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2006/5/31

『死者の書』  映画道

『死者の書』

2005年日本映画 70分
脚本・監督・アニメーション・人形:川本喜八郎  原作:折口信夫
声の出演:宮沢りえ(藤原南家の郎女)、観世銕之丞(大津皇子)、榎木孝明(大伴家持)、江守徹(恵美押勝)、黒柳徹子(當麻の語り部の媼)、新道乃里子(身狭乳母)、三谷昇(魂乞をする村人の長老)、岸田今日子(語り)

併映:
『ひさかたの天二上(あめふたかみ)』
2005年日本映画 13分
監督:川本喜八郎  語り:寺田農




奈良時代。大貴族である藤原南家の郎女(いらつめ)は、仏教に目覚め、「称讃浄土経」の千部写経を始めていた。春分の日、郎女は荘厳な俤人(おもかげびと)が二上山の上にきらめき浮かび上がるのを見た。1年後、千部目の写経を果たした郎女は、ものに憑かれたように屋敷を出て、雨の中を西へと歩き、二上山の麓にある當麻寺にたどりつく。
女人禁制のその寺で當麻の語り部の媼から大津皇子の話を聞く郎女。大津皇子は一度出逢った耳面刀自(みみものとじ)への執心ゆえにこの世にさまよい続けていた。やがて皇子と俤人を重ねて見るようになった郎女は、皇子の身を被う衣を作ろうと、ひたむきに蓮の糸で布を織り始める。


人形アニメーション。
4月に観た舞台『たまごの大きさ』でもモチーフとなっていた折口信夫(のぶおじゃないよ、しのぶだよ)氏の『死者の書』を初めての映像化。

多分、原作に比べれば随分分かりやすくなっているんだと思う。
監督自身はこの『死者の書』が人形のために用意された物語だ、と書いているのだけど、残念ながらそのようには感じられなかった。
テーマの一つである「執心」を描くのであれば、生身の人間の方が伝わりやすいのではないだろうか。
人形アニメーションというのをほとんど初めて観るので、その楽しみ方とか味わい方がつかみきれなかったのかも知れないが、やはり感情移入しづらい部分があった。
それにしても声優陣はやたら豪華。
黒柳徹子さんがハマり役。


★★
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