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2010/1/29

『海角七号 君想う、国境の南』  映画道

『海角七号 君想う、国境の南』
海角七号/CAPE NO.7

2008年台湾映画 130分
脚本・監督:魏徳聖(ウェイ・ダーション)
撮影:秦鼎昌(チン・ディンチャン)
音楽:呂聖斐(リュ・ションフェイ)、駱集益(ルオ・ジーイー)
出演:范逸臣[ファン・イーチェン](阿嘉/アガ)、田中千絵(友子)、中孝介[特別出演](教師/中孝介)、林宗仁[リン・ゾンレン](茂/ボー)、馬念先[マー・ニエンシエン](馬拉桑/マラサン)、民雄[ミンション](勞馬/ローマー)、應蔚民[イン・ウェイミン](水蛙/カエル)、麥子[マイズ](大大/ダダ)、林暁培[シノ・リン](大大の母・林明珠)、梁文音[レイチェル・リャン/特別出演](60年前の小島友子)、馬如龍(議長・洪國榮)、張魁(ホテル経営者)、丹耐夫正若[ダンナイフージョンルー](勞馬の父・歐拉朗)、張沁妍(ホテル受付・美玲/メイリン)、呉綉敏(現在の小島友子)





台北でミュージシャンとして成功する、という夢に破れ、台湾最南端に位置する故郷・恒春に戻った青年・阿嘉(アガ)。南国の陽気に包まれ無気力な日々を過ごしていたが郵便配達の仕事をあてがわれた。阿嘉は宛先不明の郵便物の中に、“海角7号”宛の小包を見つける。同封されていたのは60年前、敗戦によって台湾から引き揚げる日本人教師が、愛しながらも別れなければならなかった台湾人女性を想って、船上で綴った七通のラブレターだった。だが、今は存在しない日本統治時代の住所を知るものは誰もいなかった。そんな、ある日、阿嘉は日本人歌手・中孝介を招いて催される町興しライブの前座バンドに無理矢理駆り出された。オーディションで選ばれた他のメンバーは少女から老人まで。即席の寄せ集めで練習もままならず、やる気のない阿嘉の曲作りも難航、監督役を務める日本人スタッフ・友子とも衝突してばかりだ。ライブの日は刻々と近づいていた。バンドはステージを無事務められるのか? 60年前の手紙は宛名の女性に届くのか? 南の空に虹がかかる時、小さな奇跡が起こる…。【公式サイトより】

台湾で歴代2位のヒットとなり、台湾金馬奨6部門を受賞した話題作。
中孝介さんが本人役と教師役の二役で映画初出演。

もう少し現代のパートと60年以上前のパートが絡んでくるのかと思ったが、ほとんど関係ないと言ってもいいぐらい。阿嘉と友子、日本人教師と小島友子(台湾人)の2組に共通するのは国境を越えての恋という点のみ。
せめて阿嘉と友子が2人で海角七号の場所を突き止めるうちに惹かれていくというのならまだしも、酒の勢いでくっついてるしなぁ(笑)。しかも小島友子がホテルに勤務する大大の母親の祖母だと分かり、居場所まで教えてもらってしまうし。

そちらの筋はイマイチだったが、中孝介さんのライブの前座バンドを結成するというストーリーの方は楽しめた。いや、ストーリーというよりはメンバーのキャラクターか。
阿嘉をはじめとして、人間国宝級の月琴の腕前の持ち主で80歳になる茂じいさんや地酒マラサンを販売するマラサン(バンドメンバーのステージ衣裳はロゴ入りTシャツ)、髪を赤くしてきてバスケット選手かとカエル、警察官の勞馬、クールな少女・大大と物の見事にバラバラな顔ぶれ。
ライブ当日、前座にもかかわらず盛り上がるのはいいけど、公開プロポーズのような形で友子に思いを伝える阿嘉はちょっとありえなくないか。観客は中孝介さん目当てに来ている訳だし。
また、2曲の演奏を終えてアンコールで「野ばら」を歌い始め、途中から中りさんも入ってくるのはいいが、最後はしっかり中孝介さんの歌で締めて欲しかったところ。

この作品で一躍時の人となった田中千絵さんはトニータナカさんの娘だそうで。ちょっと演技がオーバーかなと思うところもあったけど、これは演出のせいか。
中孝介さんの演技は……。ま、本業じゃないからね(笑)。


★★1/2

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