芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2009/1/31

『こんにちわ20才』  映画道

『こんにちわ20才』

1964年日本映画 87分
監督:森永健次郎  企画:坂上静翁
脚本:井手俊郎  原作:石坂洋次郎「若い娘」より 新潮社版
撮影:松橋梅夫  照明:高橋勇  録音:神保小四郎
美術:小池一美  編集:丹治睦夫  助監督:藤浦敦
色彩設計:佐藤重明  現像:東洋現像所  製作担当者:山下昭
音楽:渡辺宙明  主題歌:吉永小百合「こんにちわ20才」
挿入歌:吉永小百合、高橋英樹「若い日は二度とない」
出演:吉永小百合(石沢カナ子)、高橋英樹(医学生・川崎豊)、和田浩治(医学生・橋本三郎)、田代みどり(カナ子の妹・石沢タマ子)、轟夕起子(母・石沢美保子)、笹森礼子(従姉・柴田澄子)、桂小金治(伯父・柴田善吉)、賀原夏子(伯母・柴田千枝)、清水将夫(野村政雄教授)、太田博之(息子・野村大助)、進千賀子(看護婦・友子)、井上昭文(学生課の主事)、伊藤寿章(手術する博士)、青木富夫(書店の客)、若葉めぐみ(書店の客)、菊田一郎(郵便屋)、桂小かん(司会者)、織田俊彦(医学生・田中修一)、藤沢健男(医学生・渡辺)、早川由記(野村家の婆や)、榎木兵衛[クレジットなし](記念祭の観客)





服飾学校に通う石沢カナ子は母・美保子と妹・タマ子と3人暮らし。3人の姉は次々と二階に下宿させた青年と結婚した。母がまたしても下宿を置こうとしているのを知ったカナ子は、姉たちのように下宿人とは結婚しないと好きにさせる。城南大学の医科に条件つきの貸間広告を出したところ、希望者の中からジャンケンで勝った川崎豊が下宿することになった。さっそく川崎に対し、絶対に好意以上のものは抱かないと宣言するカナ子。近くで書店を営む美保子の兄・善吉は、婿養子の身で妻の千枝には頭が上がらない。25歳になる娘・澄子に結婚話がないことにしびれを切らした善吉は、美保子と同じように下宿人を求め、ボクシングが趣味の医学生・橋本が下宿することになる。カナ子と澄子は看護婦の友人・友子の前で、お互いに下宿人には愛情を抱かないと誓う。そうは言いながら、橋本に会って対抗心が芽生え、川崎のことが気になり始めるカナ子。新年になり、風邪を引いた澄子を橋本が献身的に看病したことから、二人は結婚をすることに。婿養子を迎えて気分をよくした善吉は、美保子に医大の野村教授との縁談を持ちかける。タマ子が教授の息子・大助と仲がいいことから以前から顔見知りだったが、美保子はその話を断る。医学部創立記念祭が近づき、カナ子と川崎はデュエットの練習をするが、またしても衝突してしまう。記念祭当日、清水教授が親子で美保子とタマ子を迎えに来るが、臍を曲げたカナ子は一人で家に残る。それでも気になったカナ子は大学に向かうが、ダンスパーティーで川崎が友子と踊っているところを見て会場を飛び出す。

『草を刈る娘』に続いて石坂洋次郎原作の吉永小百合さん主演作品。
「こんにちは」じゃなくて「こんにちわ」になっていたり、「20才」を「にじっさい」ではなく「にじゅっさい」と読ませていたりするのが気になるところ。
「若い娘」の映画化はこれで3度目で、1951年と1958年にそれぞれ『若い娘たち』という題名で公開されている。ちなみに前者が千葉泰樹監督で主演が杉葉子さん。母親役は『八月の狂詩曲』の村瀬幸子さん。後者は岡本喜八監督で、雪村いづみさんが主演。脚本は3作とも井手俊郎さん、ということは使い回し?(笑)

中身はごくごく他愛のないもの。
ヒロインのカナ子は最初は母親に反発し、下宿人と結婚した姉たちのことを通俗的だのなんのと批判しておきながら、今までで一番短い半年という期間で結ばれてしまう(笑)。
吉永小百合さんはちょっとポッチャリ。姉たちのことを語るときの顔がいかにも憎々しげで、これまで観た作品の中で一番可愛くないかも。「わぁ、スゲエ」とか「胸からゲップが出る」とかいう言葉遣いもなぁ…。

こうした古い作品を観るときは当時の暮らしぶりなんかも分かって面白いのだけど、本作では日清の天ぷら粉だのセーラーの万年筆、トヨタ編機といったものがワザとらしく紹介されている(ただし私が観たのはNHK BS2で放送されたものなので企業名はカット。笑)。
あと、タマ子が母親と映画を観に行くシーンがあるが、入口に掲げられているスタアの似顔絵の中に芦川いづみさんを発見(笑)。ちなみに観に行く映画は『学園広場』でこれにはタマ子役の田代みどりさんも出演している由。

前作に続いてネット上の映画データベースのいい加減さを指摘しておくと、出演者の中に藤村有弘さんの名前が書いてあるところがあるが、インチキ外国語は話す人は出ていない(笑)。
更に「allcinema」では桂小かんさんの役名が「司令官」。何のことかと思ったら創立記念祭の司会者だった。司令官と司会者では大違い(笑)。
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2009/2/11  23:06

投稿者:法水

>粉の成分に卵二個分が入っているのではないですか?
なるほど。そういうことですか。
私はてっきり生卵がおまけでついてくるのかと思ってしまいましたが、よく考えれば生卵とは言ってませんね(笑)。

>ほんとですね(爆)。
>早速、削除しておきます。
少しでもお役に立ててよかったです(笑)。

2009/2/11  16:23

投稿者:市村

>>玉子二個入りですって
>これって玉子もつけて売っていたということなんでしょうかね
★粉の成分に卵二個分が入っているのではないですか?。お好み焼きの粉に山芋の成分が入っているみたいな。

>『学園広場』は山崎徳次郎監督ではないかと…
★ほんとですね(爆)。“次郎”だけですね、合っているのは(笑)。また“女優さん以外は、あまり気持ちが入っていない”という面が出ましたかね(笑)。早速、削除しておきます。

2009/2/10  2:05

投稿者:法水

はじめまして!(笑)
コメントをありがとうございます。

>進千賀子さんが綺麗ですよね。
いいですね。笹森礼子さんも(笑)。

>玉子二個入りですって
これって玉子もつけて売っていたということなんでしょうかね。すぐに売らないと元が取れないような。

>監督も同じです。
この点、ちょっと疑問だったんですが、『学園広場』は山崎徳次郎監督ではないかと…。

>あと、クレジットなしの山本陽子さんは発見しましたか?
市村さんのサイトのお陰で無事発見できました(笑)。

2009/2/9  2:44

投稿者:市村

>>吉永小百合さん
>姉たちのことを語るときの顔がいかにも憎々しげで、これまで観た作品の中で一番可愛くないかも
★(爆)。進千賀子さんが綺麗ですよね。

>日清の天ぷら粉だのセーラーの万年筆、トヨタ編機といったものがワザとらしく紹介されている
★「日清ミックスてんぷら粉って、いつもカラッと揚がって美味しいわね。玉子二個入りですって」(笑)。

>観に行く映画は『学園広場』でこれにはタマ子役の田代みどりさんも出演している由
★監督も同じです。

>前作に続いてネット上の映画データベースのいい加減さを指摘しておくと、出演者の中に藤村有弘さんの名前が書いてあるところがあるが、インチキ外国語は話す人は出ていない(笑)
★藤村有弘さんだと、いつもそうだと思われているのでしょう(笑)。あと、クレジットなしの山本陽子さんは発見しましたか?。城南大学の第43回医学部創立記念祭のヒロインたちのデュエットのシーンやダンスのシーンに出てきます。

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