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2008/11/2

大河ドラマ『篤姫』第四十四回「龍馬死すとも」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子  脚本協力:田渕高志
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市
所作指導:西川箕乃助  武術指導:林邦史朗
薩摩ことば指導:西田聖志郎  御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子  土佐ことば指導:岡林桂子
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(天璋院)、瑛太(小松帯刀)、小澤征悦(西郷吉之助)、原田泰造(大久保一蔵)、堀北真希(静寛院)、矢島健一(松平春嶽)、西田聖志郎(板倉勝静)、竹本聡子(土御門藤子)、こだま愛(花園)、安倍麻美(常磐)、小林海人(田安亀之助)、天原まさみち(中岡慎太郎)、古本新乃輔(後藤象二郎)、中嶋朋子(重野)、高橋由美子(唐橋)、平 岳大(徳川慶喜)、原田夏希(お琴)、岩井友見(歌橋)、玉木 宏(坂本龍馬)、市川実日子(お龍)、稲葉さゆり、宮崎彩子、中村春菜、細川あゆみ、澁谷晶己、東條織江、奥野月琴、早野実紗、関塚まいこ、岡林桂子、長谷川ほまれ、チョー、宝井プロ、フジアクター、エンゼルプロ、キャンパスシネマ、劇団ひまわり、舞夢プロ、テアトルアカデミー、クロキプロ、若駒、稲森いずみ(滝山)、高畑淳子(本寿院)、片岡鶴太郎(岩倉具視)、中村メイコ(庭田嗣子)、北大路欣也(勝麟太郎)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:山口類児  技術:市川隆男  音響効果:西ノ宮金之助
撮影:安藤清茂  照明:新藤利夫  音声:渡辺暁雄  映像技術:戸村義男
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:神野直之
演出:渡邊良雄




慶応3年6月。
大奥では厄気払いの恒例行事、御嘉祥を内々に行っていた。
歌橋は公方のいない大奥は月のない夜と同じことで気が滅入ると本寿院にこぼすが、滝山はこういった行事は続けることが大事だと言う。本来なら御台所が餅や菓子を配るが今はおらず、静寛院もやりそうにはない。
滝山は庭田に品物を勧めるが、庭田はそれを断る。汗をぬぐって顔色のよくない庭田を気遣う静寛院。
天璋院の居場所を尋ねる本寿院に、大奥を守るための仕事をしていると答える滝山。
天璋院は、田安家七代当主・亀之助と父・慶頼(よしのり)に面会していた。
家茂は亀之助を次の将軍にと望んでいたが、日本国が危機に瀕している今、年長の慶喜を押す声が強く、その望みを叶えることはできなかったと天璋院。更に、徳川宗家をいずれ支えるときが来ることを心得、文武に励むとともに眼を大きく開いて世の中を見ておくように言う。
廊下。亀之助は聡明な男子のようだったと話す天璋院。「あの幼さでは…」と言う唐橋をたしなめる重野。部屋に入った天璋院は、慶喜が城にいないとあっては、皆がいつまで辛抱してくれるものかと大奥が危機のただなかにあることを憂慮する。


田安家は父親がいるのになんで子供が当主なのかと思いましたが、旧井伊派ということで安政の大獄の責任を取らされて隠居してたんですね。
それと慶頼は松平春嶽の実弟で、江戸城無血開城にも尽力したそうで。
それなのに役名すら出ない扱い…。

京・岩倉邸。帯刀、西郷、大久保が岩倉具視と話している。
慶喜の下では日本国を一つにまとめることなど到底無理だという西郷に、ならば幕府を討つかと聞く岩倉。顔を見合わせる西郷と大久保。考えを見抜かれた大久保は、慶喜を将軍の座から追い落とし、徳川の世を終わらせると話すが、帯刀はそれは薩摩藩の考えではない、倒幕などもってのほかで大義がないと言う。
今は大義より策だと言う岩倉は、幕府を朝廷の敵、朝敵にすればいいと言う。
今の帝は幕府と格別親しくなく幼少だから、勅命は我々で作ればいいと岩倉。
西郷と大久保は感心するが、帯刀は納得できないと反対する。岩倉は帯刀のことを甘いと言い、新しい日本国の形を作るには古い幕府は邪魔なだけであり、全部叩きつぶして更地にしてから取りかからねばならないと述べる。


あれ? 鶴ちゃんってこんな台詞回ししてましたっけ?
何だか急に岩倉具視が悪代官のようになってますが…。

小松邸。
帯刀が廊下で物思いに沈んでいると、お琴が安千代を抱いてやってくる。
松千代を抱く帯刀。お琴から龍馬が来て、伏見の寺田屋に泊まっていると聞いた帯刀は、松千代をお琴に渡し、急いで出て行く。帯刀を目で追いながら、松千代をあやすお琴。
寺田屋。勅命によって幕府を武力で倒すという岩倉の策について尋ねられた龍馬は、長崎から来る途中、8つばかり策を考えたと言って書付を見せる。それは和を持って幕府を倒すというもので、幕府には政から手を引いてもらい、政権を朝廷に返すということであり、土佐の後藤象二郎が大政奉還という名目でまとめていると説明する龍馬。慶喜が受け入れるだろうかと聞く帯刀に、龍馬は利口だったら大政奉還するに決まっていると答える。
薩摩藩邸。帯刀は西郷と大久保に大政奉還について話す。
建白が受け入れられなかった場合は、朝廷は幕府を日本国の敵として倒幕の勅命を出すことができる。帯刀はそうならないように何があっても大政奉還を成就させるつもりだと宣言する。
薩摩と土佐の両藩は大政奉還および新政権樹立を目指すことを約束、世に言う薩土盟約が結ばれる。後藤象二郎、中岡慎太郎も異議はないと賛成する。
この新しい動きは江戸城でも知るところとなる。天璋院から幕府はどうなるのかと聞かれた滝山は、詳しくは分からないとしながらも、これまでとは立場が変わってしまうのは確かだと答える。前代未聞のことで先行きが案じられてならないと不安を口にする滝山。
天璋院は今の話を他言無用とし、事がはっきりするまで一切外に漏らさないように命じる。滝山は遠からず都で話し合いが行われ、すべてはそれからだと言う。


お、後藤象二郎は古本新乃輔さんだ。その昔、加勢大周容疑者(笑)とラジオ番組をやってたなぁ…。

10月3日、土佐藩は大政奉還の建白書を幕府に提出。
これを受けて慶喜は二条城に在京の40藩の諸侯と重臣たちを集め、大会議を催す。
帯刀は幕府は一刻も早く大政を奉還すべきだと意見する。徳川将軍家に従おうという藩は少なく、朝廷自ら政をしてその下に万民一体となる時が来たという帯刀は、明日にでも大政奉還の奏上あってしかるべきと慶喜に訴える。
大奥。滝山は天璋院に、慶喜が大政を奉還し、慶喜を説得したのは帯刀だと報告する。
これからどうなるのかと心配する重野に「私にも分からぬ」と答える天璋院。
そこへ本寿院と歌橋がやってくる。このままでいられる訳がないと興奮状態の本寿院は戦になるのかと天璋院に尋ねる。天璋院は今は皆目分からないと答える。
天璋院は勝を呼ぶように言うが、重野は軍制改革にかかりきりで多忙だと答える。
天璋院は何としてでも勝を召し出すように命じる。
その話はたちまち大奥中に広がる。
静寛院の女中たちも大政奉還について話していると、庭田の姿が見当たらない。
扉に寄りかかっている庭田の姿を見て駆け寄る静寛院。庭田はその場に倒れる。医者を呼ぶように指示する静寛院。庭田はこのところ何も食べていなかったという。
庭田は意識を取り戻すが、「観行院さんがおいでやした。…帝まで」とうわ言を口にする。静寛院は「しっかりするのじゃ、庭田」と呼びかけるが、庭田は「ほんのちょっとの間、休ませておくれやす」と言うと目を閉じて息を引き取る。


妖怪、死す。
最後の最後まで中村メイコさんに見えませんでした(笑)。
しかし二条城での会議は帯刀だけ総髪だからかなり浮いてますね。

京都では。
慶喜に面会した春嶽がこのままでは薩摩長州をますます勢いづかせてしまうと言うと、慶喜は国政を司る知恵も力も朝廷にはなく、いずれ徳川に泣きついてくると強気の姿勢を見せる。
帯刀は久々に龍馬と面会する。帯刀の働きを褒める龍馬に、土佐藩が建白書を用意してくれたおかげと謙遜する帯刀。
龍馬は新しい政をするにあたっての顔ぶれを考えたと言い、書付を見せる。帯刀がそこに龍馬の名前がないことを尋ねると、龍馬は窮屈な役人は性に合わないと答える。お琴は、お龍が龍馬には何も欲がなく、何をするのか分からないと言っていたと言い、帯刀もよく似ていると笑う。
隣の部屋から赤ん坊の泣き声が聞こえてきて、お琴は退室する。
龍馬から西郷と大久保について聞かれた帯刀は、ここへきて2人とは目指すものが違ってきているような気がすると寂しげな表情を浮かべる。
岩倉邸。このままでは何も変わらないと大久保。
岩倉が用意していた倒幕の勅諚を床に投げ捨て、これを作ったのと同じ日に大政奉還がなろうとはと悔しさをにじませると、西郷は自分たちには幕府を倒すという気概が欠けていたと言う。岩倉に幕府をつぶせると思うかと聞かれた西郷は、できるかできないかではなくやるのみ、そうしないと何百年経ってもこの国は変わらないと答える。
策を考えてみようかという西郷。


なるほど。慶喜にはそういう考えがあったんですね。
学校ではただ事実だけしか教えられないからいけませんね。

酒を酌み交わす帯刀と龍馬。
帯刀が薩摩に帰ったら寂しくなると言う龍馬に、年内には京に帰ると帯刀。
帯刀は龍馬にこれからやってみたいことを聞く。
龍馬は昔、海は全部つながっていると勝に言われたと話し、海の果ての果てまで行って、どんな暮らしをしているか見てみたいと言う。日本は小さい国だから坂本さんには合わないのだろうと言う帯刀に、この国が一番、そうじゃなかったらこの国のことを考えないと答える龍馬。
これから日本はどうなっていくのかと聞かれた龍馬は、心配することはない、どんどんよくなり、もうすぐ武士や町人や百姓もなくなって誰もが政に加わる世が来ると言う。望んでいたらそうなる、ならんかったら自分たちが必死になっている甲斐がないと肩を叩き合う龍馬と帯刀。
下関・自然堂。お龍が弾いていた月琴の弦が切れる。
京・近江屋。暗闇の中、刀を手に階段を駆け上がる数人の男。
部屋に入り、龍馬と中岡に襲いかかる。龍馬はピストルを払われ、額を斬られる。龍馬は床の間の刀に手を伸ばそうとするが、背中を斬られる。立ち去る男たち。
畳の上に仰向けになる龍馬。お龍の名前を呼び、「ちっくと寒いきに」と言うと目を閉じる。
薩摩に帰っていた帯刀は、家臣から龍馬が何者かに襲われて落命したと報告を受ける。
裸足で庭に下り、「坂本さん!」と叫ぶ帯刀。
悲痛な叫びとともに膝をつき、拳で地面を殴る。


いいですねぇ、瑛太くん。
「坂本さん!」と叫んだ後の「えぁ!?」がうまい。
しかし「望んじょったらそうなる」は2回も回想しなくても…(笑)。

江戸城、大奥。
久々に面会した勝に確かめたいことが山のようにあると天璋院。
何かあったのかと聞かれた勝は、大切な弟子が京都で死んだ、坂本龍馬という男だったと答え、国のため民のためにこの日本国を変えようと戦ってきた男だと話す。龍馬が帯刀と盟友で同じ年の生まれだったと聞いた天璋院は、自分とも同い年ということかとつぶやく。
大政奉還を龍馬と帯刀が推し進めたのは、国内の戦を避けるためであり、幕府だけでなく徳川家も危うかったと言う勝に、「大政奉還とはそのようなことであったのか」と天璋院。
「私もこれから日本国のために戦います。無駄な血を一滴たりとも流させないために戦っていく覚悟を決めました」という勝の言葉を聞き、目を閉じる天璋院。目を開け、「私も覚悟を決めることにする。勝と同じく戦う覚悟を」と言う。
天璋院は、大政奉還の騒ぎで自らを見失っていた、自分がやらねばならぬこと、やると決めたことを忘れ、勝に助けを求めようとしていたと言う。「私も戦う。己がやるべきことをやる。日本国のために命を懸けた小松帯刀とその坂本龍馬に恥じぬようにな」という天璋院の言葉に平伏す勝。
座敷。天璋院は皆を集め、一つだけ申し伝えておきたいことがあると言う。
「大奥は安泰である。幕府に我らを守る力がない今、これより大奥と徳川家はこの天璋院が守って参る。天下の形勢、人の思惑に左右されるのは今日を限りに止めとする。大奥を守るためならば一命に懸けても私が戦う」。
静寛院が「母上様。私も徳川に嫁いだ身。母上様とともに戦う覚悟は出来ております」と言うのを聞いた天璋院は、「大奥は私と宮様が守ってみせる」と言う。
本寿院も立ち上がり、自分にも戦う覚悟はあると述べる。
天璋院はこのことを下々の者にまで伝え、安心させてやってもらいたいと言う。
天璋院と目を合わせ、うなずく静寛院。


かっちょいい〜。
いやホント、天璋院もたくましくなりましたねぇ。
こういうリーダーシップを取れる人が今の政治家にもいるとよいのですが…。


「篤姫紀行」
〜大政奉還の舞台〜京都府京都市
二条城、二の丸御殿、天守閣跡
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×吉嶺史晴
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