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2008/8/31

舞台『フラガール』  演劇道

舞台『フラガール』

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【名古屋公演】
2008年8月28日(木)〜31日(日)
御園座
一等席:9,500円  二等席:6,000円  三等席:3,000円

脚本:羽原大介  演出:山田和也
テーマ曲:ジェイク・シマブクロ  舞踊振付・指導:カレイナニ早川
音楽:佐橋俊彦  美術:大田創  照明:高見和義  音響:山本浩一
衣裳:原まさみ  ヘアメイク:鎌田直樹  振付:西祐子  アクション:渥美博
演出助手:豊田めぐみ  舞台監督:北條孝

出演:福田沙紀(谷川紀美子)、片瀬那奈(平山まどか)、阿部力(谷川洋二朗)、久世星佳(谷川千代)、田山涼成(吉本紀夫)、根本はるみ(熊野早百合)、今井りか(木村早苗)、風間水希(佐々木初子)、福本伸一(熊野五郎)、華城季帆(まどかの後輩)、<フラガールズ>歩、石井咲、池永亜美(純子)、ヴァネッサ・ルート、大澤恵、岡本茜、梶原樹、加東希望、加藤やよい、河野悠里、齋藤実希、佐伯聖羅、島之原樞、首藤萌美、高橋あゆみ、武石愛未、美景、水野夏美、八子亜由美、八塚文香、山際麻衣、横町七瀬(50音順)、及川いぞう(炭坑夫)、松林慎司、ゆかわたかし、浦島三太郎、後藤恵、鄭光誠、高橋稔、杉本凌士、大迫茂生、田久保宗稔(借金取り)

昭和40年、閉鎖の迫る炭鉱の町を救うため、北国をハワイに変えるという、
起死回生のプロジェクトが持ち上がる。目玉となるのはフラダンスショー。フラダンスを炭鉱娘に教えるため、東京からダンサーの平山まどかがやってくる。集まったのは紀美子と早苗、父親に連れてこられた早百合、そして子持ちの初子の素人4人。嫌々ながら教え始めるまどかだったが、ひたむきに踊る少女たちの姿にいつしか忘れかけていた情熱を思い出し、徐々にフラガールの数も増えていく。母親の千代に反対された紀美子は家を飛び出し、早苗は炭鉱をクビになった父親に暴力を奮われ、北海道の夕張へと去っていく。ハワイアンセンターのオープンを控えて各地を回る彼女たちだったが、落盤事故が起こり、早百合の父・五郎が巻き込まれる。

2006年に公開されて様々な賞を獲得した同名映画の舞台化。
脚本は映画版と同じ羽原大介さんで、テーマソングも引き続きジェイク・シマブクロさんが担当。平山まどかさんのモデルとなったカレイナニ早川さんが舞踏振付・指導にあたる。

これだけ映画版のスタッフが関わっているとどうしても比較してしまうが、はっきり言って映画版には遥かに及ばない出来(映画版の感想はこちらこちら。基本的なストーリーは同じながら、それぞれのエピソードがブツ切れの印象で、登場人物の心情も繋がってみえない。これは編集という手が使える映画と生の舞台との違いを作り手が分かっておらず、下手に映画版を引きずってしまった結果とも言える。
例えば、まどかが他のフラガールたちにハッパをかけるシーンでは、紀美子が一人離れたところにいたと思いきや、次のシーンでは何事もなかったかのように談笑していたり、まどかがいなくなって他のメンバーに厳しくあたるようになったことで紀美子が孤立したかと思いきや、何の説明もないままにいつの間にか受け容れられたりしている。
しかもハワイアンセンターがオープンを迎える日、紀美子は本番直前にボイラー室に立てこもってしまうのだけど、本番の途中で戻ってきてよかったよかったとなる。他のメンバーにしてみたら、そんな勝手な行動をされて許せるようには思えないんだけど。最後の最後まで紀美子がフラガールズの中でどういった存在なのかが見えてこず、生の舞台だからこそ味わえるフラダンスの醍醐味が損なわれてしまった。

これは決して役者の問題ではなく、初舞台となる福田沙紀さんも『僕たちの好きだった革命』以来の片瀬那奈さんも頑張っていたと思う。もっとも映画版の蒼井優さん、松雪泰子さんには敵わないが。
他のキャラクターもすべて映画版に比べて見劣りしていた。
よかったのは田山涼成さんぐらいなもので。
ちょっと消化不良なのでまた映画版が観たくなってしまった(笑)。


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