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2009/5/30

連続テレビ小説『つばさ』(54)  『つばさ』道

第9週「魔法の木の下で」(第54回)

作:戸田山雅司
音楽:住友紀人
主題歌:アンジェラ・アキ「愛の季節」
語り:イッセー尾形

出演:多部未華子(玉木つばさ)、高畑淳子(玉木加乃子)、宅間孝行(真瀬昌彦)、松本明子(丸山伸子)、ROLLY[ローリー](浪岡正太郎)、脇知弘(ロナウ二郎)、阿部美穂子(真瀬千波)、三浦アキフミ(鈴本俊輔)、市山貴章(斎藤の部下・水村)、阿部亮平(同・奥富)、小川隆市(弁護士)、下山葵(丸山隼人)、畠山彩奈(真瀬優花)、エンゼルプロ、インペリオ・ド・サンバ、川越市のみなさん、山本未來(横矢みちる)、白川和子(川原妙子)、渡辺哲(川原敏郎)、西城秀樹(斎藤浩徳)

撮影協力:埼玉県、埼玉県川越市
タイトルバック制作:佐内正史  脚本協力:今井雅子





つばさは徹夜で物語の続きを書き上げる。着替えもせず、「今回だけはお母さんを信じる」と出社するつばさ。伸子、二郎、浪岡はオリジナルに変更するというつばさに戸惑うが、どうしてもこの物語を届けたいというつばさの思いを理解して協力する。川原家では弁護士を交えての話し合いが始まる。敏郎が優花のためと真瀬に決断を迫っていると、外から加乃子が拡声器で話している声が聞こえる。トラックを運転してきた俊輔が拡声器を通してラジオぽてとの放送を流す。つばさによる「読み聞かせの部屋」が始まる。物語の力を信じているというつばさは「おはなしの木」を読み始め、伸子たちが効果音を担当する。話を聞き終えた優花は、敏郎に絵を見せに来る。その絵には木の下にいる母親と女の子の横に「たびびとさん」が描きこまれていた。それを見て涙ぐむ真瀬。敏郎は妙子とラジオぽてとに行き、「このラジオ局に千波は確かに生きている。ここは優花が大きくなるのにふさわしい場所だ」と真瀬と優花が一緒に暮らすことを認める。千波が死んだことを誰かのせいにしないと耐えられなかったという敏郎は、娘と引き裂かれる痛みを嫌というほど味わったのに同じ思いを真瀬にさせようとしていたと詫びる。優花は真瀬に近づき、「男の子は泣いちゃいけないんだよ」とハンカチを渡す。みちるは千波の物語の続きを作ってくれたつばさに礼を言う。外ではサンバが始まり、一同が踊りにくわわる。斎藤も現われ、ラジオ局を引き取るのは止めたと真瀬に告げる。その様子を見て千波も安心する。

少々強引な展開ではありますが、物語の力を信じるというのはいいですね。
本当なら真瀬が話の続きを考えるべきだとは思いますが…。
それにしても敏郎の豹変ぶりが笑えます。
この前まで「真瀬」と呼び捨てにしていたのに急に「昌彦くん」ですからね。

しかし優花、ようやく真瀬に抱かれたかと思ったら「くさいー」って(笑)。
アドリブだったら面白いのに。
来週は斉藤由貴さんが登場。待ってました!(笑)


ちなみに「おはなしの木」の全文は以下の通り。

あるところにおはなしの大好きな木がいました。楽しいおはなし、不思議なおはなし、昔のおはなし、遠い国のおはなし。いろんなおはなしを考えては語っていました。けれど、ちっぽけな木の小さな声に誰もふりむいてはくれませんでした。たったひとり、ちっぽけな木と同じ背たけの小さな女の子だけがいっしょにうなずいたり歌ったりしていました。女の子がおはなしを聞いてにっこりしてくれると、ちっぽけな木はうれしくなって新しいおはなしを思いつくのでした。
ところがある夜のこと。嵐がきてちっぽけな木はたおれてしまいました。ちっぽけな木が考えたおはなしも消えてしまい、女の子はたいそう悲しみました。

たおれた木の前で女の子が泣いていると通りがかりの旅人が言いました。
「ごらんなさい。小さな種が落ちていますよ」
その種の上に旅人は土のふとんをかけてやりました。そしてそれから毎日せっせと水をやりました。やがて小さな芽が顔を出し、ふくらんで一本の木になりました。けれど女の子はうれしくありませんでした。
「この木はわたしにおはなしを聞かせてくれた木とはちがうもの」
旅人は来る日も来る日もやってきて水をやりましたが、木はいつまでたってもやせっぽっちでしょんぼりしていました。何年もの月日が流れ、ある日、木が花をひとつつけました。ちっぽけな花でしたが、女の子にはきらきら光って見えました。近づいてみるとおはなしが聞こえてきました。まるであのちっぽけな木が私はここにいますよと語りかけているようでした。女の子はやさしい気もちになってにっこり笑いました。すると次の花が咲いてちがうおはなしを聞かせてくれました。ひとつ、またひとつ、女の子がにっこりするたびにおはなしの花が咲きました。ちっぽけな木が考えたいろんなおはなしが色とりどりの花になって次から次へと咲いたのです。
その木は今日も明日もいつまでも女の子が笑ってくれるかぎり、花を咲かせつづはけます。だからこのおはなしには「おしまい」はありません。
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