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2010/1/25

『沈まぬ太陽』  映画道

『沈まぬ太陽』

2009年日本映画 202分
監督:若松節朗
脚本:西岡琢也  原作:山崎豊子
撮影:長沼六男  美術:小川富美夫  編集:新井孝夫
音楽:住友紀人  エンディング:福原美穂「Cry No More」
出演:渡辺謙(恩地元)、三浦友和(行天四郎)、松雪泰子(三井美樹)、鈴木京香(恩地りつ子)、石坂浩二(国見正之)、香川照之(八木和夫)、宇津井健(遺族・阪口清一郎)、木村多江(同・鈴木夏子)、清水美沙(同・小山田修子)、鶴田真由(同・布施晴美)、柏原崇(恩地克己)、戸田恵梨香(恩地純子)、加藤剛(首相・利根川泰司)、小林稔侍(副総理・竹丸鉄二郎)、大杉漣(監視役・和光雅継)、西村雅彦(取締役・八馬忠次)、柴俊夫(社長・堂本信介)、風間トオル(労働委員長・沢泉徹)、山田辰夫(遺族係・古溝安男)、菅田俊(整備士長・志方達郎)、神山繁(元社長・桧山衛)、草笛光子(恩地将江)、小野武彦(運輸大臣・道塚一郎)、矢島健一(民自党・青山竹太郎)、品川徹(利根川の参謀・龍崎一清)、田中健(社進党議員・井之山啓輔)、松下奈緒(美樹の後輩・樋口恭子)、東幹久(阪口の息子)、佐藤芳江(妻・阪口小百合)、島尾康史(夏子の夫・鈴木伸郎)、吉川史樹(修子の息子・小山田慎平)、阿南健治(雑誌記者・笹本)、長谷川初範(航空管制官)、小日向文世(国民航空123便操縦士)、市山貴章(遺書を残す乗客・平松充)、中村倫也(息子・平松優哉)、坂俊一(遺族・田中淳二)、立石凉子(その妻)、和泉ちぬ(遺族)、工藤俊作(労働組合幹部・迫本博)、平賀雅臣(組合員)、蒲生真由、北村匠海(少年時代の恩地克己)、小田島舞(少女時代の恩地純子)、野村修一(カラチの日本人社員)、森永健司(同)、野村宏伸(ケニアの日本人社員・川崎)、烏丸せつこ(恭子の母)、音無美紀子(夏子の姑)、中村世渚(夏子の息子)、中野誠也(十時官房長官)、高杉航大、横内正(小暮社長)、津嘉山正種(副社長)、渡辺いっけい(運輸省官僚・石黒)、小島聖(ホステス雪絵)、蟹江一平(純子の結婚相手・大倉浩三)、MARISA(ヒラリー・バートン弁護士)、桂南光(浩三の父)、秋野暢子(母・大倉幸江)、志賀廣太郎(銀行幹部)、秋本奈緒美(竹丸の秘書)、上川隆也(東京地検の特捜検事)






昭和30年代――。恩地元は、巨大企業・国民航空で労働組合委員長を務めていた。職場環境の改善のため会社側と闘った結果、恩地を待っていたのは懲罰人事ともいうべき海外赴任だった。パキスタン・カラチを皮切りに、イラン・テヘラン、そして路線就航もないケニア・ナイロビへ、転々と赴任を強いられていく。会社側は、本社勤務と引き換えに、恩地に組合からの脱退と謝罪を迫るが、恩地は任地での職務を全うすることで自らの信念を貫き通そうとする。一方、かつて組合員として恩地と共に闘った、同期の行天四郎は、本社での重要なポストと引き換えに、組合の弱体化に加担してエリートコースを歩んでいく。恩地と行天の同僚であり、いまは行天の愛人でもある、国際線客室乗務員・三井美樹は、対照的な人生を歩むふたりの男の間で、自身の生きかたにも迷い、心揺さぶられていた。日本から遠く離れた地で流転の人生を歩む恩地は、盟友であるはずの行天の裏切りに傷つき、さらには、妻・りつ子やふたりの子供たちとの離れ離れの生活に深い断絶を感じていた。追い打ちをかけるように、本社とケニア政府との航空交渉が打ち切られ、任地での役割すら失った恩地。焦燥感と孤独に耐えながら、恩地はただサバンナの大地に沈みゆく太陽を見つめていた。恩地が海外勤務に就いてから10年の歳月が流れた。ようやく本社への復帰を果たした恩地だが、決して彼への風当たりがよくなったわけではない。そればかりか、いまでは閑職に追いやられた書記長・八木和夫はじめ、組合の同士たちの苦境を目のあたりにして、その責任を重く受け止めていた。逆境の日々を送る中、ついに「その日」はおとずれる――。国民航空が引き起こした、御巣鷹山での航空史上最大のジャンボ機墜落事故。会社側はその管理責任を問われ、直ちに、恩地を含めた救援部隊が編制され現地へと送り込まれた。自衛隊による生存者の確認と遺体の運搬作業は、難航を極めた。悲痛な面持ちで現地入りする遺族たち。御巣鷹山付近の市民体育館には、犠牲となった人びとの遺体が次つぎと運び込まれてくる。恩地は、遺族の遺体確認の立ち会いと補償交渉の窓口に立った。事故の責任を問われ、現地入りも侭ならぬ国民航空の社員には、遺族たちの風当たりも激しい。息子夫婦と幼い孫を失った阪口清一郎は、そんなことでどうして我々の世話係が務まるのかと、恩地を叱責した。だが、阪口自身もまた、孫の顔を見せに来いと息子夫婦にせがみ、自ら航空チケットを手配したことに、取り返しのつかない思いを抱え苦悩していた。美樹もまた自分の代わりに搭乗した樋口恭子が犠牲になったことに自責の念を感じながら、行天の命令で遺族名簿を手に入れるため、恭子の実家を訪れる。内閣総理大臣・利根川泰司のもと、日本政府は国民航空の建て直しを図るべく、新たな指導者の人選を急いでいた。その結果、関西紡績での労務対策の実績を買われた国見正之に、会長職への就任を要請する。「お国のため」と口説かれた国見は、むしろ、「死んだ者たち、家族を失い残された者たちのために」とこの重責を引き受けた。新体制のもと新たな一歩を踏み出した国民航空で、恩地は新設された会長室の室長に抜擢される。恩地の組合活動での統率力と実績を評価した国見の采配であった。重役陣からの反発を懸念して、恩地は辞退を申し出た。だが、現在分裂状態にある組合を統合することこそが、安全確立のための急務であり、亡くなった方々やその遺族へ報いることなのだという、国見の真摯な説得についに心を動かされた。恩地は監視役に就任したカラチ支店長だった和光雅継とともに社内調査に乗り出し、かつての常務・八馬忠次が会長を務める国航商事によるホテル買収にかかわる不正やドルの先物予約などの問題点が浮上する。しかしその矢先、政府の思惑によって国見は会長職を退くこととなる。【公式サイトより】

山崎豊子さんの同名小説を映画化した作品、モデルとなった日本航空が沈んだ後になってようやく鑑賞(笑)。

確かに大作である。
パキスタン(ロケ地はタイ)、イラン、ケニア、アメリカと物語は展開し、未曾有の航空機墜落事故が絡みつつ、恩地元という男の20年にわたる闘いが描かれる。
しかし、心の底から揺さぶられるという感覚は一度もなかった。
決してつまらないということではないし、休憩時間10分を挟んでの3時間20分という上映作品もさほど長くは思わなかったが、恩地元があまりにも一本気過ぎて魅力を感じなかったのも一因かもしれない。渡辺謙さんは熱演していたけどね。
現実と映画は別物とは言え、この国民航空すなわち日本航空がその後、復興を遂げたのなら美談となったのだろうが、実際には体質が変わることなく経営破綻に至ってしまったからねぇ。

しかし松雪泰子さんは1985年の時点で何歳という設定なんだ? 1962年の時点で既に入社していたということは少なくとも40代後半のはずなのだが…。
石坂浩二さんと品川徹さんの共演シーンを見ながら唐沢版『白い巨塔』を思い出していたが、最後の最後に上川隆也さんまでキター!(笑)。あ、そう言えば木村多江さんも出てたっけ。
あと、秋野暢子さんの旦那役は桂南光さんじゃなくて弟弟子の桂雀々さんにしてくれればよかったのに(『かぞくのひけつ』ね)。
公開から間が空きすぎてちょっと忘れかけていたけど、そう言えば山田辰夫さんの遺作だったんだよなぁ。ある意味、その場面が一番泣けたかも。


★★★
0



2014/9/30  21:58

投稿者:三崎東岡

沈まぬ太陽の小山田慎平役だった吉川史樹さんは、TBSで放送する予定の「木曜ドラマ9(木曜ドラマ劇場)スクラップティーチャー教師再生(2008年に日テレで放送された作品のリメイク版)」にもでるそうですが、同じく沈まぬ太陽の平松優哉役だった中村倫也さんは同じくTBSで放送予定の「金曜ドラマ神はサイコロを振らない(2006年に日テレで放送された作品のリメイク版)」に、烏丸せつこさんは同じくTBSで放送予定の「金曜ドラマおとなの夏休み(2005年に日テレで放送された作品のリメイク版)」に、吉川史樹さんと中村倫也さんは同じくTBSで放送する予定の「木曜ドラマ9(木曜ドラマ劇場)ライフ壮絶なイジメと闘う少女の物語(2007年にフジテレビで放送された作品のリメイク版)」にもでるそうです(ちなみにTBS金曜ドラマリメイク版のおとなの夏休みとTBS木曜ドラマ9リメイク版のライフ壮絶なイジメと闘う少女の物語には小野武彦さんはでない)。

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