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2008/11/23

大河ドラマ『篤姫』第四十七回「大奥の使者」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子  脚本協力:田渕高志
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市
所作指導:西川箕乃助  書道指導:望月暁云 
薩摩ことば指導:西田聖志郎  御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、長崎ハウステンボス、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(天璋院)、瑛太(小松帯刀)、小澤征悦(西郷吉之助)、原田泰造(大久保一蔵)、堀北真希(静寛院)、三宅弘城(伊地知正治)、平山広行(海江田信義)、水谷百輔(西郷信吾)、俊藤光利(大山綱良)、武智健二(奈良原喜八郎)、竹本聡子(土御門藤子)、三上市朗(近衛忠房)、安倍麻美(常磐)、鈴木綜馬(榎本武揚)、西田聖志郎(板倉勝静)、志村東吾(松平容保)、中嶋朋子(重野)、高橋由美子(唐橋)、平 岳大(徳川慶喜)、原田夏希(お琴)、岩井友見(歌橋)、竹財輝之助(有栖川宮熾仁・回想)、小浜正寛(三条実美・回想)、澁谷晶己、細川あゆみ、奥野月琴、鈴木美智子、三宅ひとみ、関塚まいこ、早野実沙、劇団ひまわり、宝井プロ、テアトルアカデミー、若駒、フジアクターズ、舞夢プロ、稲森いずみ(滝山)、高畑淳子(本寿院)、片岡鶴太郎(岩倉具視)、松坂慶子(幾島)、北大路欣也(勝麟太郎)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:山口類児  技術:小笠原洋一  音響効果:柳川起彦
撮影:溜 昭浩  照明:中山鎮雄  音声:本間法義  映像技術:戸村義男
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:柿崎恒明
演出:佐藤峰世




慶応4年(1868)1月末。
慶喜を追って官軍が江戸に攻め下るという噂が飛び交っていた。
静寛院が天璋院に朝廷に奉る慶喜助命の嘆願書を持ってやってくる。天璋院は感謝しつつも、それが間違いなく朝廷に届けられるかを心配するが、藤子が自分に任せて欲しいと申し出る。静寛院は心配するが、他の者には任せる訳にはいかないという藤子に託すことにする。
天璋院も近衛家の朝廷への嘆願を文に書いていた。唐橋が徳川家のため、天璋院のためと届けることを申し出る。滝山、重野も都の実情を知る唐橋に任せる。
そこへ千鳥足の本寿院がやってくる。慶喜も謹慎中だとたしなめる天璋院だったが、徳川が追い詰められたのはあの者のせいと意に介さずに眠り込む。歌橋に昼日中の酒は止めるように言う。


あかん、ますます本寿院がコミックリリーフになっている…(笑)。

京では薩摩から帯刀が到着し、岩倉に面会していた。
新政府樹立という時に遅れをとったことを詫びる帯刀に、家老に来てもらえれば我らに怖いものなしと言う岩倉。
脇に控える大久保が王政復古で出来た新政府の総裁に有栖川宮熾仁親王、副総裁に三条実美、岩倉具視が就いたと説明し、岩倉は帯刀に総裁局顧問、いずれは外国事務局顧問を任せたいと言う。大久保にも帯刀以外にはいないと言われ、引き受ける帯刀。
西郷はどちらにと尋ねる帯刀に、戦支度にかかりきりと答える大久保。帯刀は戦はどうしても避けられないことなのかと言うが、岩倉は西郷には江戸攻めの参謀に就いてもらうと言う。
官軍の本陣。帯刀が来たと報告を受ける西郷。
帯刀に西郷には会えないと告げる伊地知と海江田。今までのようにはいかないという伊地知に対し、帯刀は通すように言うが、俺たちはもはや薩摩の軍ではなく朝廷の軍であり、家老でも勝手は許されないと言われる。
それでも無理に通ろうとした帯刀は2人に道を阻まれて転倒する。そこへ大久保が来る。
帯刀は大久保に西郷が何を考えているのかを尋ねる。帯刀に会って気持がぐらつくのが嫌なのだろうと推測する大久保だったが、自分にも西郷が分からなくなることがあると漏らす。慶喜の処分についても江戸攻めについても過酷で、前のおっとりしたところが消えた。西郷が変わってしまったと言う大久保の言葉を聞き、西郷に何があったのかと気にかける帯刀。


あ、大久保もついていけなくなりつつあったんですね。
伊知地たちは官軍になったことで舞い上がっている田舎者という感じですが(笑)。

数日後、天璋院の文を携えた唐橋が京に到着する。
面会した近衛忠房は、父は具合が悪くて臥せっていると答える。手紙を見てもらうだけでいいと言う唐橋だったが、それだけでも体に障ると言われる。唐橋は天璋院の手紙を朝廷のしかるべき方にと申し出るが、忠房は無理だと即答し、そんなことをしたらどんな大きい火の粉が降りかかってくるかと言って立ち去る。
後ろに人の気配を感じた唐橋が振り返ると、そこに幾島。
江戸城からの使者が来たと聞いて駆けつけたという幾島は、唐橋の口から天璋院の名前を聞いて、懐かしい名前だと感慨にふける。
小松邸。帯刀が脚をさすっている。
そこへお琴が来て、幾島が来たと告げる。
幾島に面会して、篤姫が幾島のことを恐ろしいと言っていたことを思い出す帯刀。
幾島は、天璋院から慶喜の助命を求める嘆願書を差し出す。幾島は薩摩藩家老である帯刀に江戸攻めを止めるよう計らってもらえないかと願い出るが、帯刀は慶喜の首を挙げねば日本を一つにできないと考えている者がいると答える。
帯刀から西郷の名前を聞き、これまた懐かしい名前と幾島。
西郷が官軍の参謀を務め、帯刀は会うことすら叶わないと聞き、篤姫の婚礼に奔走した西郷が江戸攻めの参謀になることの皮肉を感じずにはいられない幾島。
帯刀は幾島に一つお願いがあると切り出し、これしか西郷を動かす手立てはないと言う。


某巨大掲示板ならなら差し詰め、「幾島キター」(笑)。
さて、帯刀の策とは何でしょか。

江戸城。
陸軍総裁となった勝が、板倉勝静、会津藩藩主・松平容保(かたもり)、海軍副総裁・榎本武揚(たけあき)に面会する。
どのように薩長軍と戦うのかと聞かれ、戦はしないと答える勝。容保と武揚は怒って部屋を出て行くが、勝は「他に道はない。こうするしかないのだ」とつぶやく。
それから間もない2月12日。慶喜は更なる恭順の意を示すため、江戸城を出て上野寛永寺で謹慎を続けることになった。
同じ頃、京では慶喜討伐の軍勢が遂に出発する。
大奥。天璋院は勝から、薩長軍が江戸を目指して動き出したと報告を受ける。
軍の参謀が西郷吉之助だと聞き、驚く天璋院。更に総大将は和宮の許婚だった有栖川宮だと言う。
勝は以前話した策については考えているから心安らかにと言うが、天璋院はそれは難しいと答える。存外肝が小さいと言われ、こう見えても私は女子ぞと言い合い、微笑み合う2人。
天璋院は静寛院に有栖川宮の話をして、気持を察すると言う。静寛院も里の軍勢に攻められるとはむごいことと天璋院を思いやる。
「私たちはよく似ておりますね」と天璋院。同じような運命をたどっていくなら、手を携えて生きて参りましょうと静寛院に語りかけて微笑み合う。
そこへ滝山が来て、唐橋が京より戻ったと告げる。
新座敷。役に立てなかったことを詫びる唐橋。
滝山は唐橋が京で天璋院ゆかりの者に会ったと言う。
雷鳴とともに幾島が姿を現す。
突然の再会に驚きながらも、幾島に近づく天璋院。「これはまことか。夢ではないのか」と言う天璋院に対し、頬をつねり、夢ではないようだと答える幾島。
「会いたかった。会いたかったぞ」と涙を浮かべる天璋院。
相変わらず口が減らないと言われ、天璋院も一本気なところは変わっていないと答える幾島。
その後、幾島に本当の用向きは何かと尋ねる天璋院。
幾島は帯刀に頼まれて江戸に来たと言う。帯刀は、西郷に宛てて天璋院に手紙を書いてもらい、それを幾島に届けてもらいたいと考えていた。
話を聞いた天璋院は、西郷に宛てて気持を認めることにする。幾島も西郷に思いの丈をぶつけて来ると張り切る。
文机に向かい、硯で墨をする天璋院。まるで昔に戻ったようだと言う天璋院に、そんなのんびりしたことを言っている暇があったら、早く書くように言う幾島。その言葉を聞いて「やはり昔に戻ったようじゃ」と微笑み、手紙を書き始める天璋院。


いやいやいやいやいやいや。
幾島登場時の雷、あれはないでしょう。どんな演出だよ、まったく…。

3月になり、官軍の本隊は江戸近くに到達していた。
地図を指し示し、伊地知率いる東山軍は二手に別れ、府中と大宮に入っていると説明する海江田。西郷は江戸城総攻撃の準備を進めていた。
文箱を持った幾島が本陣に来る。
大総督府参謀・西郷吉之助に取り次ぐように声を張り上げる幾島。
幾島に面会した西郷は、天璋院からの手紙を受け取る。幾島に促され、文を広げて読み始める西郷。読みながら、様々な思い出が西郷の胸に去来する。
読み終えた西郷の目に涙が溢れている。これは前代未聞のことであり、天璋院の気持を推し量るように言う幾島。西郷はむせび泣きながらもそれは別の話だと答え、徳川家を倒さない限りこの国が変わることはないと言う。
島流しに2度遭うなど人の苦しみ辛さを人一倍分かっているはずの西郷が、武力をもって事を終わらせようというのはいかがなものかと言われながらも、生き延びたのは自分にはこの世でなすことがあると天が命じていると答える西郷。
「西郷殿は天璋院様をお忘れか。天は徳川を滅ぼせと命じたのでございましょうか。天璋院様をこれほどまでに苦しめ追い詰めよと」と問い詰める幾島に、そこまでやらないといけない、そこまでできるのは自分しかいないと西郷。徳川と戦って戦場の露と消えようとも、残された皆でこの国を作ってくれる。
いくら話しても分かり合えないと判断した幾島は、天璋院に何か言伝があるかと尋ねる。西郷は手紙の礼を述べ、「どうかお元気で」と伝えて欲しいと言う。
文を胸に抱き、立ち去る西郷。
文を懐にしまい、江戸城総攻めは3月15日すると全軍に伝えよと命じる。
夜。大奥。幾島から、西郷が悪者になろうとしていると報告を受ける天璋院。
恐らく己一人の身にすべてを背負って死んでいこうとしていると覚悟している、それだけ意志が固いと聞き、西郷は少しも変わっていないと言う天璋院。様々なことで鍛えられ、更に情篤き男となっていると言う天璋院は、何とかなるかも知れないと考えて勝を呼ぶように言う。
そこへ来た本寿院に、今宵は酒と肴を用意する、希望が湧いてきたから景気よく前祝をするように言う天璋院。廊下に出た本寿院から笑みが消え、泣き崩れる。寄り添う歌橋。
その夜のうちに勝は呼び出される。重野に呼ばれ、対面所に向かう天璋院。
本陣の庭にかがり火を炊き、西郷が天璋院の手紙を見て涙を流している。
廊下を行く天璋院。庭から舞い込む桜吹雪に足を止める。
江戸城総攻撃の日までわずか4日と迫っていた。


西郷VS幾島も見ごたえありましたね。
小澤征悦さんにとっては間違いなく代表作の一つとなるでしょう。


「篤姫紀行」
〜大奥の女たち・その後〜埼玉県川口市 鹿児島県鹿児島市
赤山陣屋跡、滝山の屋敷跡、滝山が所持した文殊菩薩像(個人蔵)、錫杖寺(しゃくじょうじ)、滝山の墓、幾島の招魂墓(しょうこんばか)
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×吉嶺史晴
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