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2008/12/7

大河ドラマ『篤姫』第四十九回「明治前夜の再会」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子  脚本協力:田渕高志
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市
所作指導:西川箕乃助  華道指導:杉本康子  囲碁指導:梅沢由香里
薩摩ことば指導:西田聖志郎  御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(天璋院)、瑛太(小松帯刀)、堺 雅人(徳川家定・回想)、原田泰造(大久保一蔵)、堀北真希(静寛院)、松田翔太(徳川家茂・回想)、平山広行(海江田信義)、俊藤光利(大山綱良)、竹本聡子(土御門藤子)、安倍麻美(常磐)、宮地雅子(初瀬・回想)、中嶋朋子(重野)、高橋由美子(唐橋)、岩井友見(歌橋)、稲葉さゆり、澁谷晶己、細川あゆみ、中村春菜、宮崎彩子、東條織江、三宅ひとみ、岡島亜紗美、奧野月琴、渋谷宏美、鈴木美智子、柴垣亜希、歌原奈緒、劇団ひまわり、キャンパス、JAE、テアトルアカデミー、エンゼル、稲森いずみ(滝山)、高畑淳子(本寿院)、片岡鶴太郎(岩倉具視)、松坂慶子(幾島・回想)、北大路欣也(勝麟太郎)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:小宮山潤  技術:小笠原洋一  音響効果:西ノ宮金之助
撮影:安藤清茂  照明:新藤利夫  音声:本間法義  映像技術:倉又信久
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:神野直之
演出:岡田 健




慶応4年(1868)4月。お城明け渡しの日が近づく。
行き先が決まった奥女中たちが天璋院に別れの挨拶に来る。滝山から他の者も落ち着く先が決まったと聞き、安堵する天璋院。
庭に目をやりながら、片付けも終わり、後は城を出る日を待つだけだと言う天璋院に、滝山は本寿院があれもこれも運ばせようとしていると話す。母上らしいと微笑む天璋院。
一方、表方では武装解除が進んでいた。作業を指示する勝。
静寛院は清水家の屋敷に移ることにしたと天璋院に挨拶に来る。
大奥を去るのがこれほどまでに寂しいとは思わなかったと言う静寛院は、徳川家が江戸城に入れるよう改めて朝廷に嘆願すると話す。驚く天璋院に、やると決めたことを信念を持ってやるだけであり、それこそが母上から学んだことに他ならないと答える静寛院。
夕方。天璋院は滝山たちにどうするつもりかと尋ねる。
唐橋と常磐は天璋院についていきたいと答えるが、常磐はまだ若く、親元に戻ればよい縁に恵まれるだろうと反対する。唐橋にもよい縁があればそうしてもらいたい、それぞれが家族を持つことを願っていると天璋院。
滝山にも夫と子供を持つ喜びを知ってもらいたいという天璋院に、滝山と釣り合う殿方がいないのではと言う唐橋。滝山は唐橋に「そちはとうとう最後まで変わらなかったな」と言い、いつも一言多いと叱責する。
重野も天璋院についていくつもりでいた。
天璋院はこの城でともに過ごすのはあとわずか、心して暮らして参ろうと話す。


滝山は穏やかそうに喋っているときの方が怖い(笑)。
ピクピクッと漫画のような擬音語が聞こえてきそうです。

4月10日。天璋院が江戸城を去る日がやってきた。
廊下に立ち、入城の日を思い出した天璋院は、重野に一人にして欲しいと頼む。
庭に立ち、御小座敷に座り、家定との数々の出来事を思い返す天璋院。閉じていた目を開け、「私は上様との思い出を胸にこの大奥を去ることに致します」と涙を流す。
そこへ滝山が駕籠の支度が整ったことを告げに来る。
滝山を従え、廊下を行く天璋院。滝山は天璋院呼び止めると座り込み、今後について思いが定まったと告げる。大奥とともに消えたい、16より大奥に上がり、ずっとここで生きてきた。大奥が終わるときは私が終わるとき。どこかで静かに余生を送りたいと言う滝山に、他の生き方はないのかと尋ねる天璋院。滝山が天璋院のまっすぐな気性は生涯忘れることはないと言うと、天璋院も滝山の強い意志も変わることはなさそうだと答える。
中臈に呼ばれて本寿院のもとへ行く天璋院。
これより一橋邸に行くと言う天璋院に、今ここで生けねば意味がない、天璋院の指図は受けないと言う本寿院。その様子を見ていた天璋院は好きなだけ生けるように言って微笑む。
大奥に残った女たちが集まり、それぞれが花器に花を生ける。
新座敷の廊下。駕籠の扉を開け、傍らに控える唐橋。
立ち上がり、駕籠に向かって歩く天璋院。部屋の真ん中で足を止めると、滝山の前に座り、「私は無念でならぬ。私の代でこの城を明け渡さねばならぬなど」と言う。天璋院だからこそ此度のこと乗り切ることができたと思っている、大奥を統べるのが他の誰であってもこうは運ばなかった。大奥を閉じるのが天璋院の役割であったと滝山。「自らの運命を知った大奥があなたさまをここへ呼び寄せたに相違ありません。そのようなお方に最後までお仕えでき、私はこれまでの大奥年寄の誰よりも幸せにございました」と言い、頭を下げる滝山。
天璋院は駕籠に乗り込み、滝山に別れの挨拶をする。
重野と唐橋の先導で駕籠が運ばれ、御錠口を通過する。平伏して駕籠を見送る滝山。


遂にこの日が来ましたねぇ。
稲森いずみさん、『義経』の時とは比べ物にないぐらいよくなってますね。
これからは大人の女優として活躍を期待したいです。

翌日。薩摩の軍勢が大奥に入ってくる。
対面所の障子を開けた大山や天璋院の部屋に入った海江田は、花器に生けられた花を見て感心する。
江戸・一橋邸。
唐橋は天璋院の狭い部屋に不服を述べる。
そこへ本寿院が荷物を入れたら部屋がいっぱいだと文句を言いながらやってくる。その後に歌橋。
慶喜が住んでいたこの屋敷をさっさと出て行きたいという本寿院に、ここは仮の住まいであり、いずれどこかへ移ると言う天璋院。江戸城に戻れないなら動かないと立ち去っていく本寿院の姿を見送り、「あの元気を見習おうぞ」と重野と唐橋に言う天璋院。
ひと月ほど後。
天璋院に面会した勝は、徳川家が駿府に移り、禄高70万石になると報告する。
勝は亀之助について駿府へ行き、家中一同の暮らしが立つべく尽力すると言う。
2万を超える家臣と身内をいかにして養うのかと禄高のあまりの少なさに驚く天璋院。
京・二条城。徳川家の禄高について一体どういうことかと問い質す帯刀に、徳川に力を与えるわけにはいかないと答える大久保。岩倉も徳川家は歴史の波に消え去るのみと言う。
帯刀は薩摩藩の土地と領民を帝に返すよう久光に進言するつもりだと、版籍奉還を考えていることを打ち明ける。徳川家の領地を取り上げるだけでは筋が通らない、己の領地を返してこそ新しい日本国の政が定まると言う帯刀。


「駿府」っていちいち字幕で出さなくちゃいけない言葉なんですかねぇ。
この単語を知らない人はこの字を見ても「すんぷ」と結びつかないのでは?(笑)

江戸では。静寛院は家茂と過ごした城にいられないのだったら、江戸にいる意味もないと京へ帰ることにする。静寛院の気持が分かるような気がすると言う天璋院。
次々に人が去っていくと重野や唐橋に言う天璋院。
唐橋は天璋院の食事が質素に過ぎると嘆くが、天璋院は自分たちは居候と同じだと答える。徳川家の禄高が70万石に削られたという話を聞いた唐橋は、このままでは立ち行かなくなるのではと心配する。気が散って味が分からぬと唐橋をたしなめる天璋院。
縁側。重野はここを出て行きたいと天璋院に告げる。
自分の家族を持ちたいと思ったと言う重野の前に座り、「そちは嘘が下手じゃのう」と言う天璋院。せめて自分の食べる分だけでも減らそうと考えたのだろうと重野の考えを見抜いていた。
数人の女中を連れて行くつもりだと言う重野は、天璋院が苦しんでいる姿を目にするのが辛いと本音を漏らす。「礼を申すぞ」と言う天璋院に、これまでお仕えできたことに礼を申し上げなければいけないのは私の方と平伏す重野。
天璋院は「そちも去るか」と寂し気に言う。
重野は天璋院が見せてやりたいと言っていた薩摩の桜島を見に行きたいと願い、天璋院も落ち着いたらともに見に行こうと約束する。


静寛院、重野も去って行きましたか。
ま、天璋院は生涯、薩摩に戻ることはなかったわけですが…。

床の間に飾った掛け軸を見ている天璋院。
元気がない様子に心配する常磐に、城との別れは人との別れと滝山、静寛院、重野と立て続けに別れることになった天璋院の心境を思いやる唐橋。
そこへ女中が来客を告げに来る。客の名前が小松帯刀だと聞き、驚く天璋院。
天璋院を待つ間、包帯をした足を布で覆う帯刀。
帯刀との再会を喜ぶ天璋院は、帯刀の足が悪くなり、杖が手放せないことを知り、ゆっくり養生なさればいいのにと案じる。このような暮らしを天璋院に強いていることに対して心からの詫びを言う帯刀に、幾島を江戸によこしてくれたことに礼を言う天璋院。
「不便はございませんか」と言う帯刀に、「その話し方止めて頂けませんか」と天璋院。帯刀が天璋院も「帯刀殿」と言っていることを指摘すると、2人の顔に笑みがこぼれる。
そこへ唐橋が碁盤を持ってやってくる。
碁を打ちながら、薩摩の母や兄のこと、帯刀に子供が出来たことなどを話す2人。
帯刀は逡巡しながらも、「実は私はあなたをお慕いしていました」と告げる。
ジョン万次郎さんから聞いて知っていたと答える天璋院。
もし斉彬からの養女の話がなかったら私と一緒になってくださいましたかと尋ねる帯刀に、それを聞いてどうなさるのですかと聞き返す天璋院。帯刀があの頃の気持にけりをつけたいと言うと、天璋院は「私の答えは亡き夫家定に相談いたします」と答える。「ずるいなあ、それは」と笑う帯刀。
家定との暮らしが幸せだったのかと聞く帯刀にこの上もなく幸せだった、心から私を慈しみ愛してくれましたと答える天璋院。帯刀もお近というよき妻に恵まれたと言うのを聞き、「私たちはお互いに幸せだったということですね」と涙を流しながら言う天璋院。
あの頃の薩摩での思い出は宝物ですと言う天璋院に、私にとってもですと言う帯刀。
天璋院はまた会いに来て下さいますかと聞くが、帯刀は近く薩摩に帰ることになっているから難しいと答える。城を出て大事な人が次々にいなくなっていることが寂しいと言う天璋院に、「人はいなくなるのではなく、また会うときの楽しみのためにひととき離れ離れになるだけのことです」と言う帯刀。
懐からお守りを取り出す天璋院。帯刀はちょっとした言葉でお元気になるところは少しも変わっていないと笑い、お守りを取り出す。「次に会うときまで元気でいます」という天璋院の言葉を聞いて、帯刀の頬に涙が流れる。
杖をつき、廊下を行く帯刀。
笑みを浮かべ碁盤の前に座っている天璋院。


帯刀の子供がお近との間に出来たのではないと聞いて天璋院が発する「まあ」がいいですね(笑)。しかし昔のことをいつまでも引きずるのはやはり男の方ですねぇ。
そしてとうとう次週は最終回。


「篤姫紀行」
〜徳川家ゆかりの城下町〜静岡県静岡市
駿府公園、徳川家康公像、宝台院、徳川慶喜公屋敷跡、徳川家達屋敷跡(現西草深公園)、田安門(静岡市立高等学校内)、久能山東照宮
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×吉嶺史晴
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