバタは古きよきコメディの趣。
それにしてもストリップ・コンテストってこんなに大っぴらに行われていたのかな。普通に女性の客もいたし、日本でのストリップショーとはかなり受け取られ方が違う感じ。

ヒロインの兄に扮するのが『オーギュスタン 恋々風塵』に出演していたダリー・コールさん。結構面影あり。
バルザック博物館でガイドをする際に、煙草をくわえながらこの部屋は禁煙だとか言ったり、展示物に触らないで下さいと言いながら自分はベタベタ触ったりといういい加減キャラ。
そりゃ厳格そうな父上とは合わないわな。

最後にめでたしめでたしとなり、二人は新婚旅行で日本へ。
富士山をバックにブランコを漕ぐ着物姿の子供のカットの後、列車内部のシーンとなるが、どうにも内装などが中華風。アニエスが辞書で調べてダニエルに何かを言うが、それもはっきりとは聞こえず何語なのかよく分からなかったが(意味は「愛してる」)、車掌の腕章に書かれた文字からするとどうやらベトナムっぽい。日本からの帰りに立ち寄ったのか?(笑)

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