芦川いづみさんデビュー65周年記念 DVD10タイトル発売!

2008/8/24

大河ドラマ『篤姫』第三十四回「公家と武家」  『篤姫』道

原作:宮尾登美子「天璋院篤姫」
脚本:田渕久美子
音楽:吉俣 良
テーマ音楽演奏:NHK交響楽団  テーマ音楽指揮:井上道義
演奏:弦一徹オーケストラ  題字:菊池錦子
時代考証:原口 泉、大石 学  建築考証:平井 聖  衣裳考証:小泉清子  脚本協力:田渕高志
撮影協力:鹿児島県、鹿児島県鹿児島市、茨城県つくばみらい市
武術指導:林邦史朗  所作指導:西川箕乃助
御所ことば指導:堀井令以知  京ことば指導:井上裕季子  薩摩ことば指導:西田聖志郎
資料提供:德川記念財団、尚古集成館、伊牟田志香人、野本禎司、竹村 誠
語り:奈良岡朋子

出演:宮﨑あおい(天璋院)、瑛太(小松帯刀)、小澤征悦(西郷吉之助)、原田泰造(大久保正助)、堀北真希(和宮)、松田翔太(徳川家茂)、三宅弘城(伊地知正治)、平山広行(有村俊斎)、志賀廣太郎(久世広周)、俊藤光利(大山綱良)、安部麻美(常盤)、竹本聡子(土御門藤子)、こだま愛(花園)、武智健二(奈良原喜八郎)、水谷百輔(西郷信吾)、真島公平(西郷吉次郎)、的場浩司(有馬新七)、中嶋朋子(重野)、東儀秀樹(孝明天皇)、白井 晃(安藤信正)、若村麻由美(観行院)、稲葉さゆり、細川あゆみ、鈴木美智子、三宅ひとみ、早野実紗、澁谷晶己、宮崎彩子、中村春菜、小見美幸、歌原奈緒、川田しのぶ、神川真理、若駒、劇団ひまわり、テアトルアカデミー、舞夢プロ、宝井プロジェクト、フジアクターズシネマ、ヴィヴィッドエンターテイメント、稲森いずみ(滝山)、山口祐一郎(島津久光)、片岡鶴太郎(岩倉具視)、中村メイコ(庭田嗣子)

制作統括:佐野元彦
プロデューサー:屋敷陽太郎  美術:小味山潤  技術:市川隆男  音響効果:西ノ宮金之助
撮影:安藤清茂  照明:新藤利夫  音声:鈴木克明  映像技術:片岡啓太
記録:水島清子  編集:佐藤秀城  美術進行:高橋秀樹
演出:佐藤峰世




江戸城大奥。天璋院は和宮のために自分の部屋を明け渡す。新調された調度を見て花園を褒める天璋院。そこへ滝山が来て、朝廷より五ヶ条の申し書きが届いたと持ってくる。書状にを見て顔色を変える天璋院。
書状を受け取った重野は、先の帝の法要の節は京へ上ること、輿入れの後も身辺は万事御所風を守ることと読み上げる。武家の棟梁の徳川家に嫁ぐのに京の慣わしに執心するとはどういうつもりかと憤る滝山。
天璋院はこれまでにない婚儀なのだから、まずはどっしり構えるのが一番だと女中たちに伝える。
一方、京では孝明天皇が和宮に公武合体がなり、攘夷が叶うのを切に願うと家茂に伝えるように言う。頭を下げる和宮と勧行院。庭田は和宮の名が歴史に残るように務めると誓う。
江戸城大奥新座敷。
天璋院は家茂に輿入れを決意した和宮の気持を重んじるように言い、家茂も安んじて暮らせるよう出来る限りのことをすると約束する。かつて薩摩の父の命を受け、徳川将軍家に嫁いで来た天璋院は公武合体の使命を帯びた和宮の心が分かるような気がすると言う。
幕府が朝廷と交わした約束が気になると言う天璋院は、10年で攘夷が叶うとは思えないと言い、家茂も攘夷そのものが難しく、開国の流れは引き戻せないと考えを述べる。家茂は縁に座り込んだ天璋院に、先のことを憂うより今出来ることを考えようと言う。


天璋院、ちょっとメイクが白すぎませんか?
まぁ庭田嗣子ほどではありませんが(笑)。
しかし家茂と接しているときはすっかりお母さんですね。大したものです。

和宮は中山道を下り、11月15日江戸城内の清水家上屋敷に入る。
滝山から到着の報告を受け、安堵する天璋院だったが、滝山の表情を見て何かあったのか尋ねる。滝山は早くも悶着があったと言い、和宮と勧行院が扇で顔を隠して対応した上、食事と着物も用意したが、すべて御所風で行くと断られたと話す。道中でも慣わしの違いで何度もぶつかったと聞き、心配する天璋院。


扇で顔を隠すとは武家風とか御所風とか言う以前に人としてどうなのよと言う感じがしてしまいますね。ま、ご身分がお高くあそばしますので下々の者には顔をお見せになりたくないのかも知れませんが。

その頃、薩摩では尊皇攘夷の志に燃える誠忠組の面々がやり場のない怒りをたぎらせていた。今では国父と呼ぶように言う久光を批判し、やはり突出すべきだったと声を揃える一同。伊地知は大久保がいきなり御小納戸役に出世したことが気にかかると言う。
帯刀は久光に公武合体が進めば幕府は朝廷の言いなりになり、無謀な攘夷実行に突き進むに違いないと進言する。幕府が姑息な手段で朝廷の権威を借りたとしても政を一新しなければ、いずれ外国に攻め込まれ清国の二の舞になるのは必定と続け、この薩摩が幕政改革に名乗りをあげるように言う。久光に意見を求められた大久保は、久光の心一つであり、今こそ力を発揮するときだと答える。
久光は意を決して「都へ参る」と告げる。
大久保と帯刀は奄美にいる西郷を呼び戻して欲しいと言い、京に上るには西郷の力抜きには考えられないと訴える。斉彬も認めていた男だと聞いていた久光は目を閉じて思案する。


久光が目を閉じながら話を聞いているというのも小芝居入ってますね(笑)。

江戸では和宮が江戸城に入る日がやってくる。
勧行院、庭田嗣子、数名の女官を従え、廊下を進む和宮。部屋に入り、打掛や調度品を見て足を止める。調度品に徳川の家紋があるのを見て、目を見開く勧行院。
無事に入ったと聞いて喜ぶ天璋院。
家茂との婚礼は来年2月に決まる。滝山はこれから2人が対面すると報告し、家茂が位負けしないように祈るばかりだと言う。
新御殿では庭田が和宮に身分の違いをくれぐれも忘れないように諭す。
勧行院が「東の代官に嫁ぐとはほんに憐れなこと」と言うのを聞き、眉を顰める女中たち。その代官が蛇とも鬼とも言われていると庭田に教えられ、驚く勧行院。
天璋院は縁に出て落ち着かない様子。
対面所。上段の間に和宮が座っている。下段の間に控えた滝山と庭田は視線をそらす。家茂が上座につき、挨拶を交わす家茂と和宮。
対面を終えた後、和宮は家茂が鬼などではなかったと感想を漏らす。
家茂が立派だったと聞き、笑みを浮かべる天璋院。
次は天璋院との対面。滝山は天璋院が上座、和宮が下座にすると断り、それが武家のしきたりだと言う。
対面所。上座に座布団が1枚。天璋院は和宮の敷物について尋ねるが、和宮が来てしまう。天璋院は上座につき、和宮を迎える。滝山は下座に着座するように言うが、庭田は下座で敷物もないことに憤る。天璋院は詫びて自分の敷物を使うように滝山に言うが、勧行院は一度敷いたものなど使えないと返す。
和宮は下座に着座する。下段の間で向かい合う滝山と庭田たち。
新座敷に戻ってきた天璋院はあれでよかったのかといぶかしむが、滝山は敷物がなくても嫁姑の間なら当然のことで気にすることはないと答える。そこへ花園が来て、京の方たちが和宮の側に集まって身も世もなき様子で泣いていると報告する。滝山はそれでもしきたりはしきたり、悔しがる方がおかしいと平然としている。
そこへ和宮からの土産が届けられる。重野から目録を受け取った天璋院は、宛名書きに「天璋院へ」と書かれているのを見て眉間に皺を寄せる。それを知った重野たちはこれは慣わしの違いなどではない、礼節の根本を欠いていると色をなす。天璋院は何かの手違いかも知れないと言うが、滝山は手違いなどではないと答える。


家茂との対面はうまくいったようですが(しかもかなりの好感触)、天璋院とは早くもバトル勃発ですねぇ。前もって打ち合わせをしておけばいいのに(笑)。

程なくして年が明けたが、大奥では江戸方と京方の争いが止むことなく続けられていた。廊下で擦れ違い様、女官の裾を踏みつける中臈。
部屋で中臈たちが何にでも「さん」をつけることをからかい、御所風と気取っていても家茂から禄をもらっていると非難しているのを聞いた天璋院は、いがみ合っても何一ついいことは生まれない、やられたからやり返すなどということはしてはならないということを他の者にも伝えるように命じる。
そこへ常盤たちがやってきて、今朝方、お茶托に足がないことを馬鹿にされ、江戸のものは全部直すように言われたと悔しがる。道具をすべて納戸へしまったと聞き、驚きを隠せない天璋院。
天璋院はともに仲良くやっていく道はないものかと思案する。
天璋院は滝山から、家茂が自ら帝に証文を奉ったと聞いて驚き、安藤を呼び出して事情を聞く。安藤は老中連名で証文を出すと粘ったが、岩倉が家茂直筆のものを要求してきたと言う。更に和宮は先帝の十七回忌のため京に帰りたいと言っていて、それを止めるのに苦心していると訴える安藤。
天璋院は幕府はそれしきのことも拒めぬのかと叱咤し、政を預かり国動かす者としての気骨はないのかと責め、その点、井伊大老はやり方はともあれこうと断ずる気概とそれを貫く力があったと言う。「そちらは己が腑抜けであることを知り、それを天に向かって恥じるがよい」と激烈な口調で言う天璋院。


安藤さん、えらい言われようですなぁ。
そう言えば、白井晃さんは宮﨑あおいさん初主演のミュージカル『星の王子さま』
で演出を担当していたんですよね。あるいはその時の恨みが残っていたりして…(笑)。

御座の間。その話を聞いて大笑いする家茂。
家茂はそこまで言われては安藤が可哀想だと言い、それなりに抵抗して返事を3日も延ばしたと話すが、天璋院は帝に証文を差し出すことに屈辱を感じなかったのかと尋ねる。家茂は心配する天璋院に礼を言いながらも、証文を奉ると最後に決めたのは自分であり、公武合体の大義のためには二心なき証をしたためるべきだと思ったと話す。天下泰平のためならば証文など何ほどのことでもないと言う家茂を見つめる天璋院。
家茂は立ち上がると、徳川将軍家を汚したのでしょうかと尋ねる。天璋院はそんなことはない、家茂はこの国で家茂にしか出来ないことをやったと言い、「よくぞご決断なさいました」と頭を下げる。
重野を従えて廊下を進んでいた天璋院は足を止めると、「私は私がやるべきことをやらねばならんかもしれぬの」と引き返し、新御殿に向かう。天璋院に気づき、平伏す中臈たち。
天璋院は部屋に入ると下段の間に座り、和宮に頭を下げると、せんだっての無礼のお詫びに来たと言う。天璋院は自分をはじめ家臣の端々に至るまで一片の邪念もないことを理解してくれるよう頭を下げる。
天璋院は頭を上げると、いかなる事情があろうと和宮が徳川の人間となるのは間違いのないことであり、宮家も武家もなく、嫁した以上はその家のしきたりに従い、姑を母と立てるのが当然のことだと言う。天璋院は勧行院や庭田には口を挟ませず、自分も和宮同様、徳川家を盛り立て子々孫々へと引き継いでいくのが役目だと続け、「女子が覚悟を決めたからにはここからは一本道を歩んでいくのみにございます」と言う。
引き上げようとする天璋院を庭田が呼び止めるが、天璋院は微笑みを浮かべると「なんとも素敵な御髪(おぐし)にございますね」と言って立ち去る。
引き返しながら、重野と庭田の顔を見て胸がすっとしたと話す天璋院。
重野はこれで万が一、婚儀が流れるようなことはないかと案ずるが、天璋院はもめることはあっても流れはしないと答え、ここまで来たら和宮に引き返すつもりはないと言う。
新御殿では勧行院や庭田が悔しさを滲ませていたが、和宮は静かにするように言い、庭を見つめて考え事をしている。


いやぁ、素晴らしいですね、天璋院。というか宮﨑あおいさん。
これぞ主役!という感じです。
私も胸がすっとしましたよ(笑)。

文久2年(1862)1月15日。江戸城坂下門外。
男が安藤の乗った駕籠を呼び止める。家来に書状を渡すと、銃声が響く。
和宮の婚儀に反対の水戸浪士たちが安藤に襲いかかったのだった。
滝山は天璋院に命だけは無事だったと報告するが、幕府の威信は更に傷ついた。
薩摩。帯刀から西郷が帰ってくると聞き、歓声を上げる一同。
有馬に久光に何か考えがあってのことかと聞かれ、詳しいことは分からないと答える大久保だったが、有馬は分からないのではなく言えないのだろうと言い、一人こそこそやるようなら別の集まりを作ると立ち上がる。帯刀は軽々しく口に出来ないこともあるが、それは皆のため、薩摩のためと釈明するが、有馬は隠しごとは好かんと言うと、一礼して出て行く。
ふらつく足取りでやってくる西郷を迎える帯刀と大久保。
西郷と大久保は抱き合って再会を喜ぶ。
これと同じ2月11日、江戸城では家茂と和宮の婚儀が執り行われた。
天璋院は2人を見て微笑みながら、徳川の家を守る家を新たにする。


坂下門外の変なんてのがあったんですね。
最後まで地味やなぁ、安藤さん(笑)。


「篤姫紀行」
〜坂下門外の変〜東京都千代田区、福島県いわき市
坂下門、安藤信正像、松ヶ岡公園、平城石垣跡、丹後沢公園、良善寺(りょうぜんじ)、安藤信正の墓
語り:内藤裕子アナウンサー  演奏:吉俣良×千代正行
0



コメントを書く


名前
メールアドレス
コメント本文(1000文字まで)
URL




teacup.ブログ “AutoPage”
AutoPage最新お知らせ