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2009/3/29

『ワルキューレ』  映画道

『ワルキューレ』
VALKYRIE/WALKÜRE

2008年アメリカ・ドイツ映画 120分
監督・製作:ブライアン・シンガー
脚本・製作:クリストファー・マッカリー
脚本・共同製作:ネイサン・アレグザンダー
撮影:ニュートン・トーマス・サイジェル
音楽・編集・製作総指揮:ジョン・オットマン
出演:トム・クルーズ(クラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐)、ケネス・ブラナー(ヘニング・フォン・トレスコウ少将)、ビル・ナイ(フリードリヒ・オルブリヒト将軍)、トム・ウィルキンソン(国内予備軍司令官フリードリヒ・フロム将軍)、カリス・ファン・ハウテン(ニーナ・フォン・シュタウフェンベルク)、トーマス・クレッチマン(警備大隊長オットー・エルンスト・レーマー少佐)、テレンス・スタンプ(陸軍参謀総長ルートヴィヒ・ベック)、エディ・イザード(陸軍通信部隊エーリッヒ・フェルギーベル将軍)、ケヴィン・R・マクナリー(カール・ゲルデラー)、クリスチャン・ベルケル(メルツ・フォン・クヴィルンハイム大佐)、ジェイミー・パーカー(副官ヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉)、デイヴィッド・バンバー(アドルフ・ヒトラー)、トム・ホランダー(ハインツ・ブラント大佐)、デイヴィッド・スコフィールド(エルヴィン・フォン・ヴィッツレーベン)、ケネス・クラナム(ヴィルヘルム・カイテル元帥)、ハリナ・ライン(マルガレーテ・フォン・オーフェン)、ヴェルナー・ダーエン(エルンスト・ヨーン・フライエント少佐)、ハーヴィー・フリードマン(ヨーゼフ・ゲッベルス大臣)、ヘルムート・シュタウス(裁判官ローラント・フライスラー)





1943年7月チュニジア。ドイツ国防軍のクラウス・フォン・シュタウフェンベルク大佐は、イギリス軍の空爆によって左目と右手の指すべて、左手の小指、薬指を失って帰国する。その頃、ヒトラー暗殺を目論むヘニング・フォン・トレスコウ少将は、ゲシュタポに逮捕された少佐の代わりを探すように国内予備軍副司令官のオルブリヒト将軍に命じる。将軍はフォン・シュタウフェンベルク大佐をレジスタンスの会議に誘う。ルートヴィヒ・ベックによって組織されたレジスタンスにはカール・ゲルデラーやエルヴィン・フォン・ヴィッツレーベンらの姿があったが、大佐はヒトラー暗殺後の計画が何もないことに失望する。ある夜、ワーグナーの「ワルキューレの騎行」を聴いていた大佐は国家の非常事態に備えた“ワルキューレ作戦”を利用することを思いつく。大佐は“ワルキューレ作戦”を書き換え、ヒトラーの別荘ベルクホーフを訪ねて署名をもらう。東プロイセンにある総統大本営“狼の巣”でヒトラーと親衛隊のヒムラー長官を暗殺するため、メルツ・フォン・クヴィルンハイム大佐によって鉛筆型の爆弾が用意され、暗殺後、フェルギーベル将軍にすべての通信を遮断するように要請。フォン・シュタウフェンベルク大佐は妻と5人の子供を避難させて計画の準備を進めていく。1944年7月15日、“狼の巣”での会議にはヒムラーが欠席し、計画は実行に移せずに終わる。作戦の発動権を持つフロム将軍は、許可なく予備隊を待機させていたことを知って激怒する。そして7月20日、フォン・シュタウフェンベルク大佐と副官のヴェルナー・フォン・ヘフテン中尉大佐は会議に出席。大佐は爆弾の入った鞄を置き、電話に出るために会議場を後にする。爆弾が爆発したのを見届けた大佐は飛行機でベルリンに戻るが、オルブリヒト将軍らはヒトラーの死を確認するまでは予備隊を出動させることを拒否する。将軍がためらっている間にフォン・クヴィルンハイム大佐が“ワルキューレ作戦”の始動を命令。ところがラジオ放送ではヒトラー生存を伝えるニュースが流れていた。

フォン・シュタウフェンベルク大佐を首謀者とするヒトラー暗殺計画“ワルキューレ作戦(ドイツ語読みではヴァルキューレ)”をトム・クルーズさん主演で映画化。

実際の事件が基になっているということもあり、作戦が失敗に終わることは分かり切っている。それでも、大佐がどのように作戦を遂行していくのか、その過程がサスペンスフルに描かれていてハラハラさせられる。

フォン・シュタウフェンベルク大佐は何よりもまず祖国のことを考えてヒトラー暗殺計画に加担していく。
フロム将軍に「お前は“ハイル・ヒトラー”と言わないのか」と言われて、失った右手を上げて敬礼するところが印象的。彼にはヒトラーに忠誠を誓おうにも誓うことなどできない。
ヒトラー暗殺計画はこれを含めて少なくとも43回企てられたというのも驚きだが、かのミサイル発射準備を進めている独裁国家ではクーデターを起こす余地すらないのかねぇ…。

トム・クルーズさんが反ナチスの英雄を演じることにはドイツ国内でも反発があったとか。特に思い入れのない日本人にとってはどっちでも構わないけど(笑)。
できればもう少し妻や子供たちとのエピソードも入れて欲しかった。
せっかく『ブラックブック』のカリス・ファン・ハウテンさんなんだし。
物足りないと言えば、ケネス・ブラナーさん。すぐさまパリに異動を命じられてほとんど出番なし。2番目にクレジットされているからもっと重要な役割を果たすと思っていたのに…。


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