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2010/9/27

『TSUNAMI ツナミ』  映画道

『TSUNAMI ツナミ』
해운대

2009年韓国映画 107分
脚本・監督・製作:ユン・ジェギュン
脚本:キム・フィ
撮影:キム・ヨンホ  編集:シン・ミンギョン  音楽:イ・ビョンウ
出演:ソル・ギョング(チェ・マンシク)、ハ・ジウォン(カン・ヨニ)、パク・チュンフン(キム・フィ)、オム・ジョンファ(イ・ユジン)、イ・ミンギ(チェ・ヒョンシク)、カン・イェウォン(ヒミ)、キム・イングォン(ヨニの幼馴染オ・ドンチュン)、ソン・ジェホ(マンシクの叔父チェ・オクチョ会長)、キム・ジヨン(マンシクの母クムリョン)、ヨ・ホミン(ナンパ男チュナ)、ソン・ビョンスク(ドンチュンの母)、ト・ヨング(ヨニの父)、ノ・ジュノ(ヘチャン)、チ・デハン(サンリョル)、チャン・ミョンガプ(ウソン)、チェ・ジェソプ(トンス)、チョン・ボグン(マンシクの息子スンヒョン)、キム・ユジョン(ユジンの娘ジミン)、イ・シオン(ヒミの友人コンジュ)、ソン・チェビン(同ウンソ)、キム・ユビン(チュナの友人チンス)、キム・ジョンウン(同ヒョンチョル)、ムン・ギョンミン(プサン災難防災庁長)、パク・チホ(プサン災難防災庁職員)、カン・デギュ(プサン災難防災庁研究員)、イ・デホ[特別出演](ロッテ・ジャイアンツ内野手)


   


プサン近郊のヘウンデ。韓国屈指のビーチリゾートとして知られるこの地には、多くの人々が訪れていた。マンシクは遠洋漁船で働いていた2004年、インド洋で予想もしない大津波に遭遇。ほんの一瞬の判断ミスで、思いを寄せる幼馴染ヨニの父を死なせてしまった。この事故が負い目となり、ヨニに対して思いを打ち明けられなくなっていた。しかし、ヨニが自分を思ってくれていることを知った彼は、プロポーズの準備をする。一方、マンシクの弟で海洋救助隊員のヒョンシクは、パトロール中に海で溺れていたヒミを発見。苦心の末に彼女を救助する。ヒミは、自分を助けてくれた純粋な青年にひと目ぼれ。ヒョンシクに対して猛烈なアプローチをかけるのだった。その頃、ヘウンデ一帯の地殻の動きが尋常でないことを察知した地質学者キム・フィは、現地調査に訪れる。そこで7年前に離婚した妻のユジンと娘のジミンに再会。だが、ジミンが自分のことを知らないという事実に複雑な心境になるキム。そんな間にも刻一刻と変化する海の様子。やがてキムの予想通り、日本の対馬沈下に伴ってメガ津波が発生する。海水浴に訪れた100万人の行楽客たち、平和な日常を送っているプサン市民に時速800キロの猛スピードで迫る超大型津波。人生の転機を迎えた人々に迫る大きな試練。残された時間はわずか10分。果たして、彼らの運命は……?!【「キネマ旬報映画データベース」より】

韓国のビーチリゾートを舞台にしたディザスター映画。

“メガツナミヨ?”が繰り返される予告篇が印象的だった本作、蓋を開けてみればほとんどが日本語吹替版でやんの(エンディングテーマはAKB48の「あなたがいてくれたから」)。
また、それだけメガ津波を売りにしているのだから、さぞかし派手にやってくれるのだろうと思っていたが、なかなか出現せず、1時間ぐらい経ってからようやく発生。
その分、マンシクとヨニ、キム博士と元妻ユジン、ヒョンシクと女子大生ヒミという3組の男女の背景を描けていた点はよかったと思う。また、津波が発生した際もマンシクが目の敵にしていた開発推進派のオクチョ会長に助けられたり、ヒョンシクが恋敵を救うために自己を犠牲にしたりといった展開も、お約束ながらも悪くないが、津波終息後、犠牲者の追悼式典があってエンディングでは少々物足りない。当然、災害後にも混乱があるわけで、もう少しそれらを乗り越えていく姿を描いて欲しかった。
ところで最後、ユジンの娘がマンシクの息子スンヒョンに「どこかで会った?」と声をかけるのだが、これはどういう意味なんだろう。ひょっとしてスンヒョンを産んですぐに出て行ったという母親がユジンなんだろうか。

ヨニの幼馴染ドンチュンのようなおっちょこちょいキャラは韓国映画によく出てくるが、こういう大災害に直面した際は苛立ってしまう。
彼の場合、マンシクがヨニにプロポーズしたと聞いて、ヨニの父親が死んだときの話をするという卑怯さ。母親から仕事の面接に行ってくれと頼まれても、今更面接に行けるかなどと断るあたりも腹立たしいが、津波がやってきた後の橋で火をつけようとしたライターを落とし(手から離れているのに火が出続けているのが不思議だが)、タンカーに引火してしまうのはおっちょこちょいでは済まない。
その癖、救助活動に対して表彰されるあたりは皮肉めいたものがあるが、息子の革靴を買いに行ったばかりに犠牲となった母親のためにも心を入れ替えて働くように(笑)。

とりあえず日本でリメイクする際はハ・ジウォンさんの役は松たか子さん、オム・ジョンファさん(しばらく見ない間に顔が変わったような…)の役は鈴木砂羽さんにやってもらおう。ま、単に似ているというだけの話だけど。

余談ながら、日本海のことをトンヘ(東海)と訳していたのはいかがなものか。
トンヘと聞いて日本海のことと分かる日本人なんてほとんどいないだろうに。
それより何よりこういうところで迎合していては、絶対につけこまれるってば。
あと、警報を出すように言うキム博士に対して上司が「日本は何でも大袈裟に言う」と発言したのに対し、「お前(と中国)が言うな」と思ったのは私だけではあるまい(笑)。


★★1/2

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タグ: TSUNAMI メガ津波 AKB48



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