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2006/6/28

『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』  演劇道

シス・カンパニー公演
『ヴァージニア・ウルフなんかこわくない?』

EDWARD ALBEE'S "Who's Afraid of Virginia Woolf?"

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2006年6月5日(月)〜6月30日(金)
Bunkamuraシアターコクーン
S席:9,000円  A席:7,000円  コクーンシート:5,000円

作:エドワード・オルビー  翻訳:徐賀世子
演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大竹しのぶ(マーサ)、段田安則(ジョージ)、稲垣吾郎(ニック)、ともさかりえ(ハネー)

ニューイングランドの小さな大学の校内住宅の居間。深夜2時、結婚23年を迎えた大学教授のジョージと妻・マーサは、大学総長であるマーサの父が土曜日ごとに開くパーティから泥酔状態で帰ってくる。疲れて眠ろうとするジョージに、マーサは新任の生物学助教授ニックとその妻・ハネーを家に招いたと告げる。酒を飲みながら繰り広げられる教授夫妻の罵りあいに翻弄される若い二人。ハネーが酔っ払ってトイレで吐いている間に、マーサはニックを誘うが、ジョージは見て見ぬ振り。やがてハネーから明日21歳になるジムという息子のことを聞かれたジョージは、重大な秘密を打ち明ける。


1966年にマイク・ニコルズ監督、エリザベス・テーラーさん主演で映画化もされたエドワード・オルビーさんの古典的名作をケラリーノ・サンドロヴィッチさんが演出。ケラさんが長篇の海外翻訳劇を演出するのはこれが初めて。
舞台を取り囲むように客席があり、時折回転もする。
段差もないため、役者が非常に近い。

大竹しのぶさんと段田安則さんの丁々発止のやり取りは、まさに名人芸。息の合ったところを見せる。
大竹しのぶさんはいつもに比べるとやや大人しいような気もしたが、それはひとえに段田さんの功績だろう。段田さんが大竹さんを懐深く受け止め、包みこむ。
ラストで「ヴァージニア・ウルフなんかこわくない」と歌いながら彼女を後ろから抱きしめるシーンが象徴的。

ともさかりえさんは眼鏡をかけていたのでお顔があまりよく見えず残念。それでも酔っ払ってハジけた演技がキュートだった。
思い出の地・渋谷に帰ってきた稲垣吾郎メンバー(笑)は、他の3人に比べてしまうと声が小さい。また、ニックという役はもっと俗物で計算高い男として演じて欲しかった。
いや、でも間近で見るとやっぱカッコいいわ〜(爆)。
客席の9割以上は女性客。大半が稲垣メンバーのファンだったと思われるが、大竹しのぶさんと結構ハードにからんでキスをしまくるシーンなんかもあり、きっと胸中穏やかじゃなかっただろうなぁ(笑)。

全3幕で幕間ごとに休憩を入れる必要はなかったように思う。
45分や1時間で休憩に入るのは中途半端だし、全部合わせても2時間半なんだから、一気に見せてくれた方がよっぽどいい。
休憩時間にカウンターで飲み物を買わせようという魂胆か?(笑)
第3幕で悪夢的なイメージを漂わせたり、舞台上を黒く塗りつぶしたり(映像で)、ジョージが秘密を打ち明けるときの緊張感溢れる演出が見事だったが、休憩がなければもっと効果的だったように思う。


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