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2009/10/28

『引き出しの中のラブレター』  映画道

『引き出しの中のラブレター』

2009年日本映画 107分
監督:三城真一
脚本:藤井清美、鈴木友海  原作:新堂冬樹
原案:キャリア・マム編『届かなかったラヴレター』
撮影:中山光一  美術:古谷美樹  編集:白水孝幸
音楽:吉俣良  主題歌:Skoop On Somebody「椛〜momiji〜」
出演:常盤貴子(久保田真生)、林遣都(速見直樹)、仲代達矢(速見恭三)、中島知子(松田由梨)、八千草薫(松田晶子)、萩原聖人(後藤大介)、岩尾望(稲村太郎)、竹財輝之助(中倉晃平)、本上まなみ(粟島可奈子)、吹越満(プロデューサー竹下淳)、豊原功補(速見健一)、西郷輝彦(中倉謙吾)、六平直政(久保田孝正)、水沢奈子(黒沢留美)、伊東四朗[特別出演](社長・龍木雁次郎)、片岡鶴太郎[特別出演](漁師・浦部敦彦)、佐戸井けん太(太郎の上司)、野添義弘(タクシーの客)、竹内都子(太郎の妻)、宝積有香(真生の妹)、蓮ハルク(スタッフ)、上野なつひ(あおい)、兒玉宣勝(スタッフ)、湯田昌次(同)、東千晃(晃平の母)、服部真樹、松永裕子





久保田真生(まい)は女性誌のコラムも手がけるFMラジオ局J-WAVEのパーソナリティ。ある日、函館の高校生・直樹から番組に手紙が届く。笑わない祖父を笑わせ、父親と仲良くさせたいという依頼に対し、番組で笑わせる方法を募集する真生だったが、自身の父親との関係が引っかかっていた。その日は2ヶ月前に亡くなった父・孝正の四十九日の法要の日。4年前、夢を追い続けていた真生は製作所を営む父・孝正と衝突し、それ以来絶縁状態が続いていたため、今回も仕事を理由に帰郷しなかったのだった。恋人の大介はそんな真生を心配するが、真生と大介との仲もしっくり行っておらず、ランジェリーショップを営む加奈子も二人の関係を気にかける。故郷の妹から荷物が届けられ、その中に遺品整理で見つけたという父親からの手紙が入っていた。真生はそれを読むことができず、引き出しの中にしまう。同級生の留美の気を引くためにラジオを聴き始めた直樹は手紙が読まれたことで有頂天。留美とも仲良くなり、番組で紹介された笑わせる方法を試してみることに。一方、妊婦の由梨はシングルマザーになる決意をし、何かと世話を焼く母・晶子を少々疎ましく思っていた。長崎から単身赴任中のタクシー運転手・稲村太郎は東京の道が覚えられずに客から苦情が殺到し、上司に怒鳴られる日々。家に残してきた妻にも電話でやつあたりしてしまう。研修医の中倉晃平は年上の女性との結婚を考えていたが両親に反対され、2ヶ月も連絡を取っていないままだった。函館の直樹の元を訪れた真生は、漁師の祖父・恭三が札幌で一緒に暮らそうという道庁勤務の父・健一からの申し出を断っていることを知る。東京に戻り、父親からの手紙を読んだ真生は「引き出しの中の想い」という企画を立ち上げ、社長の鶴の一声で「引き出しの中のラブレター」と題して特番が組まれることになる。真生は何とか恭三に手紙を書いてもらうように頼みに行く。番組にはたくさんの手紙が寄せられ、プロデューサーの竹下らスタッフは手を尽くすが恭三の手紙は見つからなかった。やがて本番の日。番組が進む中、由梨は陣痛を迎え、太郎の運転するタクシーで病院に向かう。

先日、長塚圭史さんとの結婚を発表した常盤貴子さん主演作。

まず最初に断言しておく。
これは名優・仲代達矢さんを鑑賞するための作品である。
群像劇と言うことで様々な登場人物が出てくるが、圧倒的な存在感。
無口で笑わないという設定なので台詞は少ないが、その表情、目線、佇まいですべてを表現してしまう。もう唸るしかない。
林遣都くんはこんな名優と共演できたことを幸福に思うように(笑)。

ストーリーも手堅くまとまっていたと思う。
テレビやインターネットではない、ラジオならではの企画であり、思いを届ける仕事をしているはずの真生が私生活では自分の思いを口に出せていないという設定も面白い。ただし、番組が終わったらリスナーがラジオ局の周りにいたという演出は余分。
晃平が結婚を反対されている相手が由梨だと言うのは予測できたが(一瞬、可奈子なのか?というフェイントあり)、40年前に家を出て行った恭三の妻が晶子とは見抜けなかった。
ちょっと不思議なのが稲村。タクシー運転手に単身赴任なんてあるの?
あと、常盤貴子さんの父親が六平直政さんというのはいくら何でも無理があるだろう(笑)。


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