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2008/6/30

『妻の愛人に会う』  映画道

『妻の愛人に会う』
아내의 애인을 만나다/Driving with My Wife's Lover

2006年韓国映画 92分
脚本・監督:キム・テシク  脚本:キム・ジョナン
撮影:チャン・ソンボン  音楽:チョン・ヨンジン
出演:パク・クァンジョン(キム・テハン)、チョン・ボソク(パク・ジュンシク)、チョ・ウンジ(ジュンシクの妻ソオク)、キム・ソンミ(テハンの妻チョン・ウンス)、オ・ダルス[友情出演](ナクサンタクシー運転手)、ユ・ヨンス[友情出演](カラオケ主人)、チョン・ミソン(ヤクルトおばさん)、キム・ヒョジョン(ガソリンスタンド従業員モディリアーニ)、マイケル・アーノルド(自転車旅行者)、ウ・ユジョン(ウン(銀)タバン女1)、イ・ウンミ(ウン(銀)タバン女2)、チャン・ジュチョル(整備士)、イ・ギョンウィ(印鑑屋の少女)、シム・サンウク(カメラマン)、パク・チョリ[友情出演](ラジオコメント)




江原道ナクサンで小さなハンコ屋を営むテハンは、結婚して5年になる妻が浮気をしていることに感づいていた。相手はパク・ジュンソクというタクシー運転手。不倫現場を押さえようと決心したテハンは、店を臨時休業して長距離バスでソウルに向かう。テハンはジュンシクのタクシーに乗り込み、ナクサンに向かうよう告げる。思いがけず長距離の客を拾えたジュンシクはちょうどナクサンに行きたかったと上機嫌。週末で混雑している高速道路を避け、国道でナクサンを目指す。若くてセクシーな妻がいながら、あちこちに愛人がいるジュンシクは「この世に不倫など存在しない、あるのは愛だけだ」と自説を主張する。道中、タクシーが故障し、レッカー車が来るまでの間、道を転がってきたスイカを食べたり、バドミントンをしたい、川で泳いだりしながら暑さをしのぐ2人。修理まで1日かかると分かり、2人はスクーターを借りてタバンに行くが、ジュンシクは早速店の女と車の中で事に及ぶ。翌日、ナクサンの海岸でテハンを下ろしたジュンシクは、早速テハンの妻ウンスのもとへ。テハンは仕事道具の彫刻刀をしのばせて不倫現場へと向かう。ところが、小心者のテハンは踏み込むことができず、ジュンシクのタクシーを奪ってソウルに行き、ジュンシクの妻ソオクが営む飲み屋に向かう。

韓国アートフィルム・ショーケース上映作品。

タイトル通りの映画。
“韓国のウディ・アレン”(なんて呼んでいるのは日本だけだろうけど)と称されていたパク・クァンジョンはなるほどそのうだつの上がらない風采はそっくり。日本なら樋渡真司さんあたりがぴったり(誰も知らないような俳優の名前を出すのはよせ。爆)。
彼がハンコで「씨발(チクショウ)」と彫り、続くタイトルバックもハンコのような字体。
続く長距離バスで前の人が座席を倒したので自分もと思いきや、横の席にずれるあたりがテハンの小心者ぶりを如実に現している。

対する妻の愛人役のチョン・ボソクさんは川野太郎さん風(笑)。
ヤクルトおばさん(ちなみに韓国ではヤクが薬に通じるので人気なんだとか)にまで手を出し、途中で寄ったガソリンスタンドの店員さんともいい雰囲気に。
そりゃ誰でも冴えないテハンよりジュンシクを選ぶわなぁ。
そんな対照的な2人を乗せてタクシーは曲がりくねった道を進む。

スイカが転がってくるシーンをはじめ、この2人のやりとりはよかったし、バックに流れる音楽も心地よくて作品にマッチしていたが、テハンがジュンシクの妻(実際には戸籍は入れていない)ソオクの店に行ってからは物語がやや停滞してしまった。
タクシーを奪われたジュンシクが別のタクシーで戻ってきて(あ、オ・ダルスさんだ!)、裸で寝ているテハンと妻を見つけるが、その後の2人の会話にしても、そこからその年のクリスマスのシーンにしても(なぜかモノトーン)、それほど展開があるわけでもなく。
もう少しナクサンに着くまでの過程を長くして、テハンとジュンシクの交流を描いてもよかったように思う。


★★1/2
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