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2008/11/17

大河ドラマ『篤姫』第四十六回「慶喜救出」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子  脚本協力:田渕高志
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市
所作指導:西川箕乃助  茶道指導:鈴木宗卓  書道指導:望月暁云 
薩摩ことば指導:西田聖志郎  御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、長崎ハウステンボス、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(天璋院)、瑛太(小松帯刀)、小澤征悦(西郷吉之助)、原田泰造(大久保一蔵)、堀北真希(静寛院)、樋口可南子(お幸・回想)、岡田義徳(島津忠敬)、三宅弘城(伊地知正治)、平山広行(海江田信義)、水谷百輔(西郷信吾)、俊藤光利(大山綱良)、武智健二(奈良原喜八郎)、竹本聡子(土御門藤子)、志村東吾(松平容保)、西田聖志郎(板倉勝静)、竹財輝之助(有栖川宮熾仁・回想)、稲葉さゆり、澁谷晶己、岡林桂子、ともさかりえ(お近)、中嶋朋子(重野)、高橋由美子(唐橋)、平 岳大(徳川慶喜)、岩井友見(歌橋)、玉木 宏(坂本龍馬・回想)、市川実日子(お龍)、高橋耕次郎、辻本伸太郎、境 浩二、大賀太郎、チョー、劇団ひまわり、エンゼルプロ、テアトルアカデミー、若駒、稲森いずみ(滝山)、高畑淳子(本寿院)、片岡鶴太郎(岩倉具視)、北大路欣也(勝麟太郎)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:小味山潤  技術:市川隆男  音響効果:西ノ宮金之助
撮影:望月英寿  照明:新藤利夫  音声:渡辺暁雄  映像技術:寺島 朗
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:山尾 輝
演出:岡田 健




慶応4年(1868)。天璋院と静寛院は寂しい正月を迎えていた。
薩摩が戦を仕掛け、徳川家が右往左往させられている今、何が起きてもおかしくない。慶喜がどう出るかが心配だと言う天璋院。静寛院に慶喜がどのような人物なのかを聞かれた天璋院は、一言で言えばつかみどころがないと答え、自分も好きにはなれないと言う。
しかし、今は慶喜をおいて他に徳川家を託すべき人はいないと天璋院は言うが、静寛院は慶喜のせいで徳川家は追い詰められたのではないかと尋ねる。いずれ江戸に戻ってくる慶喜に直に会うように言う天璋院。
大坂城。慶喜は薩摩の討伐を朝廷に願い出る書状を滝川に託す。
板倉は兵たちにこれより出陣すると伝えるように指示する。
京・薩摩藩邸。西郷は慶喜を京に入れてはいけないと言い、薩摩軍の兵を振り分けて徳川軍を迎え撃つ作戦を練る。
そこへ幕府・会津・桑名の軍が大坂城を出立したという報告が入る。
1万5千の兵に対し、薩摩軍は5千。数の上では不利だが、海江田は戦は兵の数にあらずと言い、大久保も大義を掲げたもんが勝つと鼓舞する。大久保の脳裏には幕府を倒すことに反対する帯刀の言葉が蘇るが、西郷は「出陣じゃ」と号令をかける。
1月3日。京・鳥羽口。
西郷は天を見上げ、帯刀に向けて「やはり戦になりもす。いや、おいは戦をやりもす」と改めて新しい日本を作る決意を口にする。
その報せが届かぬ薩摩では、帯刀がお龍からの文を読んでいた。
龍馬が死ぬのを待っていたかのように京では戦が始まりそうで、その志まで死んだように思えてならないというお龍の文に、帯刀は龍馬がどうすれば戦にならずに済むかそればかり考えていたと思い起こす。立ち上がって痛みに顔をしかめながら、この足さえ言うことを聞いてくれればと悔しさを滲ませる帯刀。
そこへ忠教の来訪が告げられる。
忠教が持ってきたお幸宛ての天璋院の文を読む帯刀。お近に何と書いてきたのかを聞かれた帯刀は、天璋院が薩摩には帰らない、徳川の人間として生きていく決意を固めたことが書かれていると教える。
お近にお幸の様子を尋ねられた忠教は、手紙が来る前から母はこうなることを見越していて、文を読んでただ笑っていたと明かす。帯刀は徳川の人間として生きる決意をしたことを篤姫らしいと納得する。
徳川と薩摩の間で戦にならなければいいがと心配する忠教に、その覚悟はしておかねばならないという帯刀。何としても京に行かなければと決意する。


正月三が日もあったもんじゃありませんな。
戦が始まるとき、果たして西郷どんや大久保どんの脳裏に帯刀のことが浮かんだかどうかは疑問ですが…。

滝山は天璋院に戦が始まると告げる。江戸市中で火付け強盗を働いた薩摩方の船に徳川の軍艦が大砲を撃ちかけたことが原因で、今頃はもう戦になっていてもおかしくない。
大砲の音が聞こえ、いよいよ戦が始まったことを実感する西郷。
兵の数で圧倒的に有利な幕府軍に対し、薩長軍は戦を仕掛ける。
鳥羽・伏見の戦いの始まりだった。
御所の一室に岩倉具視。「今こそ錦の御旗を掲げるんや」と岩倉。
朝廷より賜った御旗を掲げ、我らに敵対する者は朝廷の敵と勢いづく。
錦に御旗を見た徳川方は総崩れとなる。
容保から薩摩に諮られたと報告を受けた慶喜は、朝敵になったということかと愕然とする。
その夜。慶喜の姿が見えない、船で逃げたという噂があると騒ぐ家臣たち。
慶喜は大坂城を抜け出し、わずかな側近とともに船で江戸に向かっていた。


ええー。なんちゅうヘタレやねん。

江戸・勝の屋敷。慶喜が江戸に戻ったと報告を受ける勝。
浜御殿。慶喜と向き合って座った勝は、薩長軍が江戸を目指してくるのは間違いないと言う。陣営を立て直すために戻ったと取り繕う慶喜だったが、それでは江戸は戦場と化し、何千何万という民が命を失うと指摘し、慶喜が嘘をついていると言う。江戸で雌雄を決するつもりなら、京大阪で敵を食い止めようとしたはずと勝。
慶喜が勝の言うことを認めると、勝は「むざむざ逃げ帰るなど、何ということをなされましたか」と嘆く。
慶喜は水戸徳川家の出で、幕府より朝廷を敬い、先祖代々の教えを誰よりも忠実に守ってきた自分が朝敵にされるのは合点がいかぬと言い、勝に力を貸してくれないかと頼みにする。
勝は頼るべきは自分ではなく天璋院だと言い、会ってみてはどうかと勧める。「わしに命乞いでもせよと申すか。分家の娘風情にか」と憤る慶喜に、自分にはそれしか言えないと言って平伏す勝。
大奥では、慶喜が逃げ帰ってきたことを知った天璋院が怒りを感じていた。
薩長軍が慶喜を追って江戸に来ることが予想される中、唐橋は朝敵の烙印を押されたことが我慢ならなかった慶喜はよほど誇り高いのだろうと述べる。
そこへ本寿院と歌橋が来る。慶喜が戦に勝って凱旋したと勘違いしている本寿院は、浮かれて嫌っていた慶喜を褒め称えるが、滝山に本当のことを耳打ちされて座り込む。
静寛院も慶喜が帰ってきたことを聞きつけてやってくる。
本寿院から、慶喜が朝廷の敵に成り下がって逃げ帰ってきたと聞いた静寛院は本当なのかと天璋院に尋ねる。「信じたくはありませぬが…」と答える天璋院。
そこへ中臈が来て、慶喜が天璋院に目通りを願っていると告げに来る。
慶喜を殺すのじゃ、首を差し出すのじゃと興奮して言う本寿院。


本寿院と歌橋はもう完全に漫才コンビですな。
もうこの2人だけ違うドラマの出演者のようです。

対面所に慶喜。
新座敷。庭を見ている天璋院。
慶喜に会う心構えができていないと滝山に話す天璋院。
もし慶喜の命と引き換えに徳川の家が安泰となるなら致し方ないと滝山。
目を閉じる天璋院。天璋院を見つめる滝山。
天璋院は目を開け、「会おう。とにかく会わねば何も始まらぬ」と言う。
対面所。慶喜を見る天璋院。下座で平伏す慶喜。
天璋院は挨拶は無用と遮り、此度の顛末について説明を求める。
薩摩の策略に乗せられて戦を始め、敗北を喫したと手短に話す慶喜。
多くの兵を置き去りにし、江戸に逃げ帰ったことを責める天璋院に、慶喜は自分が大阪から姿を消さなければ、どちらかが滅ぶまで戦い続けることになったと説明する。
天璋院に戦を止めさせるためだと言うのかと聞かれ、真の敵は諸外国であり、内輪の戦は避けねばならないと答える慶喜。
何のために私に会いたいと思ったのかと聞かれ、答えに窮する慶喜。
その表情を見て、勝に言われて会いに来たことを悟る天璋院。
天璋院は慶喜に、「あなたが自分の意思で来る訳がない。あなたは私を侮っておいでじゃ。女子ゆえ。そして成り上がりゆえ。しかし今は大奥を統べる大御台所。このようなことで徳川家をつぶすわけにはいかん」と言い放ち、
この首の一つや二つは差し出す覚悟は出来ているという慶喜に綺麗ごとはもうよいと言う。
「このままおめおめ生きろと?」と聞く慶喜に、「生きてもらいます。あなたを信じ、従ったばかりに裏切られた者たちへの償いのためにも」と生き恥をさらすように言う天璋院。
もう一つやるべきことがあると言う天璋院は、慶喜を連れて静寛院を訪ねる。


そうだそうだ。生き恥さらせ!(笑)

京・御所。
西郷は岩倉に江戸総攻めの采配を取りたいと願い出る。岩倉は最初からそのつもりだが、勅命なので有栖川宮熾仁親王に大総督をしてもらい、西郷はその参謀役ということになると言う。
岩倉は薩摩の西郷が薩摩の天璋院を追い詰め、しかも有栖川宮は和宮の許婚だった人だというのは皮肉なことだと言う。歴史というのはこういうむごいことを時々やると言う岩倉に対し、西郷は「そいはむごいとは言えもはん。縁もゆかりもない相手に討たれる方がいっそむごい」と答える。
江戸城・大奥。
天璋院は慶喜に、戦を避けるためにも徳川宗家の汚名をそそぐためにも今はひたすら許しを請うしかない、薩摩長州と戦うべきという声に耳も貸さずに恭順、隠居謹慎を貫くように言う。
それだけでは敵も許してくれないため、慶喜の一命を救ってくれるようにという嘆願書を書こうと思っているという天璋院。静寛院にも、朝廷に訴えることの出来る人は他にいないと力添えを要請する。
「母上様の仰せでしたら」と答える静寛院に頭を下げる天璋院。
なぜそこまでのことをと聞く慶喜に、「あなたは家族です。徳川という家に集った家族である以上、私は命を懸けてあなたを守らねばなりません」と答える天璋院。慶喜は聡明であり、朝敵として追われる身になること、その末に更なる戦と流血が待っていることを見通せてしまったのだろうと言う天璋院は、人の上に立つ者の孤独に理解を示し、家茂、家定と将軍の重荷を背負って若くして亡くなった2人の分も生きて欲しいと言い、「これまでのご苦労お察し申し上げまする」と頭を下げる。


何だかんだ言いながら慶喜のことを理解しているんですな、天璋院は。

薩摩・小松邸。
帯刀は足の痛みをおして京に向けて旅立とうとしていた。
龍馬が生きていた頃、どのような国を作ればよいかを幾度も話し合ったという帯刀は、その国づくりを為すために京に上るのであり、死ぬためではないとお近に安心して待つように言う。
駕籠に乗る帯刀を見送るお近。
江戸。天璋院は勝を呼び出し、慶喜、静寛院と話し合い、徳川宗家のこれからの一切を任せることにしたと告げる。徳川家の役に立てることを無上の喜びと言う勝。
慶喜の様子を尋ねられた勝は、よく耐えている、狭い部屋にこもってただただ沈黙を守っていると答える。
薩摩が江戸に攻めてくるだろうという勝に、どうやって迎え撃つかを聞く天璋院。戦う策がないではない、攻めもせず守りもせず、戦わずして勝つ策を考えているという勝は、詳しくは言えないが、無策こそ最上の策とだけ述べる。
天璋院は「我らの命、そちに預けよう」と、思うまま存分に働くがいいと勝に言う。


いよいよ大詰めという感じがしてきましたね。
さて、勝の策とは何なのか。ってもう知ってますけどね(笑)。


「篤姫紀行」
〜鳥羽・伏見の戦い〜京都府京都市/八幡市
鴨川、城南宮、妙教寺、本堂の柱に命中した大砲弾(妙教寺蔵)、大砲弾が貫通した穴、男山、岩清水八幡宮
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×吉嶺史晴
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