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2008/9/12

『ニュースの天才』  映画道

『ニュースの天才』
SHATTERED GLASS

2003年アメリカ・カナダ映画 94分
脚本・監督:ビリー・レイ  原案:H・G・ビッシンジャー
製作総指揮:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー、マイケル・パセオネック、トム・オーテンバーグ
製作:クレイグ・ボームガーテン、アダム・メリムズ、ゲイ・ヒルシュ、トーヴ・クリステンセン
撮影:マンディ・ウォーカー  音楽:マイケル・ダナ
出演:ヘイデン・クリステンセン(スティーヴン・グラス)、ピーター・サースガード(チャールズ・“チャック”・レーン)、クロエ・セヴィニー(ケイトリン・アヴィー)、スティーヴ・ザーン(アダム・ペネンバーグ)、ハンク・アザリア(マイケル・ケリー)、ロザリオ・ドーソン(アンディ・フォックス)、メラニー・リンスキー(エミー・ブランド)、マーク・ブラム(ルイス・エストリッジ)、シモーヌ=エリーゼ・ジラール(カタリーナ・バニアー)、チャド・ドネッラ(デイヴィッド・バッチ)、ジェイミー・エルマン(アーロン・ブルース)、ルーク・カービー(ロブ・グルーエン)、キャス・アンヴァー(カンビス・フォルーハー)、リンダ・スミス(グロリア)、テッド・コッチェフ(会長マーティー・ペレス)、クリスチャン・テシエ(ケード)、アンドルー・エアリー(アレック・シャンパート)、キャロライン・グッドール(デューク先生)、ブリタニー・ドリスデル(生徒ミーガン)




1914年に創刊された「THE NEW REPUBLIC」誌は、大統領専用機内に唯一設置され、アメリカ国内でもっとも権威あるとされる政治マガジン。編集部があるのは、アメリカの政治の中枢ワシントンD.C.。1998年当時、スティーヴン・グラスはそこで働く15人のアソシエート・エディターの中で最年少の25歳だった。編集長を務めるマイケル・ケリーの下、スティーヴンは斬新な切り口で特ダネをモノにするジャーナリストとして、頭角を現し始める。同僚たちの関心が国際紛争や内政問題に向かうなか、スティーヴンは、より身近なところで行われている不正行為に着目。政財界のゴシップを次々とスクープし、人気と注目を集めた。そんな彼には「HARPER'S」や「Rolling Stone」といった一流誌からも執筆の依頼が舞い込むようになるが、ケイトリンやエイミーら女性の同僚の顔を立て、周囲に気配りを怠らないスティーヴンの控えめな態度は、売れっ子になっても変わることがなかった。そんなある日、編集部に重大な異変が起きる。かねてから会長のマーティー・ペレスと対立していた編集長のマイケルが、クビを宣告されたのだ。後釜に指名されたのは、それまでスティーヴンたちと机を並べていた同僚のチャック・レーン。突然の決定に、上司として、ジャーナリストとして、マイケルを敬愛していた編集部員たちは動揺と困惑を隠せない。彼らの反感の視線を浴びながら、チャックは新編集長の座に就いた。それから数ヶ月後、スティーヴンは大手コンピューター・ソフト会社のジュークマイクロニクスがイアンと名乗る最年少ハッカーの少年の恐喝に乗る形で多額の報酬の支払いに応じたことをスッパ抜き、「ハッカー天国」というタイトルの記事を誌面に発表した。折りしも時代はネット・バブルの最盛期。記事はたちまち大きな反響を呼び、スティーヴンはスター・ライターとして脚光を浴びた。その成功にライバル心をかきたてられたのが、ニューヨークを本拠地にするネットマガジン「Forbes Digital Tool」の編集部だった。なぜ自分たちの十八番であるはずのネット関連の特ダネを「THE NEW REPUBLIC」に抜かれたのか? 編集長カンバスに呼びつけられ、同じネタを追うように命じられた記者のアダム・ペネンバーグは早速、スティーヴンの執筆した記事を基に事件の調査を始める。だが奇妙なことに、ジュークマイクロニクスというソフト会社も、イアンというハッカー少年も、彼のエージェントとして登場する男も、この世に存在している痕跡がない。もしかしたら、スティーヴンはハッカーの一人に騙されたのでは? 別の特ダネの匂いを嗅ぎつけたアダムは、スティーヴンとチャックに電話取材を申し込む。「THE NEW REPUBLIC」の威信をかけ、取材に臨むスティーヴンとチャック。だが、アダムの追及に歯切れの悪くなるスティーヴンの様子にチャックはやがて疑問を抱き始め、自らも事件の真相究明に乗り出すのだが…。【公式サイトより引用】

今年公開の『アメリカを売った男』同様、実話を題材にしたビリー・レイ監督作品。

表向き、母校に招かれた主人公が後輩たちに自らの経験を話すという形で進んでいくものだから、てっきり一種の成功譚なのかと思いきや、まさかそのシーンまで“捏造”だったとは。
スティーヴンが捏造記事を書いたのも、マイケルに代わって編集長となったチャックを陥れるための罠ではないかとか、最後の最後に本当に捏造じゃなかったと判るのではないかとも深読みしてしまった。
そういったこともあって、最後まで緊張感を持って観ることができた。
94分という短い尺ということもあるけど、ヘイデン・クリステンセンさん(『スターウォーズ エピソード2』『同3』を観ていないのでちゃんと見るのはこれが初めて)やピーター・サースガードさんらの演技も引きつけられるものだった。

それにしてもよくそれだけの捏造記事がバレなかったもんだ。
母校のシーンで記事になるまではいくつもの事実確認をするという説明があったけど、スティーヴンの記事は面白さ優先でそういったところを怠ったということなんだろうか。
『アメリカを売った男』もそうだったけど、主人公がなぜそのような行動を取ったのかという説明はほとんどない。最初に主人公が傍白するように目立ちたがりというか人の気を引きたかっただけなのか。
繰り返し出てくる"Are you mad at me?"(怒ってる?)という台詞や周囲への異常なまでの気配りからすると、単に気の小さい男が自分の居場所を失いたくないがために嘘を書き続けたというだけのことかも知れないけど。
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