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2010/7/29

『真夏のオリオン』  映画道

『真夏のオリオン』
Last Operations Under the Orion

2009年日本映画 121分
監督:篠原哲雄
脚色・監修:福井晴敏  脚本:長谷川康夫、飯田健三郎
原作:池上司『雷撃深度一九・五』(文春文庫刊)
映画化原作:福井晴敏、飯田健三郎『真夏のオリオン』(小学館文庫刊)
撮影:山本英夫  美術:金田克美  編集:阿部亙英
音楽:岩代太郎  主題歌:いつか「願い星★〜I Wish Upon A Star〜★」
出演:玉木宏(イ-77潜水艦艦長・倉本孝行少佐)、北川景子(倉本いずみ/有沢志津子)、堂珍嘉邦(イ-81潜水艦艦長・有沢義彦少佐)、平岡祐太(イ-77潜水艦軍医長・坪田誠中尉)、益岡徹(イ-77潜水艦水雷長・田村俊雄特務大尉)、吹越満(イ-77潜水艦航海長・中津弘大尉)、吉田栄作(イ-77潜水艦機関長・桑田伸作特務機関大尉)、鈴木瑞穂(鈴木勝海・現代)、黄川田将也(イ-77潜水艦回天搭乗員・遠山肇中尉)、太賀(イ-77潜水艦回水雷員・鈴木勝海一等水兵)、松尾光次(イ-77潜水艦水雷員・森勇平)、古秦むつとし(イ-81潜水艦水雷長・早川伸太)、奥村知史(イ-77潜水艦水測員・小島晋吉)、戸谷公人(イ-81潜水艦水測員・山下寛二)、三浦悠(イ-77潜水艦回天搭乗員・久保憲明)、伊藤ふみお(イ-77潜水艦機関科員・有馬隆夫)、山田幸伸(イ-77潜水艦水雷員・岡山宏次)、鈴木拓[ドランクドラゴン](イ-77潜水艦烹炊長・秋山吾朗)、DAVID WINNING[デイヴィッド・ウィニング](米海軍駆逐艦パーシバル艦長マイク・スチュワート)、JOE RAYOME[ジョー・レヨーム](副長ジョゼフ・フリン)、ADAM MYOTT[アダム・マイヨット]、木村啓太、森廉、望月章男、永井努、松本匠、岡安泰樹、滝直希、小野孝弘(潜乗員)、中台あきお、佐々木和徳、八敷勝、太田恭輔、山崎隆弘(回天搭乗員・小林)、小橋川よしと、藤沼豊、小嶋浩司、望月潤一、山本将利、寺本康之、中嶋直久





現代― 雨の降る海辺の町。倉本いずみは今、ひとりの人物を訪ねようとしていた。彼女の手には、英文で書かれた手紙が携えられている。アメリカから届いたその手紙は、こうはじまっている。『あの夏、私の祖父が何を失い、何を手にしたのか―。それを知りたくて、こうして手紙を書いています』差出人の祖父は、かつてアメリカ海軍で駆逐艦の艦長として日本と戦い、輝かしい戦歴を誇った。にもかかわらず、終戦後は一度としてあの戦争の思い出を語ったこともなく、当時の品も一切手元に残さなかったという。しかし、その祖父の遺品の中に、ただひとつ大切に保管されていたもの。それが手紙に同封されていた楽譜であった。古びた手書きの楽譜には、いずみの祖母・有沢志津子のサインがあった。いずみは過去を紐解くために、かつて日本海軍で潜水艦長を務めた祖父を知るただひとりの存命者・鈴木を訪ねてきたのだ。海が一望出来る展望台で鈴木老人と対面した彼女は、こう問いかける。「日本とアメリカは戦争をしていた……それって殺し合っていたってことですよね? なのに、どうしてこの楽譜が戦っていた相手の手に渡ったのか、なぜ60年以上も大事にしまわれてきたのか……」「難しいことは何もない」そう言ってから鈴木老人は、いずみの疑問に答えるかのように遠い昔の記憶を語りはじめた。「私たちはみんな一生懸命だった。ただ、それだけです。でも、あの夏、倉本艦長と共にした二週間を、私は忘れたことはありません」いずみの眼下に広がる雨の向こうの海に、64年前の夏。1945年8月の紺碧の海原が広がり始めた ―第2次世界大戦末期、沖縄南東海域―豊後水道沖。日本海軍は、米海軍の燃料補給路を叩くためイ-77をはじめとする潜水艦を配備していた。日本の戦局は日に日に悪化を辿り、米軍の本土上陸が近い今、この作戦は最後の防衛ラインともいえた。イ-77の艦長・倉本孝行は、同作戦に参加するイ-81の艦長・有沢義彦とは海軍兵学校からの親友であり、その妹・志津子とも互いに想いを寄せ合う仲であった。いつ戻るとも知れぬ作戦への出航前、志津子は倉本に手書きの楽譜を手渡した。イタリア語で『真夏のオリオン』と題されたその曲は、志津子が作ったもので、そこには倉本に宛てたメッセージが書き添えられていた。『 ― オリオンよ、愛する人を導け』この季節、海上からオリオンが見えるのは夜明けのほんのわずかな時間だけ。真夏に輝けば、それはこの上ない吉兆だと、船乗りの間では語り継がれている。志津子は倉本への想いをそのオリオンの輝きに託したのであった。倉本たちが迎え撃つのは、米海軍駆逐艦パーシバル。艦長のマイク・スチュワートは、米海軍きっての歴戦の勇士であり、日本軍の人間魚雷「回天」の攻撃で弟を失くしたことで、さらなる闘志を漲らせていた。スチュワート艦長は、大胆かつ周到な知略で日本側の二重三重の防衛ラインを切り開き、ついに倉本たちの前衛に配備された有沢の潜水艦イ-81と対峙した。日本海軍きっての潜水艦艦長として数々の駆逐艦を沈めてきた有沢もまた、スチュワート艦長の裏をかく戦術で応戦するが、スチュワート艦長の奇策の前に防衛ラインを突破されてしまう。残された希望は、倉本たちイ-77の乗員たちに託された。そして、イ―77と駆逐艦パーシバルは、互いの策敵範囲に相手の機影を捉えた。おおらかな笑みを絶やさず、あたかもチェスの駒を進めるが如く一手一手冷静に相手の動きを読み、一転大胆な決断で敵の意表を突く倉本。対するは、豊富な戦歴をもとに一切の楽観と予断を排し、確実な勝利を手中に収めるまで執拗に、そして非常なまでの冷徹さで機雷を投下するパーシバル艦長。二人の艦長は、限られた本数の魚雷と機雷を武器として、持ち得る限りの知力と体力の限りを尽くして戦い続ける。三昼夜にも及ぶ激戦の果てに劣勢に立たされたイ-77は甚大な損傷を受け、まさに万策尽きたと思われた。イ-77に同乗していた人間魚雷「回天」の特攻隊員たちは、倉本に出撃を乞う。しかし倉本は、はやる特攻隊員を抑え説き伏せた。「いいか、俺たちは死ぬために戦ってるんじゃない。生きるために戦ってるんだ。人間は、兵器じゃないんだ」若き潜乗員たちの命を預かる倉本は、この戦局を切り抜けるために重大な決断を迫られる。志津子の想いが込められた『真夏のオリオン』の楽譜を胸に、倉本は起死回生の一手に賭けて最後の戦いに臨んでいく。【公式サイトより】

『亡国のイージス』、『ローレライ』の原作者・福井晴敏さんが脚色・監修を務めた戦争映画。しかし既に原作があるのに更に「映画化原作」があるというのはどういうことなんだか。

戦争映画にはイマイチなものが多いので公開時には見送ったのだが、案外とまともな作品だった。全体的には目新しさはないものの、潜水艦という密室の息苦しさ、敵艦との駆け引きなど、手堅く演出されている。

戦争映画の常套パターンとして、現在のシーンから過去を回想。
現在のパートで倉本艦長に孫がいて、志津子にそっくり(そりゃ二役だし)という時点で、倉本が志津子と結婚する、つまり生き残るということは初めから分かってしまう。
これまた戦争映画の常として、ヒロインは戦争に参加しないため、どうしても陰が薄くなる。本作では主人公とヒロインを繋ぐ存在として、倉本の親友であり、志津子の兄である有沢義彦という人物が出てくるが、これまたあまり存在感がない。CHEMISTRYの堂珍くんは結構、様にはなっていたが。

玉木宏くんは減量したのか、精悍な顔つきは悪くない。
鈴木にハーモニカを吹かせた後で「実は俺も音楽の道を目指していたんだ。オーケストラの指揮者をな」と言った後で、冗談だよと笑うシーン。…え? ここは笑うところですか、千秋先輩?

それにしても北川景子さんってつくづくつまらない女優だねぇ(笑)。
どうして人気があるのかよく分からない。
現代パートはまだしも、昭和20年はまったく似合っていない。
喋り方もだが、せめて見てくれぐらい何とかして欲しかった。

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