芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2009/12/26

『きみに微笑む雨』  映画道

『きみに微笑む雨』
호우시절 好雨時節

2009年韓国・中国映画 101分
脚本・監督:ホ・ジノ  脚本:イ・ハノル
撮影:キム・ビョンソ  音楽:イ・ジェジン
出演:チョン・ウソン(パク・ドンハ)、カオ・ユアンユアン[高圓圓](メイ)、キム・サンホ(支社長)、マ・シャオファ[馬少驊](マ部長)、リー・フェンファ(通訳)、ヤン・フェン(運転手)、ソニー・キム(ベンの声)、ニウ・ユンシャン(メイの姑の声)、イ・ソヨン(支社長の娘の声)





韓国の建設重機会社に勤務するドンハは、新婚旅行に出かけた同僚の代理で中国・成都に出張する。空港に迎えに来ていた支社長と杜甫草堂に観光に出かけたドンハは、園内を散策中に聞き慣れた声を耳にする。声を追うドンハの前に現われたのは、英語ガイドのメイ。10年以上前、アメリカ留学中に知り合った旧友だった。小さく手を振るドンハに気づいたメイは驚きの表情を浮かべるが、それが優しい微笑に変わっていく。ぎこちなく挨拶を交わす二人の前にドンハを探す支社長が現われ、メイを四川美人と絶賛。「ドンハさんが杜甫草堂に来たがった理由がわかりました」とメイに中国語で伝える。その夜、ドンハとメイは久々の再会を祝いビールで乾杯する。ホロ酔いのドンハは大学時代にメイを好きだったと告白。メイは当時、ドンハが日本人女性サトコに惚れていたはずと言い返し、彼が帰国前に贈った黄色い自転車を売り払ったと涼しい顔。やや傷ついたドンハはメイの記憶違いを証明すると言い張る。翌日、重機の説明と商談を終えたドンハは、四川大地震の爪痕を目の当たりにし、ショックを受ける。一方のメイは上司のマ部長が修理していた自転車を見て、思わずベルをチリリンと鳴らしてしまう。夜に再び会ったドンハとメイは夕食後の散歩を楽しみ、人々がダンスに興じる広場に行き着く。二人がワルツを踊っていると、雨が降り出してくる。近所の軒下に駆け込んだメイは杜甫の詩を引用し「良き雨は降る時を知っている」とドンハの恋心に水を差すような発言をし、彼が以前、詩人になりたがっていたことを思い出させる。ホテルに戻ったドンハはパソコンに向かい、詩を書き始めるが、途中で消してしまう。帰国の日、空港に向かう車中でドンハは旧友ベンが送ってきた写真を見て微笑む。そこにはサイクリングを楽しむメイの姿があった。その写真をメイに転送した直後、彼女から「渡したいものがあるから空港に見送りに行く」と連絡が入る。出国まで見送るという支社長を必死に追い返したドンハは、メイと一緒に過ごすために中国滞在を伸ばす決意をする。10年前の想いを再確認するように唇を合わせ、パンダ公園でデートをするドンハとメイ。韓国レストランで支社長とばったり遭遇するという気まずいハプニングがあったものの、メイへの積年の愛を告げられたドンハは幸せのまっただ中にいた。しかし、その幸せも長くは続かなかった。情熱に身を委ね「ホテルに戻ろう」とささやくドンハにメイが思いも寄らぬ返事をしたのだ。「ドンハ、私、結婚しているの……」と。【公式サイトより】

『八月のクリスマス』のホ・ジノ監督最新作。
原題は杜甫の「春夜喜雨」の冒頭の一節「好雨知時節」から取られている。

チョン・ウソンさんとカオ・ユアンユアンさんの2人が、ラブストーリーはこうでなくてはという見本のような爽やかな美男美女カップル。それだけで映画として成立してしまうが、英語での会話がそのまま2人の距離感となり、もどかしさを感じさせながらも盛り上がっていく。
コメディリリーフの支社長のような役どころもお約束。

この作品が単なるラブストーリーと異なるのは、四川省汶川県で発生した四川大地震から1年後を舞台としているという点。ヒロインの名前メイも地震の起きた5月から取っているのかも(劇中ではドンハがメイの誕生日が5月と言って否定される)。
1年前から自転車に乗れなくなったというエピソードから、メイに何かがあったというのは察することができるのだが、結婚しているという告白でその何かが輪郭を帯びてくる。
例えば阪神淡路大震災などでメイと同じような目に遭った人がこの作品をどう受け止めるかは分からないが、最後に自転車のペダルを力強く漕ぐメイの姿には明日への希望を感じることができた。


★★★
1



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ